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Les Confessions

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元老・西園G

西園寺公望

幕末・明治・大正・昭和と長命。伊藤博文に引き立てられ政治家として立身、首相の経験はもちろん、元老就任以降は政界の(影の)トップに君臨、“黒幕”として暗躍。
政友会の原敬や民政党の浜口雄幸を陰から動かし、政治の大きな流れを調整していた。
日清・日露・昭和の世界大戦など、大きな戦争は大体経験している。
有事の際には天皇陛下に直接意見を言上し、国の舵取りを行った。

…西園寺公望の人生は日本の近代史(ここ150年くらいの出来事)をそのまま擬えているといっても差し支えなさそう。。。というか西園Gについて勉強しなければ近代史についてわからんのよね。。やっぱハラクマ(原田熊雄)日記読まないとだめかぁ~…><


日本近代史に一番影響を与えた人物って、西園寺公望かもしれない。


★読書感想★

後半、ほぼ西園寺無双だった

以上。




おまけ
くそみたいな絵・・・


佐賀藩校時代の江藤新平、極貧生活でいつも粗末な服を着ていて
袴も、膝上までしか丈がなかった、・・とかいう逸話を読んで

そんなの…!ミニスカートじゃんっ!!==3 ^ー^ かわいいw
すみませんすみません 
江藤の膝小僧はみんなの共同財産だよお…



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『大隈伯昔日譚』より。大隈さん&江藤さん

腐女子の煩悩による産物*  佐賀っ子漫画



ギャグじゃない漫画描くのって、疲れる・・・

八太郎は大隈重信の通称です。

『大隈伯昔日譚』の中で大隈さんが、江藤と枕ならべて一緒に寝た!とか
言ってたの読んで ちょっと、ていうか かなり可愛いv萌えvと思ってしまった^^;

以下、当該箇所を引用。
『江藤は余を勧めて其論(征韓論)に賛同せしめんとして来り訪ひ、余は却て其意を翻へさしめんとして、強ひて之を留めて勧告する所あり。互に反復弁難、遂に深夜に至り、枕褥相並へて共に余か僑居に一夜を明かしたることあり。是そ余か政治上に於いて江藤と相提携したる最終にして、而して相敵視するの始めなりし。爾来は再ひ相見るの縁なくして終に幽明相隔つるに至れり。』
(意訳)
江藤は私(大隈)を征韓論に賛成させようとして、説得するため私の家まで来た。私はむしろ、その意見を撤回させようとやっきになった。二人して議論を戦わせたが決着がつかず、深夜になったので、私の狭い家に枕と布団を並べて共に一夜を明かした。
これが私にとって、江藤と政治上関わった最後の出来事であり、そして、互いに敵対した初めての出来事だった。それ以来、二度と会うことのないまま、江藤は死んでしまったのである。


…こんな短い文章の中にも、大隈さんの後悔の念や竹馬の友を失った悲しみ、時代の不条理、悲壮感が現われていて、なんだか切なくなってしまいます。

なぜ、江藤は死ななければならなかったのか
誰も江藤を止めることができなかったのは、どうしてなのか

色々妄想すると楽しい半面、哀しくなってしまいます…。

江藤の死を悼んだのは大木喬任や副島種臣も同じで、特に大木などは、
『江藤の死によって、わが身の半身を失ったような気がした。』
『あの時、私情にほだされず、無理にでも江藤を捕らえて、閉じ込めてしまえば良かった。(江藤を佐賀へ帰してしまったのは)一生の過ちであった』(BY『江藤南白』)
という回想を残してくれているので、当時の彼らの友情の篤さが偲ばれます。

佐賀の乱のあと、大隈重信が(江藤を処刑した張本人である)大久保利通の翼下に入ったのは
なにか深い宿命的な因縁を、感じなくも無いですね・・。





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ラクガキ

しばらく絵を描かなかったので(毎度だけど)テキトーなラクガキ投下

拍手ありがとうございます!!大久保公の本はまだ積読ゆえ感想書けません
今読んでいる中公新書の『元老』が終わったら、とっかかりたいと思います。
近デジで読んでいる『大隈伯昔日譚』にも萌えエピソードがあったので
忘れないうちに感想書きたい…!!(とか言って時間たつとすぐ忘れるんだよね、いつも・・)

吉田榮太郎


木戸孝允&市(山田顕義) 
フランス(パリ)やアメリカ(ワシントン)滞在中、狂ったように町を散歩しまくってた(…)2人


この二人は、ひたすらに仲良し っつーか相思相愛であってほしい(変な意味でなく)。
木戸さんの市かわいがりが異常なので、市が嫡子でなかったら自分とこに養子入りさせていたかもしれない。(という妄想)
木戸の養子入れたがりはちょっとした病気だと思う  なんか家の前で赤ん坊(捨て子)拾って、その子も養子にしていたよね…

ところで、岩倉使節団で欧米を巡視していた当時の山田顕義って、28歳なんですよね。若ーい!!
で、当時の階級が米国側の記録によると、
“ Brigadier-General of the Imperial Army” 陸軍少将ー兵部省
とあり、使節団中最高位の軍人である。

ユタで米国の将軍と並ばされて、その身長は「1フィート、100ポンド小さい」と記録されているw
1フィートは約30センチ、100ポンドはだいたい45㎏だから、相当の体格差ですね。
つーか当時の軍人として、それってどうなんだ。
(児玉源太郎や桂太郎も小柄だったし、初期の明治陸軍にはおそらく身長制限なんてなかったのだろう。)

どこにいっても体の小さいことを指摘され、記録までされてしまう
かわいそうな市であった…。

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新しい大久保利通の本買いました。

大久保ファンの間では、有名な本ですが・・・

『甲東逸話』 昭和4年発行(甲東は、大久保利通の号)

数年前に国立国会図書館のデジタルコレクションにあったの読んで
実物ほしかったので買っちゃいました。


大久保家の家紋入り表紙。しぶかっこいい・・・


忠純許国。忠義一徹に国を認める、許す?的な意味かな?
いかにも大久保さんらしい…
大久保利通の座右の銘といえば『堅忍不抜』も有名だとおもいますが、こちらも素敵な言葉ですね。




内容は、「少壮時代」、「勤皇時代」、「在朝時代」、「家庭」の4章にわかれており
それぞれの時代+家庭でのエピソードを、幕僚や友人、家族など
大久保公の周辺人物から聴取して、まとめてあります。

親孝行で妹達の面倒もよくみたとか、小さいころはわんぱく小僧でイタズラもよくしてたとか、
冷血なようでいて実は優しい人だったとか、
寡黙でめったに喋らないけど部下の意見は何時間でも辛抱強くよく聴いたとか、
家庭では優しいお父さんで、忙しい合間をぬって子供達とキャアキャア言って遊んでたとか、
人間味あふれる大久保公の意外なエピソードがたくさん収載されてます。
   
     \ ドヤッ! /

そして突然のようにあらわれる木戸孝允のキメ顔写真 
なんかもう大久保公の本に木戸さん出てくるだけで笑うよ・・・w




おまけ

表参道のガレット屋さん行こうとしたら、近くに徳富蘆花の居住跡みつけた
たしか『みみずのたはごと』執筆当時、世田谷豪徳寺のあたりに住んでたものと思ってたけど、
ここにも住んでたのねー。なんだか意外の感




東京は、ちょっと歩くとすぐ史跡にぶつかるので、住んでてたのしい町です。
近代史は、エコで健康な趣味ですv



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日露戦争の英雄

拍手ありがとうございますv

書きたいものも、描きたいものも、たくさんあるんだけど時間がない><



児玉源太郎と乃木希典

敵軍に軍旗を奪われ鬱になった乃木が自殺しそうになってた時期、
児玉が心配して、隣の部屋に寝泊りしつつ乃木が自殺しないようにずっと見守ってあげたり
勝手に外出してフラフラ徘徊しまくる乃木を、あわてて捕まえに行ったり、連れて帰ったりして
こだま・・・・乃木の保護者かっ・・・優しいよぉ・・・!!  
世話焼き児玉と、世話やかれる乃木の関係が愛しい



それにしてもはっきりいって、現代における乃木希典の評価はあんまりだと思う。

司馬史観でいうところの乃木希典愚将論を決定づけることになった『殉死』という書籍は、
出版された当初かなり世間をにぎわせたらしい。“軍神”乃木を全否定するその衝撃的内容の本は当時そうとう問題作品扱いされたそうだが、やっぱり司馬作品には多大な影響力があるようで、今の団塊の世代なんかは(おそらく)みんな等しく、乃木希典は愚将だと信じている。

あまぞんで乃木希典を検索すると、この司馬理論に反駁するような書籍がちらほら出てくるので、歴史は見直されつつあるのかもしれない、でも、それにしたって現代人の乃木希典の扱いは、あんまりだ。

乃木の悲しみは、神風連の乱で明治天皇から下賜された軍旗を敵軍に奪われた日からはじまる。その日以来「己は死んだ」に等しく、以降つねに死場を求めてさまよい続ける過酷な人生を送った。
2人の息子を、戦死させもした。
無二の親友だった児玉源太郎が、日露戦争後、乃木よりも先に鬼籍の人になった。
このとき葬儀委員長を務めた乃木は、先に逝った戦友をどんなに羨ましく想っただろうか?

明治天皇崩御の直後、乃木は妻と共に満を持して殉死した。
それはある意味、乃木にとって、罪と苦悩にまみれ汚れてしまった人生からやっと解放される、
最大の安堵としあわせの瞬間だったのだろうと思う。最近、江の島にある児玉神社にいってみたくて仕方ないのですが!!時間さえあればな~…

赤坂の乃木神社は、近いので何度か行ってるんですが・・・
乃木さんやガタの書が展示されてて萌えであります。


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プロフィール

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トリコ
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女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
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