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Les Confessions

since 2006,6,17 ~ 
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秋、立つ。

立秋を迎え夕方の涼しさに、季節の変わり目を感じるようになりました

芙蓉咲き、法師蝉鳴く。
嚇々として日 熱するも、秋思すでに天地に入りぬ。  BY 徳富蘆花

まだ少し暑さ続きますが
秋が 確実に近づいてきているのを感じます。



大正~昭和初期の少女雑誌の抒情画みたいなのを意識して
というかSAIつかいかた全然わかりません 今回ぜんぶ水彩塗りしてみましたが使いこなせなかったw
もすこし練習しなきゃな~と思うんですが 絵、ほとんど描かないからなあ・・orz

以下は追記で

ダンガンロンパ というアニメを1日かけて観ました。なにこれすっごく面白い!!キャラもえ多い~皆かわいいです。
一話目のインパクトがすごくて、うおー!と2話、3話・・・いつのまにか日が暮れていたw
殺人も処刑も、当たり前になりつつあるこの状態が恐ろしい、怖い、そして、萌える。
ウィリアム・ゴールディングの『蠅の王』という小説を読んでいるときも、同じような恐怖を感じたな。集団の狂気。


不二咲ちゃんかわいい~/// 男の娘


あれ?好きキャラから死んでいくこの不思議!
大神さくら、誰かに殺されるとか絶対無理な設定よね(強すぎるから)・・・と思ってたら自殺してしまった。
その手があったか!


ニコ動で動画あさってたら素敵MADが・・・こういうの観てると原作ゲーム、プレイしてみたくなります




こっちは自分用作業用BGMとしてメモ

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疲れたら久坂ry

久しぶりに歴史絵ログ放出


肥前佐賀藩の江藤&大隈さん ふだんあまり描かないけど好きな二人です。
思えば、江藤と大隈って、それぞれ正反対の道をすすみましたよね。
(江藤は自分の周りに政敵を作りまくり政府の方針から離反して革命を起こそうとし、最終的に処刑されましたよね。
でも大隈って最初から権力には従順だったでしょ。大久保利通の子分から出発して色々要職についた。)
悪を断罪し正義の道を貫きたった独り革命児として破滅の道を進んでしまった江藤さん
かたや権力をほしいままにし近代国家としての日本を作り上げていくことに成功した大隈さん。はたして、どちらの人生が幸福な人生だったのだろう。


とにかく疲れたら久坂玄瑞を描きたくなるんだよおおおわたしは
 
正岡子規の弟子、明治の俳人コンビ 高浜虚子 & 河東碧梧桐
幼少から常に二人一緒で、三高(第三高等学校=いまの京都大学)時代は寝食ともにし、その下宿を『虚桐庵』となづけるほどであった。どんだけ仲良しなのか。
こいつらの回想録は実に微笑ましく、しかもギャグが秀逸なのですv


日清戦争のときの山縣有朋(司令官)の傍若無人ぶりと、それにブチキレまくりな川上操六(次長)に笑ってしまうww

山縣の指示に従った桂太郎ひきいる第三師団は、優勢な清国軍に囲まれ、かつ兵站もままならない。
大苦戦に陥りタロウ悲鳴をあげる「操六ちゃん助けてー!しんじゃうよお!!」
→川上操六『オヤジ(=山縣)、いくさをわかってねえだろ!!もう余計な指示すんな引退しろ!!』
→川上、上司である山縣をクビにしようとするが、山縣が激しくゴネて軍司令部は酷くもめる
→結局天皇がじきじきに山縣におねがいするカタチで、むりやり帰国させた・・・

日清・日露戦争の児戯に等しい陸軍のGDGDっぷり、微笑ましくもあり、痛々しくもあり、可笑しくもある。
そして、無能な上司を持ってしまった部下たちの苦悩は現代日本人にも共通するなやみのひとつだと思います。


また久坂描いてるし(ほんとすきね~) 幼少・久坂&高杉晋作
美少年の久坂くんに一目ぼれしてストークしまくる高杉くんであった。 BY『城下の少年』
南條小説の久坂の描写は ほんっっと。。。。に、儚く、美しいのです。ほれぼれ。。

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コミケお疲れ様です。

コミケがあったのか 知らなかった。ニュース見て知りました。暑かったでしょうに・・・

自分は、自らをオタクをもって任じているわりに、コミケとか同人誌には、とんと縁がない。
積極的に参加しようと思うイベントなんて、せいぜい理系の学会のみである(遺伝子デリバリーとか、温熱免疫学会とか)。

コミケとか皆、最初どういう動機で行きはじめるものなのさ。
おたく友達いないから行く機会がない・・・一人ぼっちなので・・・他との温度差を感じて嘆息するばかり。
また、同人誌にたいする欲求がない(むろん、読んだことはある) ので わざわざ買いにゆこうとも思わないのである。

ひたすら内なる世界に没頭し、自己消化のみで生きてゆけるオタクなので、ある意味エコでよいと思うが、
寂しいオタクだな、とも思います。どうなのでしょう。ともだちでもできれば変わるのかな。



リボンの騎士



まどマギ。
ファウストの記事でも少しふれたので久しぶりに描いてみました。
珍しく全話通して見ることのできたアニメなのに、そういえばあまり描かなかったなあ。
というのも、震災の混乱や 個人的な話ですが環境の変化などあってちょうど忙しい時期に放映されていたので・・・当時、描く時間と精神的な余裕がなかったです。

特に震災後はかなり情緒不安定になってしまい・・・(断続される計画停電や食糧難で関東の田舎ではほとんど終末の世界の感であった)。

夜中 中途覚醒しては、防災用ランプをともし、(電気つかないので) 枕元に置いてあった詩集
中原中也の 『よごれっちまった悲しみに・・・』 とか、宮澤賢治の 『永訣の朝』 を読み
ひとり涙した時さえあった。

綺麗な朝日や花をみては 「国やぶれても山河ありだよね」 と かなり、ちちんぷいぷい(陳腐な)、言い訳できないレベルのことで感動してしまったりしていたwww

人は(私は)、コミケにゆかずとも、読書せずとも、日常のささいなことから簡単に、萌えや感動をみつけることができるものなのだと、そのときばかりは感心したものである。



さて、お盆やすみは田舎に帰省してまいります。
まだまだ暑いですが皆様 御自愛なさってくださいませ。

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ファウスト ──「とまれ、お前はいかにも美しい。」


詩聖ゲーテの名戯曲 “ファウスト”



「御契約をなさいませんか。あなたがこの世にあるかぎりは、わたしの術でたんと面白い目を見せて差上げます。まだ人間が見たこともないような、面白い目をね。」

さいしょ 「むく犬」の姿にばけてファウストの前に姿を現した 誘惑の悪魔、メフィストフェレス。

「むく犬」ってどんな犬よ と思ってぐぐったらトイプードル画像がワンサとでてきたwなんかかわいい。



メフィストフェレス 「ちょいと先生、良い子いるよ~♪ 遊んでいきなよv 恋をしなけりゃ人間は、人生の大半損をしていると言えますぜ。」

ファウスト 「煩い悪魔め。どうせまた何かたくらんでいるのだろう…(鏡チラ見) うっ…か、かわいい・・!すぐに会いたい!」

メフィストフェレス 「さすが先生、御目が高い!!この娘はね、グレートヒェンという素朴な町娘だよ。気立てもよいし、器量もよい。文句のつけどころはない。なあに、二人の恋路を邪魔する者は、殺してしまえばいいのさ★」
(ふふん、聖人であろうが学者であろうが、人間なんて欲望によわい生き物、誘惑するのは簡単だわい。)


ファウストとメフィストの関係が萌すぎw
ファウストのたび重なる我がままに翻弄されるメフィスト。・・・という関係です。
あれしろこれしろ と勝手放題の主人に、しぶしぶ従ってくれます。「あれ?こいつもしかして、良いやつなんじゃね?」疑惑。。
そして物語ラスト、ファウストの魂を手に入れようとしたところで結局 ファウストは天に召されてしまい、メフィストの壮大な計画は失敗におわる。
これまでの苦労も水の泡に・・・メフィスト涙目wwww


ファウスト〈1〉 (新潮文庫)
ファウスト〈1〉 (新潮文庫)
ファウスト〈2〉 (新潮文庫)
ファウスト〈2〉 (新潮文庫)
「日々に自由と生活とを闘い取らねばならぬ者こそ、自由と生活とを享くるに値する」 そしてこの土地ではそんな風に、危険に取囲まれて、子供も大人も老人も、まめやかな歳月を送り迎えるのだ。 己はそういう人の群を見たい、己は自由な土地の上に、自由な民とともに生きたい。
そういう瞬間に向って己は呼びかけたい、「とまれ、お前はいかにも美しい」と。
己の地上の生活の痕跡は、幾世を経ても滅びるということがないだろう──
そういう無上の幸福を想像して、今、己はこの最高の刹那を味わうのだ。

初読のときはこの作品の哲学性がイマイチわからなかったけれど、トーマス・マンのゲーテ評よむようになって初めてすごさを諒解したな。ゲーテといえば『若きウェルテルの悩み』も有名ですが個人的にはファウストのほうが好きです。
ドイツ文学好きとしてはこの作品を一度はブログに記しておきたかった。

そういえば、『魔法少女まどか★マギカ』は、“ファウスト”をベースにしたアニメですよね。
ワルプルギスの夜(ブロッケン山における魔女たちの祭典) とか、 グレートヒェンも出てくるしね(アニメでは怪物ですが・・・)。まどマギ好きな人はぜひ読んでおくべきかと。

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4板に飛べなくなり申した

うおーん…まじか

心の憩いが…orz

とりあえず最近描いた絵だけ置いときます


はつねミク(まったくのうろ覚え)


『おやすみプンプン』
読むとかならず鬱になるので精神衛生上わるいと思い
もう読むのやめたいんですけどなぜか知らないがついつい買ってしまう 続きが気になって
で、気づけば次巻が最終巻・・・らしい。
どうなるのだろう…なんか皆しあわせになれない気がするんだけど…
(でも最新刊ではプンプン父が意外と救われていたので、とてもよかったです)



■ 最近の読書


イギリスの芸術家姉妹。 文豪、ヴァージニア・ウルフ(妹) と、画家、ヴァネッサ・ベル(姉)
愛すべき百合姉妹vv 一方的に慕ってくるヴァージニアを時に可愛がりつつ時に上手くあしらうヴァネッサ。
某読書サイトの献本企画によりいただいた本です。イギリスの文豪とその作品を紹介してる。

そもそもイギリスの文学作品ってあまり好きではない(読まず嫌い)…だったので好き嫌いをなくすため今後の読書の参考にしたくて読んでみた。
でも意外と英文学読んだことあるのが多いと発覚。ディケンズとかJ.オースティンとかオスカー・ワイルドとか 、(もちろん全ての作品を読んだわけではないが)、「あれ?この作家、イギリス人だったんだ」と何度か驚いた。

有名なところではシェイクスピアか  近代っていうか中世だけど
シェイクスピアなんてもはや、ほんとにいたのかどうかさえわからないレベルよね(諸説ある様子)

ところで読んでて驚いたのは  英国人作家のほも・れず率の高さ

ど どういうことだってばよ・・・!
オスカー・ワイルドあたりは『ドリアングレイの肖像』とかで自分の性癖カミングアウトしてるので周知かと思いますが(日本の腐女子は読んだ人も多いと思います)、
同性愛=キリスト教に反する=バレたら宗教裁判にかけられるという時代的背景があったせいか
生涯隠し通した作家も多かったようす。サマセット・モームとかE.M.フォースターとか

ヴァージニア・ウルフも同性の恋人がいて。でも、美人だし言いよってくる男も多かったみたいで、かなり遊んでる様子 (レズビアンというかバイセクシュアルだったんですね・・)

姉のヴァネッサなんて結婚してるくせに夫公認の愛人がいて(しかも皆で一緒に棲んでる)
なのこの・・・どろどろ!こわい。
そして妹ヴァージニアの姉ヴァネッサに対する倒錯した愛情…おそろしい!(というか、萌える)

…と いろんな想像をして 一人でもりあがってしまいました。



4板はやく復活しますように…!!どうかどうか宜しくお願いします。

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漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

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