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Les Confessions

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大久保さん誕生日

拍手ありがとうございます。

本日9月26日は大久保利通内務卿の 190回目の誕生日です
おめでとうございます!!



西郷隆盛・大久保利通・西郷従道
大久保さんプレゼント何もらったら嬉しいだろうか 香水とか?使ってたようなので
あまり欲のない方だったらしいので ほしいもの少なさそう。

そう考えると 骨董品やら美酒やら西洋式の調度品なんかに手を出しまくってた木戸孝允
大久保さんに比べると物欲の権化みたいじゃんね。まさに木戸と大久保は対照的な性格・・?




『後世畏るべし』(山田顕義 主人公の時代小説)再読終了

市キレ散らかしてて可愛かった。
史実ではそんなキレたような文献みたことないけど、じっさい不遇の処置を度々蒙っているので
そらたまには腹が立つこともあったろう。



井上馨と大喧嘩して秒で仲直りしてるの笑った
山縣がとても良い味だしてる。関わりたくないガタめちゃ迷惑そうにしてて可愛かった
各キャラ個性がつよくて創作色強めなんですが逆にそこがエモいポイント♡

『五稜郭を落とした男』(秋山香乃)より私はこちらのほうが好み
もりた先生はほかにも『抵抗の器』という山田顕義主人公の小説を上梓しており
こちらも良い作品だったので併せて読むことをお勧めします。

あと山田顕義主人公小説といえば『剣と法典』(古川薫)が有名でしょうか。
長州人を書かせたら古川先生の小説が最強と思ってるので(シバリョより好きかも)この作品は市を語るに欠かせない作品なのです。





さて、ひさしぶりに家族で旅行いってまいりました~
大分県は湯布院にて 温泉と、懐石料理を楽しんでまいりました^^

湯布院入口ICちかくに、『ゆふいん 文学の森』という 太宰治ゆかりの施設があります。

http://rcas.jp/

太宰治が一時暮らしていたアパート『碧雲荘』(東京都杉並区)が取り壊されると聞いた有志らの手によって、湯布院に移築、宿泊施設兼カフェとしてオープンしたもの。

本当に素敵な建物でした
山野に囲まれているので緑豊かな自然と清浄な空気、そしてカフェにて提供される美味しいコーヒーを楽しむことができます。

ここで太宰治が寝起きして、井伏鱒二や檀一雄とノラクラ喋ってたのかしら、、!想像すると興奮しちゃいます。



素敵ですよね~本当はもっと写真載せたいくらいなんですけどー
旦那と息子が映り込んでしまっているので、、お恥ずかしい^^;
内装には相当なこだわりが感じられました。オーナーさんの娘さんは古民家をプロデュースする事業をされているそうで、家具調度類のセンスの良さには圧倒されてしまいました。。

また碧雲荘内には沢山の書籍、珍しい本や貴重な本が蔵書として置いてあります、それを自由に手に取り、コーヒー片手に読むことができる、『読書カフェ』なのです。。!!

読書好き、文学好き、文豪好きさんには堪らない施設でした。

(尚、小さい子用に絵本のコーナーもあるので、お子さま連れでも安心です。)

由布院に来られた際は、是非遊びにいくことをオススメします!!

おまけ



お土産も可愛い♡ 太宰さんお風呂入ってる。

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『後世畏るべし』

もりたなるお の 『後世畏るべし』を 再読してます

山田顕義(市之允)主人公の歴史小説




なんかもうさ全体的に 漫画か?
いやいやいや庭木に化けるとか無理ありすぎるでしょ 伊藤だけ富永有隣からどつかれてるの可哀そうで笑う
市も俊輔も可愛い!
久坂がキラキラ美青年で、高杉プライド高めおぼっちゃまで、山縣が陰険ネクラマンで
可愛いみんなかわいい、ニヤニヤしながら読んでしまう

ひとつ文句いいたいのだがなぜ岩倉使節団エピソード省いたし
そこは市の人生で一番(?)面白いところだろおおお  くそっ…書いてほしかった
ワシントンで木戸さんと無駄に街を散歩しまくるエピソードめちゃくちゃ読みたかった~
ていうか、そもそも市が政界に台頭するきっかけになったのは木戸孝允の後ろ盾があったからであって 木戸と市の交情を省略されたら困るんだよ(私が

もりた先生ほんと頼みますよお


支離滅裂な感想ですみません、眠くて・・

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ピーターのパン

拍手ありがとうございます~~~


ウェンディ

みんなの憧れのおねいちゃん・・・


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久々のドストエフスキー。『永遠の夫』

拍手ありがとうございます。

『カラマーゾフの兄弟』 コーリャ & アリョーシャ


久しぶりに描いた。何年振りだろ?
“カラ兄”のコーリャとアリョーシャの関係がとってもかわいくて好き♡
ドスト氏が亡くなってしまったため未完の本作、もし後編があったなら~という予想では
神職を離れイケメンハードボイルド化したアリョーシャと、
成長し好青年になったコーリャが、反政府革命家として騒乱に身を投じる。のではないか。。
と日本の著名なロシア文学研究者たちは考えているようです(2007年東大カラマーゾフの兄弟シンポジウムより)

そんな…私の好きな可愛くて優しい天使みたいなアリョーシャがいなくなる?
萌えショタ コーリャも消えるの?
…でもイケおじアリョーシャと、アリョーシャを敬慕し忠犬みたいにくっついて回る美青年コーリャの関係も
なんか……それはそれで萌え つーか、…ね?

どんな後編になるはずったのか、いまだに各方面で議論が取り沙汰されている。
この作品の全世界へ及ぼす影響力の強さに驚嘆せざるを得ない。



最近読んだドスト作品は 『永遠の夫』
↓私的ハイライト描きました(腐女子視点)

【読書感想】
ひかえめに言って超面白かった
久しぶりに読んだけどドストエフスキー作品の魅力って個性的なキャラとテンション高めの会話にあると思います(とくに罵詈雑言の数々が面白いw)
夜更かしして一気に読んでしまった。

トルソーツキー(ネトラレ夫) ⇔ ヴェリチャーニノフ(寝取り情夫)
まずこの関係から開始するドストエフスキーすげえ

ていうかトルソーツキーさんヴェリチャーニノフのこと好きすぎてワロタ
妻ネトラレてんだぞわかってんのか
唐突にキスをしろと迫るトルソーツキー(怖い)
うざがりつつもキスしてあげるヴェリチャーニノフ(答えてやるんかい)
密室でおっさん2人きりで何やってんの????www
ほんと想像すると可笑しいしおもしろい。
ドストエフスキープレゼンBL小説かと思って焦ったよ…公式がすでに暴走しすぎだろ!!!

以上 非常に軽薄な腐女子の読書感想でした。

この小説、『白痴』と『悪霊』、2つの大作執筆の間に書かれたものですが
時期的にはドストエフスキー作家生命の円熟期ということで筆に油が乗っているのは一読瞭然、鬼気迫るシーンの数々。
わずか3か月で書きあげられた作品にしては小説として完成度が非常に高く、ドスト氏の技量・力量、芸術性、哲学性、センス、すべてが卓越しており心腹してしまう
あぁやっぱり私は永遠にドストファンをやめられないな…と改めてドスト信者たらんと決意を固くするのであった。

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ライ麦畑で捕まえて

ABEさん?!そうかついに…。長いこと本当にお疲れさまで御座いました
桂太郎ちゃんを上回る総理在任期間、まさに血反吐(尻から)吐くレベルで大変だったことと思います
でもなんか個人的には少しだけホッとしました これ以上続けたら過労死シチャウよ!!
潰瘍性大腸炎は毎日の服薬が何より大事ですが定期薬継続していても心因的なストレスによりあえなく活動期(悪化)に突入する非常に非常に厄介な病気なので
やはりお仕事続けるのは無理だったと思いますぅぴえん超えてぱおん(言いたいだけ
ご自身の人生ならびに胃腸の粘膜を大切にされてください…
お大事に。そして今まで本当に心を尽くして国民のために働いてくださってありがとうございました。
100年後の歴史創作腐女子たちからもきゃーきゃー言われおもちゃにされる偉大なる業績を残した総理!お疲れ様でした&ごちそうさまでした






拍手ありがとうございます

サリンジャーの “ライ麦畑で捕まえて” 読了。
1960年代アメリカで爆発的にヒットし
今に至るまで悩める若人の共感をよんでやまない伝説的な小説。。





“世の中のことすべてが気に入らない”主人公、ホールデン・コールフィールド

成績がふるわずペンシルヴァニアの高校を放校された後、実家に帰る道すがら深夜のニューヨークを徘徊しまくり毒を吐き続けるという、ただそれだけの内容^^;
かれの目に見える世の中は、キタナイ大人たちによる嘘と欺瞞と『インチキ』な建前で糊塗されており、それに対していちいち つっかかって文句言い続けてる
中二まるだしの反抗期こじらせすぎ小説

そのくせ、亡き弟や純粋で可愛い妹フィービーにはメロメロだったり
街で見かけた2人組の尼僧の歌にしんみりしちゃったりして
挙句、『ライ麦畑で遊んでいる子どもたちが、崖から落っこちないように、捕まえてあげたいんだ』
などと世迷言を言い出す始末……なかなかに小僧っ子臭くてヒューマンなところがあるのだから、心から憎めないのだなー。

とりあえず妹のフィービーがとても可愛い^^ (つーか、そこにしか救いがない
私はこの作品あまり好きではないんですが
村上春樹さん好きな方なら良さがわかるのかな・・?たしか村上春樹訳もあったはず
『ノルウェイの森』中にもライ麦畑~の話題が少し出てきますよね。

しかしフィッツジェラルドといいサリンジャーといい小説の冒頭だけは名文で
非常にワクワクさせる書き出しなのだから、米国作家は侮れないね

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プロフィール

HN:
トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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