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Les Confessions

since 2006,6,17 ~ 
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軍人宰相

突発的に軍人描きたくなる病を発症。
でも軍服の最大の萌え要素である袖章を描きませんでした・・・面倒で… (だめだこいつ…)



児玉源太郎 & 桂太郎

ニコニコのネット党首討論会、結構TVとかでも話題になってますね。
にしても日本の政党政治って本当ややこしすぎる。
にこぽん(=桂太郎)が実践したくてたまらなかった(でも出来なかった)多党制政治ってこういうのを理想としてたんだろうか。
もっとなんか・・・違う気がする。

あと日本人は、(もちろん良いところは沢山あるが)集合的な危機管理能力が(あまり)ない。そして改善しようがない・・・ということも改めて実感してしまった。

よく歴史的な成功例で明治維新とか日露戦争とか挙げられるが、当時の日本人て(政治家て)ふつーの日本人か?いや違うだろ。

師匠の死・先輩の死・同輩の死・家族の死を乗り越えてきて(特別な経験を色々して)、そして西郷・大久保・木戸の死を間近で見て。

なおかつ国を愛せて女を愛せて酒を飲めて政治語れる人たちだったじゃんね
今の日本の政治家にそんなんいませんて。






おまけ

PCに見慣れないフォルダ発見し漁ってたら大昔の絵が出てきました。わお
自戒のために晒しとこう;これからは定期的にPCデータ整理しないとね。ぐちゃぐちゃ。

広瀬武雄 & ジュンさん(秋山真之)  海軍コンビ




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理系 高杉さん・久坂さん 居酒屋へ行く

忘れたころにまた描いてしまう 理系研究者の高杉・久坂
居酒屋にて歓談する両人。



生化学研究の人と居酒屋へ行くと
かならずレバ刺を注文し、その見事な門脈(portal vein)に惚れぼれする
かく美しく肝臓をさばけるようになりたいものだと

単位時間あたりの血流量を χ mLとしたときの肝初回通過効果を計算しようとする

ヤメロ!門脈に箸を突っ込むのは
ヤメロ!一葉、二葉と数えるのは
やめろ!!やめろおおお!!



厚労省の通達により、平成24年7月から、食品衛生法に基づいて、牛のレバーを生食用として販売・提供することが禁止されました。
全国のレバ刺好き諸君ホゾをかんだことでしょう・・・(私も)

今は、代替品として豚レバーが台頭しつつあるようです
先日食してまいりましたが これがなかなか・・新鮮だとおいしいですね。
でも、やっぱり牛レバーが恋しい。なつかしい。

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男装の麗人―川島芳子 (今回は昭和史ですよ)

相変わらずチマチマと自堕落な生活を送っています。

皆様、おひさしぶり、ごきげんよう。



お絵かきしなさすぎにも程があるだろっていうアレですが久々に描きたくなる本を読んで・・

最近は昭和史の本もよく読むんだけど
ここのところ読んだ中で面白かったのは『男装の麗人・川島芳子伝 』。

あわせて『清朝十四王女―川島芳子の生涯』も読んだ。

川島芳子。 
WW2(第二次世界大戦)で活躍した女スパイ。
髪は男刈りに短く、洋服はタキシードや軍服を好んで身に付けた。

戦後間もなく中華民国政府によって漢奸として逮捕され、銃殺刑となったが、日中双方での根強い人気を反映して現在でも生存説が流布されている。

清朝の皇族粛親王の第十四王女。愛新覺羅顯㺭。

粛親王の顧問だった軍人・川島浪速の養女となり日本で教育を受けた。

近代史でおそらくはじめて登場する男装の麗人!!!(はぁはぁ)

ベルばらのオスカルとか、リボンの騎士のサファイヤ王子を愛してやまない私にとっては
辛抱たまらん人物です><


(微妙に軍装模写)


あの・・・長らく甲論乙駁紛糾しまくりの尖閣諸島問題とか、もろもろの日中外交上の問題は、明治に端を発して昭和で大爆発してるわけですが、
そのへんの時事問題は、(私も昔は色々と考えたり悩んだりしてたのですが)、今では達観してしまったというか究極の水掛け論なのでどうでもいいとして、(よくないけど)
↑のようなゴタゴタが面倒なので昭和史を萌えメガネでみるのはやめようやめようと思っていても

川島芳子のような、かなりヒロイックで破天荒な女性をみると
がまんできんくらい(絵かいてしまうくらい)萌えてしまう~


・女学校時代に同性愛的な経験をしている。(百合姉妹じゃないっすか・・)

・一人称が「僕」。(元祖“ボクッ娘”ですよ!わーい)

・軍人の養父に調教されていた。(いろんないみで)

・じつは高貴な身分。(清朝王族 小さいころ日本国籍取得したけど)

・18歳のとき、男嫌いが高じて、蒙古(満州)に処女だけの国をつくろうとか本気で考えていた。自分はそこの女王になろうとか考えていた。

・かなり美人、ですよねv





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文学絵。

文学イラストの掲示板絵・過去ログです。かなり古いのもあります;



『山椒大夫』 森鴎外 より 安寿と厨子王

“ 姉はいたつきを 垣衣 ( しのぶぐさ ) 、弟は我が名を 萱草 ( わすれぐさ ) じゃ。”

纏綿なる姉弟愛にはげしく萌える作品です・・・!第2次森鴎外ブーム到来したときに再読しました。

森鴎外の文章は、『読書好きの理系人が無理して小説書いてます』感あふれるところがいいよね。夏目漱石のような文系人の手による文章とは違う味わいがある。具体的に言うと、諧謔(ユーモア)センスが分析的で、おおざっぱなんだけど変なところでやけに緻密。愛とか恋とか大切にしていながら、やや斜に構えているところがある。

芥川龍之介とか寺田寅彦も、鴎外の文章に似てるけど(芥川は東大時代は文科だったけど理系の成績はトップクラスだった/寺田虎彦は物理学者。漱石先生のお弟子さん) 頭脳=理系 趣味=文系 な人の書く小説って非常に好みです。私自身、理系専攻の読書好きなので、波長があうんだろうな。



『マンハッタン・コールガールの日記』 トレイシー・クワン

古典ばかりでなくたまには現代小説を・・と気まぐれに手にとってみた。読後感は・・・う~ん。
■内容■ マンハッタンで高級娼婦やってるナンシーが、彼氏との結婚とか今後の人生設計について煩悶してる小説。もちろんカレシには、自分が娼婦やってることはヒ・ミ・ツ★オシャレでハイソでキャッチーな、ゆるカワモテカワ★愛されガールのエロエロ日記です。(・・・)。

なんかね とても気疲れする小説でしたよ。 作者(トレイシー・クワン)の半自伝小説なんですって?ということは、トレイシーも・・・ゴクリ。



『暁の寺』 三島由紀夫

『豊饒の海』四部作のうち、三作目。ちなみに一作目はこれ
豊饒の海シリーズは、ある人物が輪廻転生を繰り返していく物語なんですけど、巻が進むにつれてどんどん右翼思想が深まっていくところがステキだね!
これこそ三島由紀夫の思想を反映してるのだろうな。2巻の『奔馬』も思い切り神風連の乱とか取り上げていてびっくりしたけれど(昭和のご時世になんとまあ)。
『暁の寺』ではタイの王女ジン・ジャンがめちゃくちゃかわいい。↑の絵はジン・ジャンのつもりです///










追記

ところで今、いつもお世話になっている おえかき~ずさんのTOPが落ちている模様。

4板は生存してるようです。おえかきーずさんに入れなくなって困っている方は、こちらからどうぞ。→ 4板

業者対策なのか何なのか・・・復旧を祈るばかりです。

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明治陸軍もえ。

どこまで大きいサイズで投稿できるか挑戦

って  でか!



各人物の名前↓


うーん。やはり明治陸軍には愛があるな。







文明開化以降の陸軍を扱った小説は、その昔
かなり熱心に乱読したものです  (『坂の上の雲』含め)(あれは海軍だけど)

が、やはり古川薫先生の小説は、
作者の長州人に対する愛情が 群を抜いて深いゆえに、
萌え度がはんぱねーです。
長州人についてのみ着目した場合 古川先生の小説は、
日本でもっとも著名な歴史家である司馬遼太郎の小説よりも、
さらに、戦後から現代まで続く新撰組ブームの種を播いた子母澤寛よりも、ずっと、秀でているように思います。
とくに上記の3部作は・・・(すいません、今勝手に三部作にしましたが)・・

●明治の黎明期を舞台にした、“ちいさい閣下”こと山田顕義が主人公の『剣と法典』にはじまり、

●大好きな師匠・山田顕義のもとで、新設ホヤホヤの軍部を支え強くしていった熱血イタズラっ子・児玉源太郎が主人公の『天辺の椅子』

●さらに児玉と大の仲良しで、腹黒い打算で政界にハバきかせつつも表面上は常に笑顔・“ニコポン”の愛称で親しまれた 桂太郎 主人公の『山河ありき』

これら一連の作品を読んでおけば、まあ。

長州人によって作られた明治陸軍について (おおまかにですが) 把握できるものです。

なんといっても魅力なのは 木戸孝允ー山田顕義ー児玉源太郎ー桂太郎ー山形有朋 この一列だよね!

はー。ほんとうにもゆる。こいつら、かわいすぎ!!

 (脳内相関図で補完) 

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プロフィール

HN:
トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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