大久保ファンの間では、有名な本ですが・・・
『甲東逸話』 昭和4年発行(甲東は、大久保利通の号)
数年前に国立国会図書館のデジタルコレクションにあったの読んで
実物ほしかったので買っちゃいました。
大久保家の家紋入り表紙。しぶかっこいい・・・
忠純許国。忠義一徹に国を認める、許す?的な意味かな?
いかにも大久保さんらしい…
大久保利通の座右の銘といえば『堅忍不抜』も有名だとおもいますが、こちらも素敵な言葉ですね。
内容は、「少壮時代」、「勤皇時代」、「在朝時代」、「家庭」の4章にわかれており
それぞれの時代+家庭でのエピソードを、幕僚や友人、家族など
大久保公の周辺人物から聴取して、まとめてあります。
親孝行で妹達の面倒もよくみたとか、小さいころはわんぱく小僧でイタズラもよくしてたとか、
冷血なようでいて実は優しい人だったとか、
寡黙でめったに喋らないけど部下の意見は何時間でも辛抱強くよく聴いたとか、
家庭では優しいお父さんで、忙しい合間をぬって子供達とキャアキャア言って遊んでたとか、
人間味あふれる大久保公の意外なエピソードがたくさん収載されてます。
\ ドヤッ! /
そして突然のようにあらわれる木戸孝允のキメ顔写真
なんかもう大久保公の本に木戸さん出てくるだけで笑うよ・・・w
おまけ
表参道のガレット屋さん行こうとしたら、近くに徳富蘆花の居住跡みつけた
たしか『みみずのたはごと』執筆当時、世田谷豪徳寺のあたりに住んでたものと思ってたけど、
ここにも住んでたのねー。なんだか意外の感

東京は、ちょっと歩くとすぐ史跡にぶつかるので、住んでてたのしい町です。
近代史は、エコで健康な趣味ですv

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