文学イラストの掲示板絵・過去ログです。かなり古いのもあります;
『山椒大夫』 森鴎外 より 安寿と厨子王
“ 姉はいたつきを 垣衣 ( しのぶぐさ ) 、弟は我が名を 萱草 ( わすれぐさ ) じゃ。”纏綿なる姉弟愛にはげしく萌える作品です・・・!第2次森鴎外ブーム到来したときに再読しました。
森鴎外の文章は、『読書好きの理系人が無理して小説書いてます』感あふれるところがいいよね。夏目漱石のような文系人の手による文章とは違う味わいがある。具体的に言うと、諧謔(ユーモア)センスが分析的で、おおざっぱなんだけど変なところでやけに緻密。愛とか恋とか大切にしていながら、やや斜に構えているところがある。
芥川龍之介とか寺田寅彦も、鴎外の文章に似てるけど
(芥川は東大時代は文科だったけど理系の成績はトップクラスだった/寺田虎彦は物理学者。漱石先生のお弟子さん) 頭脳=理系 趣味=文系 な人の書く小説って非常に好みです。私自身、理系専攻の読書好きなので、波長があうんだろうな。
『マンハッタン・コールガールの日記』 トレイシー・クワン
古典ばかりでなくたまには現代小説を・・と気まぐれに手にとってみた。読後感は・・・う~ん。
■内容■ マンハッタンで高級娼婦やってるナンシーが、彼氏との結婚とか今後の人生設計について煩悶してる小説。もちろんカレシには、自分が娼婦やってることはヒ・ミ・ツ★オシャレでハイソでキャッチーな、ゆるカワモテカワ★愛されガールの
エロエロ日記です。(・・・)。
なんかね とても気疲れする小説でしたよ。 作者(トレイシー・クワン)の半自伝小説なんですって?ということは、トレイシーも・・・ゴクリ。
『暁の寺』 三島由紀夫
『豊饒の海』四部作のうち、三作目。ちなみに
一作目はこれ。
豊饒の海シリーズは、ある人物が輪廻転生を繰り返していく物語なんですけど、巻が進むにつれて
どんどん右翼思想が深まっていくところがステキだね!
これこそ三島由紀夫の思想を反映してるのだろうな。2巻の『奔馬』も思い切り
神風連の乱とか取り上げていてびっくりしたけれど(昭和のご時世になんとまあ)。
『暁の寺』ではタイの王女ジン・ジャンがめちゃくちゃかわいい。↑の絵はジン・ジャンのつもりです///
追記
ところで今、いつもお世話になっている おえかき~ずさんのTOPが落ちている模様。
4板は生存してるようです。おえかきーずさんに入れなくなって困っている方は、こちらからどうぞ。→
4板業者対策なのか何なのか・・・復旧を祈るばかりです。

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