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Les Confessions

since 2006,6,17 ~ 
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ひさしぶり女の子らくがき

拍手ありがとうございます!



島田髷のお嬢さん
うーん、描いてみたけどいまいち構造わからん。



明治時代の束髪 夏目漱石の『それから』に登場する美千代をイメージしました




大正ガールはファッションにあそび心満載でめちゃかわいいv




絵と関係ないけど
約束のネバーランド、アニメ2期始まった…!

晩酌しながら観るこの幸せ

チェンソーマンアニメも楽しみ~




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寒いですね~!

でも、冬の朝は好き。



絵とまったく関係ない近況報告なんですが
最近のマイブームは、なぜか茶の湯(w

何をどうこじらせてこうなったのか皆目わからないんですが、
日本橋で簡単な茶器を一式 衝動的に買いそろえて以来、
自宅で抹茶を点てて、その香り高い味わいを楽しんでいます。

茶の湯といっても客もなければ茶室どころか床の間もない
ミーハーかつ自己満足甚だしいたった一人の世界ですが。。。
でも、楽しいですv
副交感神経優位になって夜もぐっすり眠れるようになりました^^

かくいう流れで岡倉天心の「茶の本」を読んでみた。
茶道は日常生活の俗事の中に存する美しきものを崇拝することに基づく一種の儀式であって、純粋と調和、相互愛の神秘、社会秩序のローマン主義を諄々と教えるものである。…茶の原理は普通の意味でいう単なる審美主義ではない。というのは、倫理、宗教と合して、天人に関するわれわれのいっさいの見解を表しているものであるから。…それはあらゆるこの道の信者を趣味上の貴族にして、東洋民主主義の真精神を表している。

この本、はじめ欧米人向けに岡倉天心(覚三)が英語で書いたものを原著者の死後、昭和4年に村岡博氏が日本語訳として出したものだそう。
興味深かったのは、茶の湯の世界と切って離せない関係にある「道教・禅」の概念、そして藝術鑑賞論…

不完全なもののなかに美しさを認め、人生の不可解の中に、少しだけ可能なものを見つけ出そうとする、やさしい企て。それが茶の湯の世界なのだった。


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ゆめかわいい

ってどう描けば…?不可解



あの日、天皇陛下のお言葉を拝聴し陛下ご自身の叡慮を知るにつけて、
私も、心の中で哀しみ涙を流した数多くの日本国民の一人であるけれども、

生前退位が現実的には非常に難しく、かつ多くの試練と問題とそれによって引き起こされるであろう弊害の大きさが並大抵でないことは、素人の私にも何となく分かるので、ここでどうこう言うつもりはないのですけど、

いざ皇室典範を書き換えるとなると、その能力を有する人物が果たして現在日本に何人いるんだろうか、というのが目下(自分としては)気になる問題です。

そもそも皇室典範て、当時の内閣最高のブレーン、最高の知識人であった井上毅(+伊藤博文 他、ごく少数の知識人)が作ったもので、国内外の政治家とか国学者とかを納得させることができ、かつ王政復古を絶対的に確立し得る内容に作られているので、かなりスキのない内容になっていると思う。

そういう背景を正しく認識できて、しかも有史以来(万世一系)の天皇家の歴史と、正しい国学と、対外的に問題がないかどうかをチェックできるような国家的機構が、今の内閣に備わってるとは思えない。

つーか井上毅とか副島種臣レベルに国学的&法制学的素養のある人物なんて、もはや現代には居ないだろう。

一朝一夕にして片付く問題でないことは明らかすぎるので、天皇陛下が退位を目指す(?)この数年のうちに皇室典範を書き換えることができるのか。果たして疑問なのです。

拍手

手慰み

なんでもないらくがき。



いつも拍手ありがとうございますv  少し前に歴史エントリにたくさん拍手くださった方、ありがとうございましたvv

歴史のことばっかり一人でウダウダいってますが、ここのところ、歴史に拍手いただくことが多々あって嬉しい限りです。
同好の士に観て貰えているってことだろうか。何やら気恥ずかしい*

今更ですが、念のため申し上げます。
拙BLOGは歴史を元ネタにしていますが、
脳内妄想純度100%の完全なるフィクションでお送りしておりますので、
間違いや、記憶違い、独断、偏見、曲解、誇張、誤認、虚言、空論、都合のよい妄想、史実虚実の混同、等々、いろいろ難がありますゆえ、
歴史の勉強の為にはひとつも役に立ちませんので、ここを御覧下さっている皆さまにおきましては、左様に認識されたし。であります。

まぁ、そんなつもりでここ見ている人はいないだろうけど・・・



ちょっと、仕事と生活が忙しくてオタク活動に時間さけていませんが、そんな中、

アーネスト・サトウ著 『一外交官の見た明治維新』 を再読してみることにしました。

これも、最後に読んだのは十数年前。『竜馬がゆく』読了後、にわか幕末病を発症した若き日のわたくしは、感動冷めやらぬ内に怒涛の勢いで本書を購入したのであった。
『竜馬~』に限らず司馬遼太郎作品の多くに、本書『一外交官の~』からの引用文が散見される。シバリョは、アーネスト・サトウのこと大好きだったに違いない。




四か国連合艦隊に下関を砲撃され、その講和談判のため英国艦に乗り込んできた高杉晋作を見てサトウが、
『さながら魔王のようだった』
とかなんとか評したくだりは、幕末ファン、つーか長州ファン、つーか高杉ファンにとって、
(ネタとして)超有名な話ではなかろうか。

これ、和訳だと『魔王』と書かれているのだが、サトウの書いた原文(英語)では、『ルシファー (Lucifer)』と記述されている。

ウィキペディアによるとルシファーとは、

明けの明星を指すラテン語であり、光をもたらす者という意味をもつ悪魔・堕天使の名である。正統キリスト教、特に西方教会(カトリック教会やプロテスタント)において、堕天使の長であるサタンの別名であり、魔王サタンの堕落前の天使としての呼称である

とあり、私たちの想像する一般的な『魔王』とは、少しく趣を異にしているように思う。
(一般的な魔王、て何。て感じですが…。)

そんな、天使だか悪魔だか堕天使だかよくわからん、得体の知れない神々しさと魔のオーラをまとう高杉晋作、およびその周辺(主に伊藤博文)に萌えるため、ともかくも、再読してみようと思います。


ところで、高杉晋作のアンサイクロペディアが極めて大作で驚いた。

そんでもって伊藤博文のアンサイクロペディアみて腹壊れるほど笑った・・・・・wwwwwwwwwww




拍手

らくがき

2018年大河ドラマは西郷隆盛ということで、やふーニュースで記事見たときは
一人でひそかにテンション上がりまくりでした。
ふええ、薩摩っぽのイモ掘り大会開催中だよおっ・・・><

しかし、花燃ゆの時の失敗の轍を踏まぬよう、切に願う次第であります。。



拍手ありがとうございますv

日々の忙しさにかまけて、ぼーっとしてたらあっというまに時間がたってしまう。

9月1日は井上馨の命日だったことを今思い出して、あ、すまぬすまぬ、と思いつつ、
ここ数か月無心に読んでいた本ってぶっちゃけ副島種臣と江藤新平と、文藝春秋で連載している西郷どんの小説(『大獄』だっけか)くらいしか、無い…。

木戸日記とか関係文書は、読む、っつーか眺める程度なので、あんまりまともにみてません。

副島本は、探しても廉価で入手できる本が(ほぼ)無い。
そして、困ったときの人物叢書である。せっかく読んだので、少しだけ読書メモを書いておきまっす。

著者 : 安岡昭男
吉川弘文館
発売日 : 2012-02
副島種臣て、太政官初期の頃から参議として中央で活躍してた、いわば第一世代(西郷・木戸・大久保らと同党。伊藤博文らが第二世代)であるのに、史料とか、逸話が少ないんだ、何故か。(書は、やたら残っているが・・)

でも、無い史料をよくここまでかき集めてくれたよね。特に巻末の逸事はおもしろかった。
お葬式の時、自分の棺桶を力士達に担がせるよう遺言したとか、借金までして関取の化粧まわしを作ったとか・・・ 相撲大好きだったんすねw
クソ真面目な御仁、ていう印象だったけど、あんがいお茶目なとこもあったらしい。

副島種臣に関する私の好きな逸話を挙げるなら、たしか大隈重信の回顧録(『早稲田清話』)だったと思う。
長崎で洋学修行をしてたとき、同藩出身で副島より6歳年下に石丸虎五郎(安世)という人がいた。
石丸は長崎に滞在する英国人相手に翻訳業で稼いでおり、当時懐はかなり豊かだった。
んで、大隈の言によると “この(石丸)先生は甚だ道楽な奴で、昼はおとなしくしているが、夜になるといつも丸山(長崎の花街・歓楽街)に繰り出して、きれいなおねーちゃんと遊んでいる。”  遊び人であった。
真面目で謹厳な副島さんはおそらく内心、苦苦しい目でこの石丸を見てただろう。しかしあるとき石丸から、「副島さん、いっしょに丸山行きましょう♡」といきなり声をかけられた。強引な石丸は、とうとう嫌がる副島を無理やり花街へと連れて行ってしまった。…とかいう話だったと思う。

逸事のことばっか言って、まともに歴史の勉強してないようだが(実際そうだが)、近代史中にみる副島種臣の位置づけというものを考えてみたりもした。

対:清・韓国・ロシア外交は、陸奥時代に本格的に始まったものと(なんとなく)思っていたが、副島外交がアジア外交の嚆矢だったのだ。(普通に考えたら、そうなんだけど。)というのも、驚きのひとつ。だって、副島時代の外交ってよく歴史書なんかに書かれているのは、マリア・ルス号事件と台湾割譲問題くらいで、それも詳細な経緯なんて書かれることないし。
ロシアと北方領土問題で激論を戦わせていたことや、対清外交で何度か清国へ赴いたりしている。それから、板垣退助との絡みもあった。これは初耳で、かなり驚いた。民選議員設立建白書って、副島も起草者の一人だったのか(不勉強…)。官を辞してから民権運動なんて関与していないから…これは意外だった。

マリア・ルス号事件の経緯と数回に渡る裁判の内容、国際社会からの評価については、本書の眼目と思われる。つか、開国したてで外交のイロハもまだわからないような弱小国だった日本が、そんな面倒な事件にわざわざ首をつっこんでったのは、おどろきである。副島の親友・江藤新平なんかは、「副島さん、やめときなよ。んなメンドくさい事件、関わらないほうがいいよ。だいたい日本にとってなんのメリットも無いじゃん」などと副島にコメントしていたようだ。まぁ、普通はそう考える。
副島は、外交官であるまえに、道学者なのだ。
国益とか外交上の利害以上に、副島にとって人道に悖る行為が許せなかったのだろう。結果的にこの事件によって、海外からの日本の評価は高まった。

副島の取り巻きの連中でおそらく最もよく登場する人物の一人が、花房義質(はなぶさよしもと)で、この方、ルックスが自分好みのイケメン(…)でステキ!なんて思ってたが(ミーハーですんません)、調べたら、岡山県出身の人だった。つまり、非常に個人的な話題だけど私と同郷なんだよね。
岡山県というところは、昔から洋学が盛んなところで、イネちゃん(シーボルトの娘で大村益次郎の弟子、日本初の女性医師)もいっとき岡山で医学修行をしていたと思う。箕作一族なんかも岡山出身で、幕末のかなり初期にフランスに留学して帰国後は江藤新平(司法卿)の下で『ナポレオン法典』を翻訳していた。
こうしてみると岡山出身の政府要人は、佐賀のリーダーに師事する傾向が、あるのやら無いのやら(どっちやねん)。

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近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

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