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Les Confessions

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このはな奇譚

ご無沙汰してました~生存報告のため浮上

生産期に入りまして、もういつ生まれてもおかしくない状態です。
寝ても起きても歩いても、とにかく苦しいのと重いのとでひーひー言ってます…しんどいよー
早く出てきてほしい反面、十か月もお腹の中で慈しみ育てた一体感というか情があり
少し寂しい気持ちも。。生まれたらそんな悠長なこと言ってられないのでしょうが^^;

陣痛はやく来い来い念じつつ近所を徘徊しまくる不審妊婦は私です>< 通報しないで~



このはなきたん*
女の子が可愛いくて癒されるので何も考えずにぼーーーと視聴してます

今期は いぬやしき と 宝石の国 がおきにいりです。

奥浩哉先生も市川春子先生も、昔から大好きで大好きで、尊敬する作家先生なのです

市川先生の漫画は短編集も全部素晴らしく秀逸なので
このアニメ化を期にいろんな方が興味持って読んでくれるといいなー



最近読んだ本の感想書きたかったけれど、これから外出なのでまた今度><


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アンナ・カレーニナ

拍手ありがとうございますv



ペテルブルグの社交界のスター  美貌の人妻、アンナ・カレーニナ。

里帰り中です!
実家の本棚に入ってる『アンナ・カレーニナ』を、十数年ぶりに再読してみました
アレッこんな面白かったっけ…!!(内容ほとんど忘れてしまっていたのでほぼ初読状態でした;)
面白いなー 一気に読んでしまった。さすがトルストイ。
ドストエフスキーやトーマス・マンがベタ褒めしただけはある。小説として完成されてます。

アンナ、聡明で魅力的な女性で、とってもステキv
でもそれ以上好きなのはリョーヴィン。不器用すぎて、未熟で・・・そこが可愛い!
キティと心を通わすシーンはきゅんきゅんしちゃいますね~v
でもプロポーズからの非童貞カミングアウトは要らなかったと思うよ…ww
アンナ・カレーニナ〈上〉 (新潮文庫)
アンナ・カレーニナ〈上〉 (新潮文庫)
アンナ・カレーニナ〈中〉 (新潮文庫)
アンナ・カレーニナ〈中〉 (新潮文庫)
アンナ・カレーニナ〈下〉 (新潮文庫)
アンナ・カレーニナ〈下〉 (新潮文庫)



産休に入って時間を持て余し気味なので、おえかきしよ~と思うんですけど
おなかが出すぎて机に向うだけでも息切れしてシンディーです
臨月になったらもっと腹が出るのかよ。信じられない。信じたくない…
モニタよく見ようとしてちょっと猫背になると胎動がズンドコ激しくなるので
(子が圧迫されて満腔の不愉快を表しているのだと思う)
長時間PCに向かっていられません~。しかもおなかが張って苦しいヒイフウ ><;

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梁山泊


大隈重信、井上馨、伊藤博文

新宿の紀伊国屋で井上馨の評伝見つけて、あらーめずらしー^^と思いました。井上馨は、成功と名声と華々しい業績に勝るとも劣らない、疑惑と政治的汚濁に彩られた政治家である。
っていう、褒めて落とす?ような評価が、世間一般の井上評だと思う。
時に私利私欲の人のように語られることもあるが、それは違う。

井上馨は言うなれば、スケールのでかすぎる博打打ちだと思う。
それも、他人の褌で相撲を取るタイプの…。

明治初期の日本は、戦争したばかりの癖にインフラストラクチャーへの西洋文明の導入が凄まじく、当然カネ(政府財源)なんか足りる訳が無い。そこを井上は、「無い袖は振れない」などと意気地のないことは決して言わない。
むりやり豪商に憑りついたり、嘘みたいな大博打を何度も張って(たまに騙されかけているが)、諸外国相手に日本の大事な抵当を取られることもなく、うまく切り回すことに成功している。

 奇跡かよ?! と思う。

この男が明治初期の日本の経済を一手に引き受けていた事は、実はこの国にとって非常に幸運なことだったのではないか?


井上馨のすごいところは、当時のサムライにあるまじき飛びぬけた金銭感覚とペテン能力にある。その金銭感覚は一円一銭数える精緻なソロバン勘定でなく、大体はどんぶり勘定である。

その上、恩だの義理だの他人に迷惑をかけるだのそんな事はお構いなしに、いつでも好き勝手に行動している。
木戸孝允や伊藤博文が政府や内政のことで非常に忙しく苦労していた時期に、井上は個人的な問題の事で、しつこく2人の手を煩わせていたw
また別の時には、木戸があげた覚えのないものを「自分のものだ」とか言い張って(単に、借りたのをそっくり忘れてしまっているのだろうが)、木戸さんに要らぬ心配をかけて自分はすっとぼけている ww なんてこともあった。
いくら木戸とは旧知の間柄だからといって、厚かましいにもほどがある。

そーいう、自重知らずの無神経と野放図ないい加減さ具合が井上馨のキャラクターに精彩を与え、魅力的な人物として歴史上名を遺していることを、ここに力説しておく。

けど、こういう人物は日本ではあまり英雄視されないんだよね~。

一部、熱烈なファンはいるけども・・・。

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メイドインアビス

放置すみません><
お久しぶりです!生きてます。拍手ぽつぽつありがとうございますv



お絵かき久しぶりすぎ!
今期アニメ、メイドインアビスが面白いです~!可愛いけど、ちょっとグロい…でもそこが好き

セントールの悩み アニメ化おめでとうございます!
まさかアニメ化するとは思いませんでした。嬉しい^^

あと観てるアニメは、グルグル! なつかしー。


:近況:
ちょっと私生活でいろいろあってご無沙汰してしまいました。
というのも、お子を授かりまして; ここ半年くらいちょっと大変でした;
つわりの時期は比較的元気だったので調子に乗りまくりで香港行ったり
マカオのカジノで散財しまくるご機嫌なアクティブ妊婦でした…(安定期にも入ってないのに バカですね、ほんと)
産休に入ったし胎児も元気に動き回ってるし、気持ちにゆとりが出てきたとはいえ
妊婦特有のマイナートラブルが色々発生しつつあるので用心肝要で安静に過ごしています。

読書は相変わらず続けているのですが育児本とか出産準備のための勉強本がメインかな。
漫画だと、ドラマ化もした『コウノドリ』がすっごく面白い、そしてためになったv妊婦っていうか男性にこそ読んでもらいたい漫画だと思いました・・・

ちょっと、もう少し、絵とか描けるといいんだけど
妊娠してからホルモンバランスの影響かオタク活動にいまいち身が入らないという困った状態です。

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ちびうさちゃん



セーラームーン25周年なのかー。道理で最近いろんなところでグッズ見かける!
小学校のころ、クリスマスに ルナP もらったのは良い思い出です★


絵と関係ないけどダーウィンの『種の起源』読んでみました。

理系本の中でも最有名な書物のひとつ。といってもいいのに、今まで読んでなかったんですよね~
すみませんね、わたし理系なのにね…

内容は、自然淘汰とか環境適応による生物の進化とか、まあ皆さんご存じの通りだと思いますので割愛しますけど、この本が1859年に書かれたってのが、まず1番の驚きです。日本ではまだ、安政年代だよ…
この年代に、いわゆるコホート研究とか、統計学を駆使したデータ整理法を自分でちゃんと確立していた研究者って、ダーウィンのほかにどのていどいたのだろうか。


ただ、現代の遺伝学(分子生物学)的観点からみると、必ずしもダーウィンの学説が全て正しいとは言えない。
誤謬が非常に多く、また、一般的な学術論文とは違い、きわめて根拠不明瞭な客観性に欠ける推論や伝聞も多々ある(ダーウィンの知人猟師とか、友達から聞いた話とか普通に入れてくる)(猟師って誰だよ…)ので、一読する際はそういう事実をふまえた上で読んだほうが良さそうです。

しかしながらダーウィンの素晴らしいところは、やっぱり沢山あるんだけど、
例えば、少ないデータから、自然の様々な事象の本質を見抜く力に富んでいたこと。
個人的な経験から言えば、『事象から本質を穿つ』能力は、研究者のセンスというかもはや才能の一種であって、努力で獲得できるものではない(9割の先天性と1割の努力)と思うので、
やっぱりダーウィンは当代随一の天才といって間違いないのだろうと思う。

また、当時の世間一般で浸透していたキリスト教の『神による万物創造』を、科学的に否定し、
それに対しておそらく差し向けられるであろう反論とか、世間からの攻撃に対しても、懇切丁寧に撃退するべく文章を残しているところは素晴らしい。
ダーウィン先生かっけぇッス!
科学文書として、スキのない、美しい仕上がりの書物であるのは事実です。

この本が出版されたわずか70年後に、
ワトソンとクリックという2人の大学院生がDNAの2重らせん構造を発見し、今まで謎とされてきた“遺伝の神秘”が次々解明されることになり、分子生物学の時代が、華ひらくわけですね。
なんか感慨深いものがあるね。



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プロフィール

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トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
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