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Les Confessions

since 2006,6,17 ~ 
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憲法記念日なので歴史絵ログ(その⑪)


久坂玄瑞と高杉晋作。

久坂「いい天気だね~♪ 京にいる桂さんは元気かな?」
高杉「そういえば手紙きてたぜ。下痢して寝込んでるって」
久坂「またぁ?…桂さん、意外と病気がちだよね。ある日突然死んじゃったりして。」
高杉「ありうるな」

とか言いつつ、↑の2人のほうが桂さんよりもずっと先に、若くして死んでしまうのだった。
あと桂さんがしょっちゅう下痢してるのは私の妄想じゃなく史実です(主張する意味ないけどね!)。


木戸孝允、称号は 贈従一位 勲一等旭日大綬章
生きてるときも亡くなってからも勲章いっぱいもらってたけど
私からあげたい賞は 「明治で一番よく泣いたで賞」 です(^_-)-☆キャピ


本日5月3日は憲法記念日★なので。憲法調査委員の伊東巳代治
19歳にしてエリート官僚となった美貌の青年(若いころの写真まぶし過ぎて直視できません)
伊藤博文との邂逅から確執までが愉快すぎ(みよじの人生)ww
閣下に見捨てられたあたりからの彼の暴走っぷりが半端なくおもしろい。ほんとに性根が女性的。


松下村塾にて。

市「高杉さん、勉強をみてくれませんか?」
高杉「ん?『大學』か。市にはまだ早いな。こどもは外で相撲でもして遊んどれ。」
市「もーまたそうやって子供扱いするー!僕だって久坂さんや高杉さんと教科書を輪読したり、時勢を論じたりしたいんです!」
高杉「ハハハ。ごまめが歯ぎしりしちょる。」

・・という、妄想。松下村塾では、市のような年少組の者たちの教育は、年長の塾生が行っていたらしいので (『日本の私塾』 / 奈良本 辰也 ) 高杉や久坂、伊藤(博文)もちびっこ相手に講義したのかなあと妄想が膨らむ膨らむ・・!
肝心の吉田松陰先生(松下村塾主宰、高杉たちの恩師)は、週に数回 年長組に講義を行うだけ。
あとはみんな自主学習とか一緒に勉強したりとか、無駄に塾に集まってたむろしてたりとかそんな生活だったらしい。楽しそうw




生化学研究者の久坂さん インターフェロンγ・エリスポットアッセイに苦心惨憺する・・というかこれはわたしです。すみません。もう途中でアアア~~!!と発狂しかけるほど苦しい実験だった。もうにどとやりたくないです。


久坂さん 桜の季節になるとどうしても、彼を思い出す。桜の花冠の志士だから


戦後に書かれた久坂主人公の時代小説では↑これが最初で最後・・
稀覯本にもほどがあるわ!!でも私のような嗜好範囲の狭いヲタクにとってはヨダレもの。


こりずに久坂。
かつて長州藩に、渡邊蒿蔵という人がいたのだけれど、彼が久坂玄瑞と高杉晋作を評して
『高杉は怖かったから人望が少なかったが、久坂は慈悲心が深く純情でやさしかったので誰もがついて行きたがった』
・・という内容のことを言っていたので(何の本に書いてあったか失念しましたが)、
久坂にはどうしても柔和でやさしいイメージを抱いてしまうのです。


内務卿・大久保利通とその手下たち(伊藤博文・大隈重信・川路利良)
冷淡でクールでめったに笑わない大久保さんには似つかわしくない、
にぎやかで騒騒しいメンバー・・・ ちなみに伊藤と大隈に井上馨を加えると、築地梁山泊3バカトリオになるという、


日露戦争。
児玉「ええいっ!大本営は一体、何をしているんだ!!援軍はまだかっ!!(じたばた)」
桂太郎「・・・・・・」
児玉「このままでは旅順要塞どころの騒ぎではなくなる!!乃木軍が壊滅だ!!一刻を争うというのに!!(じたばた)」
桂太郎「・・・・・・・」
児玉「山県閣下からの電報は来ないのか!!!もう我慢ならん、俺が旅順へ征く!乃木を救えるのは俺だけだ!!(騒々しく部屋をでてゆく)」

桂太郎(・・・・・・・・・児玉はいつも、ひとりで騒いでひとりで解決するなぁ・・)

小さい、うるさい、すぐ動く、すぐどっかへ消える、目がクリクリ!・・以上の点で児玉は陸軍内で「リス」というあだ名が付いていました。





本日の“どうしてこうなった”  ゲストは長岡外史さんです。

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歴史絵過去ログ~その10~


桂太郎と児玉源太郎。
総理大臣の座を巡って対立した時期とかあったものの生涯マブダチでいてくれた人たち。
最終的には児玉が譲歩して、桂太郎を陰ながら支えていたイメージです。
太郎が過労で倒れたときも、児玉が看病しに行って(手料理ふるまったりして)…ね。


木戸孝允と大久保利通。明治初期の面白さはこの2人の愛憎劇にあり。
廃藩置県・版籍奉還・五箇条の御誓文・・すべて木戸さんの発案(希望)で推し進められたものですが 
大久保公にとっては 『ああ、また木戸さんが余計なことを・・(悩)』 だったのだろうな。
 
ちなみに大久保さんのこうした黒い感情は、木戸さんにも(それとなく)伝わっていて、
木戸さんの日記を読むと
『此の日、大久保一蔵(利通)に秘密事(版籍奉還のこと)を談ず。彼一諾尽力すといふ。余久しく心に期して施す能はず遺憾なり。・・・大久保と雖も未だ奥意を語る能はず、只表面の条理のみにして止めたり。実に今日の遺憾なり。』
…としきりに“遺憾”を発している。大久保さんと心の底から通じ合えないのが残念で仕方ない木戸さんであった。


生化学研究者の久坂さん(という妄想)
プロテインアッセイでタンパク質定量中 最近むらさき色のグラデーションをみると ウホッ いい検量線ひけそう・・ と思ってしまう理系脳


岩倉使節団で渡米中の木戸さん&山田顕義(市)
日米修好通商条約で結ばされた不平等条約を撤廃すべく日夜奮闘中

市「木戸さん~こんな格好で本当に不平等条約は撤廃できるんですか・・??」
木戸「もちろんだとも!市のその愛くるしい姿を見れば米国人のかたくなな感情も和らいで、条約の改正もうまくいくよ★市は日本国民の共有財産なのだよ。」
市「ほんとかなぁ」

この後、条約撤廃は当然失敗に終わり、市はこの恥ずかしい姿を写真にまで撮られ、この写真のために政敵のヤマガタから政治生命をおびやかされるのだった。


久坂玄瑞 (すいません腐った絵で)(腐女子でごめん)
絵を描くさい、下書きするときとしないときがあります・ 下書きするときは大体、服を着ていない(裸の)絵をまずかいて、そのうえに服を重ねて本書き(ペン入れ?)する。
ちょうど↑の絵みたいな。服は体に重ねるイメージです。

しかし、わたしの久坂好きは常軌を逸しているな・・・。どれだけ常軌を逸しているかというと
久坂さんが亡くなったといわれる場所(京都御所内・鷹司邸跡地)まで行ってそこいら一帯徘徊して松ぼっくり拾って帰る程です(謎)…。


ひどい絵キター福沢諭吉
幕末の私塾って色々あったけど1番はモチロン松下村塾で、その次に大好きなのが適塾(実際見に行った)。
ゆきちもいたし、大村益次郎先生(木戸さんの親友ですよ!日本陸軍の開祖ですよ)もいたし、後世に名を馳せる人すごく多いよね。
それにしても福沢諭吉 性格悪すぎというか…まわりに敵いっぱいつくっちゃうタイプ(新聞紙面で勝海舟に真っ向から喧嘩売ったりしてたし) 一万円札に御尊顔のっけられるほどの人格者ではないと思います。でも超おもろい人なので大好き。


日本で初めての外交官(この時代は“特命全権大使”) 鮫島尚信と長澤鼎。
イギリス留学中ぶどう園に滞在しながら大学に通ってた
長澤なんかまだティーンエイジャーなのに日本の運命背負って(外交官になるべくして)留学とかすごい。


坂本竜馬ひきいる海援隊(亀山社中)のメンバー
日本初の株式会社ということですが少人数で兵器密輸とかよくやれたなーと感心します
それにしても、むつくんの 「竜馬さん大好きv」 っぷりは本当に萌える…


松下村塾の四天王でクリスマス会。…の準備。高杉晋作・久坂玄瑞・吉田榮太郎・入江九一
入江は年長者なので黙々と手順よく準備してそう。
高杉は肉体労働とか嫌いなので一人で先に酒盛り始めちゃいそう。
榮太は正義漢なので怠けてる高杉を叱り飛ばしてそう。
久坂はやさしいので榮太と高杉の喧嘩を仲裁してそう。


日本における有名な演説のなかでも伊藤博文の『日の丸演説』は忘れべからざる名演説だと思います。
明治4年、岩倉使節団の一員として米国へ赴いた際 伊藤博文が特命全権副士として、米国人高官・市民ら数百人を相手に、へっったくそな英語で (それでも堂々と、臆することなく) 行ったスピーチ。その中で伊藤は「欧米の物質的な豊かさには劣るとも、日本国民の精神の豊かさや平和を愛する気持ちは劣らないはずだ」と、“日本はこんな国です”と伝えている。

伊藤のこの演説は忘れられた日本人の誇りを取り戻してくれるすばらしい演説だと思うの
昨今は国旗掲揚や国歌斉唱に抵抗を示す人も大勢いますが (これはGHQによる戦後日本の敗戦国教育が原因だと思うのですが)、そろそろ日本は自虐史観から抜け出して、従来の素朴な愛国心をもってもいいころじゃないかと思うのです。
わたしは理性はサヨクでも精神的にはウヨクでありたい。

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自己満足ですとも。

歴史絵過去ログ

いちおう 近代史と文学 の妄想 がメインのブログなので(需要なさそうだけど)(更新させてください・・)


久坂玄瑞 & 高杉晋作 が もしも高校生だったら・・・という妄想(すんませんすんません)
高杉はもう~~絶対に 絶対に!学ランを着せたい!!つよく主張させてくだされ。
久坂は学ランも似合いそうだけど なんか私立のビシっとしたブレザー着てそうなイメージです。そして生徒会に入れたい。


伊東巳代治 キモかわいい。。腹黒くてお茶目ですてきだよおぉぉ
正直ゆって、伊藤博文が韓国で暗殺されたのも、コイツ(みよじ)が裏で手引きしていたのじゃないかしらとか疑ってしまう。だって巳代治は上司(伊藤博文)を踏み台にしても平気な子だものね。


幕末のころの木戸孝允さん(=桂小五郎さん)
高杉晋作からの手紙に “初めは処女のごとく、後には脱兎のごとく” 行動すべきである、という
孫子の兵法からの引用文を見つけ、その表現がいたく気に入ってしまった木戸さん。
このフレーズまるパクリして、知り合いへの手紙に引用しまくってます(木戸さん…)。

まだまだ子供だと思ってた高杉がたまに高尚なこと言うようになって、木戸さんは兄貴分として、誇らしいとともに少しだけ寂しいような気持にもなったんじゃないかな。


岩倉使節団で洋行してた頃の 山田顕義と木戸さん。
“抵抗の器”は 『理事官・山田顕義建白書』における表現。
軍部を国防のための道具であると線引きできていた政治家って 当時はとても希少だった気がする。猫も杓子も軍国主義の時代でしたもの。
だから私は、木戸さんや市(山田顕義)のこういうリベラルなところが大好きなのですv


また山田顕義
そういえばいつだったかTVで 「山田姓には偉人がいない」 とか言っていたけれど
おまああああ!!市がいるではないか!!とむしょうに腹が立ったものです。
市はなぁ、市はなぁ、五稜郭陥とした男だぞ?日本大学と國學院大學つくった男だぞ…!!プルプル!!皆もっと山田に注目しようよ。


木戸孝允日記 : 明治初年度から木戸さんが死ぬ間際まで 毎日欠かさず書いてた日記。一次史料としての価値がバツグンに高いのもさることながら、これがまた萌の神髄を極めたような日記なのです。
木戸さんがどんどんウツっぽくなっていくのが手に取るようにわかります。。
高杉とか久坂とか、亡くなった友達のことを思い出しては毎日 悲嘆に暮れ 後半に至っては半分以上が愚痴
でも私は、木戸さんのそういう繊細で友達思いで優しくて可憐なところがだいすき。

※そういえば昔 木戸日記についてエントリ作ったことあるので興味ある方は■こちら■もごらんください。


アメとムチの大久保利通と、大久保さんに操られるかわいそうな木戸さん。

木戸「辞めてやるーー!こんな政府もういやだ!!田舎に引きこもって庭いじりして暮らすんだあああ!!」
大久保「ゆるしません。もはや、木戸さんひとりの意志がまかり通る政府ではないのです。貴方には、死ぬまで私と一緒に行動してもらいますよ・・・」
木戸「いやーーー!!!」

徳富蘇峰が評するところによれば、彼らの関係は『女学生』のようであり、また『仲の悪い夫婦』でもあるとのこと。木戸さんも大変お可哀想でしたけど、大久保さんも木戸さんの度重なる癇癪(辞表提出癖)を 宥めたりすかしたり、労力を使ってさぞや大変でしたろうなぁ…。


児玉源太郎と桂太郎
児玉 友人のニコポン(桂太郎)から左遷を言い渡され台湾へ飛ばされる。。。
でも台湾生活は意外と楽しかったみたいです。毎日バナナ食って愉快に過ごしました。


明治時代の俳壇 正岡子規(のぼさん)と高浜虚子(きよさん)

きよさん「あれ、のぼさん、どうおしたのぞ?」
のぼ「きよさんか。来安進太郎はお前、知っといじょうが。あの男に頼まれて今講演を遣って来たところよ。」

俳句の世界にあこがれて私も俳句かじったことあるのですが どうも続きませんでしたorz

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おえかき掲示板の過去絵多数。歴史絵

さきほど過去ログ整理したついでにアップしときます
(年明けから順調に更新できて地味にうれしい)


山田市之允(顕義) 五稜郭を陥とした男 in戊辰戦争
そういえば正月 新春歴史スペシャル山田顕義物語 というのを観ました!
こんな小さいマイナーな歴史人物を…よくもまあとりあげてくれた!!…と感心しきりです。
センター試験だめだったと絶望している諸君 ぜひ日本大学のことも考えてみてNE★(山田顕義のつくった大学だから。)


高杉晋作・久坂玄瑞 松下村塾の双璧 勉強に疲れて寝ちゃうの図
親友であり良きライバル(学友)だったんでしょうね


久坂玄瑞 桜の花の詩をたくさん詠んでます…好きだったのね


吉田榮太郎(稔麿) 誰にでもやさしくて面倒見がよくてみんなから好かれる子


伊藤俊輔(博文)・吉田榮太郎(稔麿) 生家が隣同士の2人
榮「なんだ、また高杉にいじめられたの?泣くなよー」
俊「だって高杉さん僕のことを足軽だの軽率だのいって馬鹿にするんだ(泣)」
榮「ばかだなぁ、それが高杉の愛情表現なのさ。さみしがり屋なんだよ。」
俊「でもパシリにされるのは勘弁…」

なんていう妄想(汗) もし高杉が明治まで存命していたら俊輔はゼッタイに総理大臣になれなかったと思う。高杉晋作があらゆる手段で邪魔をしたと思います。。プライドが高いからなぁ


井上馨・伊藤博文
この2人は常にふたりセットで行動していたので2人あわせて“御神酒徳利”という愛称で呼ばれていました。
伊藤が井上の(汚職の)面倒をみていただけなんだけどね。


たまには土佐っぽを…板垣退助 御存じ自由民権運動の闘士です(漢字まちがっとるがな↑)
「板垣死すとも自由は死せず!」っていう有名な文句、じっさいは「おらが死んだところで自由が死ぬるかねや~」という土佐ことばを新聞記者がカッコよく書き直したもの。
退助が子分としてコキ使ってた岩崎弥太郎は、後年の三菱財閥・創始者 なりあがりSUGEEEEアメリカンドリーム
若いころは幼馴染の後藤とつるんで坂本龍馬をいじめ尽しました★


海援隊の中島作太郎
トレードマークは白袴(制服だったみたい。)


大隈重信さん(佐賀藩の志士、早稲田大学の開祖)
織田作之助さん(昭和の文士 デカダン文学)   の、命日でした
ふたりは超ド級のヘビースモーカー(を通り越してチェーンスモーカーです)


佐賀からやってきた孤高の初代司法卿


江藤さんなんでもはっきり言いすぎるところがすきv
西郷どん相手でも歯に衣着せぬ辛辣な言葉のかずかず


江藤さん佐賀の乱おこして処刑されるの図
処刑した大久保利通さん その日の日記の内容「江藤 醜態笑止なり」
大久保利通…おそろしい子! 


木戸孝允・大久保利通
やはり萌える2人です。。


海軍のじゅんさん(秋山真之)と広瀬武夫
広瀬のパンツ一丁写真めちゃお気に入りです
おまい服着ろ!!いや着なくていい!!
あほの子かと思いきやロシア人の恋人つくるくらい意外とロマンチックな御仁


『花神』司馬遼太郎の小説より。大村益次郎先生
イネちゃんとのやりとりがなんとも微笑ましかったですねv

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南総里見八犬伝


濁世煩悩色欲界、誰か五塵の火宅を脱(のが)れん。
祇園精舎の鐘の声は、諸行無常の響あれども、飽(あく)まで色を好むものは、後朝(きぬぎぬ)の別れを惜むが故に、只これをしも讐(あだ)とし憎(にくめ)り。
沙羅双樹の花の色は、盛者必衰の理りを顕(あらは)せども、徒(いたづら)に香を愛(めづ)る者は、風雨の過なんことを妬むが故に、偏(ひとへ)に延年の春を契れり。

観ずれば夢の世、観ぜざるも亦夢の世に、孰(いづれ)か幻ならざりける。……



曲亭 馬琴,小池 藤五郎
岩波書店
発売日:1990-07-16



滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』(原文)が名文すぎる件

ただそれだけを伝えたかった。




ちょっと放置しすぎヤバイよと思い いったん浮上しました。

でもちっともお絵かきしてないので、例によって旧い絵を晒します。

6~7年前、『南総里見八犬伝』を読んでいたころに描いたものです。

全九十八巻百六冊。日本古典文学史上類が無い、源氏物語や太平記を超越した、全百八十回の長大な文学作品。滝沢馬琴の半生をすべて注ぎ込んだ超大作であります。
岩波書店から全十巻出ております。
じつは私、6巻で挫折してしまったのですよね(^^;…意志薄弱
今年からまた再挑戦してみようと考えております。続くか…な;;

名文はとてもステキなのですが やはり原文は脳みそ摩耗しますしね。

古文なんて高校のセンター試験レベルですよ、私


里見ともざね
一巻序盤は主人公格でした。伏姫のパパです。


「孝」をつかさどる犬塚信乃。「信」をつかさどる犬飼現八。
芳流閣での2人の戦闘シーン、ほんっとに血が沸きます!


悪女・玉梓は傾国の美女。
八犬伝に登場する悪女・烈婦はみんなキャラ立ちすぎで素敵です。


八犬士は、八人それぞれ文武両道なのですが、犬飼現八は
特に「武」に秀でているようです。捕り物の名手。∴十手


伏姫と八房。異類婚なんてエロスすぎるよ…ハァハァ。
滝沢馬琴てほんと…腐男子なうえにアブノーマルだよね!!(←なんてこと言いやがる)


犬塚信乃と、父・番作。信乃は“男の娘”として育てられたので女装してますえろい。
番作自害シーンがまたエロい…!!あと流血が多すぎてゑろい…。総じてゑろい。
ちくしょう滝沢馬琴めありがとうございます。


「義」をつかさどる犬川莊助。
この子、地味なクセに行く先々で拷問されてる
真正ドMですね★犬畜生よばわり何故か興奮した!!


伏姫と八房。
やつふさ本当に姫のこと愛してたんだねー。


しのタソの武器は、名刀・村雨丸。
一振りすれば水滴がしたたり落ちる不思議な刀です。


「智」をつかさどる犬阪毛野。けのったまは女装の美少年でございます。
何もしらない犬田小文吾は、あろうことか男の娘・毛野に惚れ、夢中になってしまい…
なんてやおいな展開までありました。
楽しくて仕方がないわ※腐向けタグ必須


信乃ってば返り血あびすぎよね~なんかとてもセクシーなんですが!!



犬山道節とか犬田小文吾とか、ほかの八犬士メンバーも
もっとたくさん描いてたハズなんですがデータ消失したみたいです。
まぁ、これからぼちぼち描いていく予定です。。

それにしても、俺得すぎる内容ですみません…。
馬琴先生、腐男子とかアブノーマルとか悪口いってごめんなさい。m(_ _)m

私ほど歪んだ視点で読んでる人間はいない気がする

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プロフィール

HN:
トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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