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Les Confessions

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手繰り手繰りて山田顕義



うわーめっちゃくちゃ古い絵…市とヤジ

ここのところ多忙すぎて絵が描けません;月末まできっとこの状態です。
昔の絵ほりおこすのは嫌でございます…けど他にアップするものもなく…



ついにみつけたシリーズ学祖・山田顕義研究第七集

本当は『山田顕義伝』目当てで図書館へ行ったのですが、矢張りまれな稀覯本、見ることかなわず…しかし転んでもただでは起きない私です。かわりにこの本を発見。

シリーズ学祖~も、今やなかなか読む機会のない貴重な本ですからね。
してやったり!かなり大きな収穫です。意気揚々と図書館を引き上げる。


以下、本の内容に触れますが多少腐女子くさい内容になりそうなので、
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でどうぞ!!;

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大村益次郎って・・・

なぜああ不自然に頭がでかいんだろう。
脳みそいっぱい詰まってるから天才だったのかしら?


大村益次郎の肖像画(写真じゃありませんよ)
頭だけでなく、マユゲもえらいことになってません?この絵



市「桂さん、みてみて~似てるでしょ?」
桂「うん…。けど本人には見せちゃ駄目だぞ。(似てるからなお悪い)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



靖国神社にある大村先生の銅像も、どうしてこのよーな高い位置にあるのか。
見上げると首痛くなります。

あ…まさか遠近法で頭のでかさを誤魔化している?(汗)



うーよしりんの『いわゆるA級戦犯』や『戦争論』は読んでて高揚するときはあるけど靖国問題については正直いって辟易しているのですが…私も色々考えてた頃があったのですが…もう達観してしまったというか、究極の水掛け論ですよネ。

ってウダウダ言ってると叩かれそうで恐怖してます、が、なおなお書かずにいられよか!というのは
靖国神社=☆大村先生のつくった神社☆ってことで長州萌えに連座してます。私にとって。

しかも現在靖国神社のある場所って、幕末は、神道無念流・斉藤弥九郎道場(錬兵館)のあった場所

そして「江戸の三大道場」といわれ、当時もっとも勢力のあった道場のひとつ斉藤弥九郎道場には
若き日の青年剣士・桂小五郎が5年間も通いつめ、塾頭(師範代)をつとめていたのですよね。

三千人の門弟を、率いてたわけですよね桂さんが!(つくづく凄いお人よ…

そのうえ、神道無念流は長州藩のお国芸だったため、江戸遊学にやってきた長州男児はだいたいこの斉藤弥九郎道場にやってきて剣道修行してたわけで。

その中には高杉晋作や吉田榮太郎(稔麿)のような松下村塾の塾生達もたくさんいて、
特に榮太。松陰先生が 桂さんに宛てて 「榮太のことヨロシク☆」 みたいな書簡を書き送っていたので、きっと榮太は、桂さんから直に剣術の手ほどきをうけてたんじゃないかな★みたいな。

想像するとちょっと楽しいよねーって…(…妄想?)

ワイワイ元気な後輩の面倒見る、優しいお兄さんvな桂さん。
(桂さんのそういうとこが大好きです)


さらに明治時代、神社のそばには木戸さんや広沢さんのおうちが建ってたわけですから、
もうまるで長州パラダイスみたいな所(違う。けど萌え!)

というわけで靖国神社の位置的な萌え度の高さは特筆に価するのです。。

あ、大村先生について書くつもりだったのに気づいたらまた桂さんのことになってる…(汗)

えーと大村益次郎=幕末の村田蔵六は、戊辰戦争で大活躍した天才軍師(でも実は医者)!
日本陸軍の開祖です。先進的で合理主義で、まさに新時代を負って立つべき大物だったのですが、明治入ってちょっとしたら暗殺されてしまうという…(桂さんが凄く哀しんでました…)…大村先生が生きていたら明治はかなり(良いふうに)変わったと思うのですよ、超超もったいないですよね。


司馬 遼太郎 / 新潮社(1976/08)
Amazonランキング:24,864位
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上・中・下巻ある。
これは大村先生が主人公の小説、たぶん長州時代小説のなかでもかな~りの傑作と思われます。

この小説はね~桂さんがいっぱい出てくるのでダイスキですえへ!(^^

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uwaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa

注文してた本とどいた!!!

中西 立太 / 大日本絵画(2001/03)
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(↑クリックで大きい画像見れます)

軍服図鑑です(´∀`*)

これみて終日はぁはぁする

復刊ドットコムありがとう……(
一票投じた甲斐ありました。出版社様の迅速な対応に感謝。
やはり、再版希望ニーズのコメント見ててくださるのだなあ。じーん、、

この本はですねー歴史資料としての価値が高いだけでなく
ミリタリーマニア、かつは私のような幕末明治おたくまで、
広い層の欲望を満たしてくれるスバラシイ資料集なのです!

軍服だけじゃありません。

軍服の着方・階級別袖章・各種装飾品・馬具の詳細・銃兵器から大砲の弾の詰め方まで!!

美しい図と詳細な解説。ありがたい~~はぁ拝み拝み。


でもでもこんな資料にしょっちゅう浮気してるから、
いつまで経っても『木戸孝允日記』が買えないんだよオオオ

とてもダメだとおもう・・・orz



乃木さんだ~~~~~~!明治3年のころの軍服(><)

■乃木さんと東郷さん■

↑の写真みるたびに思うんだけど乃木大将て

ほんとに脚長い。

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ちいさい閣下は物食っても何しても可愛い

ものを食べる様子もきっと可愛いだろうなあウフフってちょっと変質的妄想
最近わたし市ィばかり描いてる…(^^)すみませんorz

市ィの創設した日本大学から、非売品で市ィ資料集が出ているそうです
あああああ(壊)読みたい読みたい!国会図書館か東大図書館にはあるかな?探してみよう…!


着物って収納性良いですよね。懐や袂に何でも入る(この絵はちょっと入れすぎだけど)

先日の京都旅行のとき、同行した友人がお土産に「懐紙」買ってた
またずいぶんと古風な…しかし着物を着る習慣もないのに、一体いつ使うんだろう?(^^;

ところでこの絵の
←の人だれでしょう

・高杉の場合

高杉「市、おぬし良い物を持っているな。よこせ」
市「いいですよ、ハイどーぞ」

・ガタの場合

ガタ「腹が減ってるからオレにもわけてくれ」
市「・・・・・・・(無視)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれっガタと市ィの確執は明治政府の気がするよ?(^^ま、いっか
市はガタのこと嫌いすぎて何話しかけられても無視してそう。
市ィの変死事件はガタが一枚噛んでいるという学説がありますね。
もし本当だったら許さん!やまがたぁ~~!!!

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青の時代

絵はライチ☆光クラブだけど
いいかげん三島由紀夫の「青の時代」のレビュー書こうぜ私…(^^



三島 由紀夫 / 新潮社(1971/07)
Amazonランキング:56,838位
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結構前に読み終わったのに長々と感想を書かずにいたのは
幕末病に罹患してたのもあるけど、この小説に特筆すべき点があまり無かったから(^^;
う~今まで読んだ三島さんの小説の中でいちばん退屈でした;(小声)
私が高利貸しのシステムとか経済についてまったくの門外漢だからという理由もありましょうけど。
…青の時代は、「光クラブ事件」という金融事件を元に書かれたのです。これはアプレ・ゲール(戦後)犯罪として代表的なもの

あとで知ったんですが、三島さん自身この作品が駄作であると公言してるようですね?ほっ(て安心するのも妙ですね)

戦後の無気力アプレ青年の特性を描いているでもなし、「ライチ☆光クラブ」との関連も無し
太陽カンパニイの没落に至っては事態が急速に進みすぎてちょっと「尻すぼまり」…だった…な

でも誠と耀子の恋愛遊戯は愉快でした。三島さんの小説ってたまーにだけどフランス小説読んでるみたいな感におそわれる…う~ん恋愛に関してはことに高尚
あと相変わらず哲学談義は面白いです。

愛宕は社会の寵児で適応力バツグン。戦後日本の経済的テイクオフを担う「現代人」になれる人材。
これに反して誠は、(賢いけど)ちょっと不器用で「近代~現代」の域を出られず破滅へとひた走る人。とみた

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プロフィール

HN:
トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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