自分の持っている市ィ本と並べてみると壮観ですね~ホゥ…v(ため息)
もりたなるおは『後生畏るべし』という小説も書いてて、これは『抵抗の器』と対となる市ィ主人公の歴史本です
残念ながら、持っていないんですよね、絶版だし。『抵抗の器』はかなり苦心して手に入れたのですが…
ああ~どなたかオークション出してほしいです・・
で、『シリーズ学祖・山田顕義研究』の内容ですが
まだちょっとしか読んでないんですけど
ちょ、なんなのこれwwwwwwwすごい逸話見つけたwww
市が木戸(桂)さんの稚児だったとかそんな噂が当時まことしやかに流れてたとか…
※稚児っていうのは衆道(男色)における受身の少年のこと。
あのーえーと
…マジ?(大汗)
ちょっと待ってよ、桂さんにはそんな趣味ないと思う;;だって彼はふつうに女好きですよ?(え、バイ?
薩摩の西郷(隆盛)どんも市に言い寄ったみたいな逸話が…(汗)引用!
長州の隊長山田市之丞能(よ)く兵を用ひ衆之を畏敬す、而して年猶ほ弱冠容貌秀麗恰も敦盛卿を見るか如し、西郷吉之助(=隆盛)始めて京都に会し其敏才と其美容とを愛し、心私(ひそ)かに之を喜ぶ
解説。
長州の山田市之允隊長は「用兵の奇才」といわれた軍事の天才で、しかも、年若く容姿は秀麗。西郷どん、初めて会った市之允をたいそう気に入ってしまったそうです。
「恰も敦盛卿~」とありますが、敦盛は一の谷合戦で熊谷直実に討たれた、平家の美少年公達のこと。
さらに文章は続く
時に市之丞亦馬に跨り陣笠を被り一隊の兵を率ひて到る長途の行軍漸く疲労を感じ鬢髪双頬に乱れ流汗の眉間に淋漓たるを見る、吉之助(=西郷隆盛) 、益次郎(=大村益次郎)に私語して曰く、真に海棠の雨を帯べる風情あるにあらずと、後数日を経て吉之助、市之丞を宴席に会し其手を取ッて曰く、君は実にヨカ、チゴ(美少年)なりと
えー
市ィが西郷どんにセクハラされております。
だって、西郷どんにシッカリ手を握られて、「君はじつに美少年だなあ!」なんて言われるんですよ、ひゃー…西郷どんあんた市ィに嫌われますよ。
水(汗?)もしたたる市ィの美少年っぷりにハァハァする西郷どん…うう…こ、こわいよう……つーか!西郷どん、大村(益次郎)先生に男色くさい話題ふらないでください。
大村先生、超困ったと思います…返答に(笑)
市の反応が気になるな(^^)イヤだったろうなあ。もう悪寒なんて走りまくりだったろうなあ!!可愛そうな市ィ!!(笑!!)
小軀童顔の美少年にうまれたのが運の尽きでございますね。
だって古川薫大先生も、市ィについて「節句人形のような愛らしい相貌」とか書いてるし。男色趣味の男たちから眼をつけられやすかったそうです。
ハハハハ!(ダメだどうしても笑ってしまう)
西郷どんが男色を嗜んでいたことについては有名だし、それ関係のエピソードも結構残っているので、もう驚きません。
とくに薩長土など南国は男色の文化がとても華やかで、衆道は集団における秩序をまもる機能を為していたため藩ぐるみでそれを推奨していた文化的背景もあり、現代の常識が通じないのです。
でもやっぱり私のよーな腐女子がこういう生々しい逸話に直面してしまうと…どうにもドキドキが止まらんよ…どうしよう…あー(悶悶)萌えはしない、萌えはしないが…ああーなんか落ち着かない…ソワソワ…
とりあえず木戸さんが市ィとあやしい関係だったとかいうのは、
根も葉もないウワサだと思います…よ。(どうかしらねー)
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