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Les Confessions

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お久しぶりです。

お久しぶりでアレですが、自宅のお絵かき掲示板が消滅しました。
最近はなかなか絵を描くことが無いので、新たに借りるのはやめにして、描きたくなったらおえかき~ずさん(4板)へ…ということにします。
ので、今後は4板のほうで宜しくお願いします。

以下、過去絵3点(全部歴史絵です)。




久坂玄瑞
どうしても白皙の美少年に描きたい…のは、南条範夫作『城下の少年』(久坂さん総受けの超ばちあたりな幕末やおい小説)(違)
…の影響を受けているからだ。
→ 詳細(過去記事)





山田市之允



高杉晋作


もう、好きな人物しか描いてないという…;

もっと精進したいです、はい。

最近は時代小説を読む機会がほとんどないから新しい知識も入ってこず、歴史の勉強も滞りがちです。
ちょっとモチベーションあげなきゃだめですねー。うう。





近況報告

純文学は相変わらずよく読んでおります。
最近のお気に入りは森鴎外…(第三次鴎外ブーム)

あとは、芥川龍之介の作品をぼつぼつ再読中。
というのも、最近読んだこれ↓がきっかけで、芥川萌えに再び火がついた。

山川 直人
エンターブレイン
発売日:2010-11-25



山川直人先生による、芥川龍之介伝。漫画です。
これ…いろんな意味で秀逸~。そうとう作品読み込んでるなーと思いました。

早すぎる出世のために同世代の文壇と交遊を築けず、理知の刃が鋭すぎて誰からも理解されず
ただ孤独で無邪気な“自殺願望”者…芥川龍之介を できる限り人間らしく(←ここポイント)描いておられる。
この芥川の幼稚な人間臭さに、山川先生の良心を見た。

それから芥川関係で もひとつ。

演劇『芥川篇』(10月31日池袋GEKIBA)を観てきました。



若手の演出家さん、役者さんの小さな舞台でした。
笑いあり迫力ありの舞台で楽しかったです。芥川像がとってもユーモラスに描かれていて斬新☆
こういうこぢんまりした公演は初めてだったのですが、ほんと良かった~
。機会あらばまた行きたいなー。

次は夏目漱石先生と愉快な仲間達(…)もしくは昭和の文壇でお願いしますww

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久々に版権絵でも。



『うちの妻ってどうでしょう?』 福満しげゆき先生の漫画



今、一番嵌まっている漫画です。まじでまじで!!おもしろいのでぜひ読んでくだしあ

妻よすぎる…!!だー!!妻かわいすぎーーーー!!!!!111
こんな妻を妻にできた作者は幸せ者だなあ…(でもリア充ではないなあ)

この漫画の素晴らしいところは、よくあるほのぼの系ファミリー漫画とは違って、作者がある程度客観的に生きているという点かな。
ふつうに読んだら「考えすぎでしょ」という内容のことについて仔細に分析・考察しようとする作者が面白いのです(でも結局、結論はいつもだいたい出ないで終わる)…。
そのうえ卑屈極まりない嫉妬心の塊のような作者にたいし、時に痛烈に時にあたたかく接する妻(博多弁?)がなんともスパイシー。

自分の漫画への姿勢を正してくれる漫画であった。


あとは適当に版権多数



『シュガシュガルーン』 バニラたん。

微妙に旧い漫画なので、誰もわからないかな~と思いながら4板で描かせていただいた。
でも知ってる方がコメくださったみたいで(お礼レスできませんですみません)ちょっと嬉しかったです。
この漫画もほんとうに大好きでなかなか手放せないお気に入り漫画の一つです。




『行け!稲中卓球部』

現役厨房時代にリアルタイムで読んでました。最近、復刻版?で文庫化したみたいで今集めてます。



なつかしいwww
中学生ってこのテのお下劣漫画好きよネ。今読んでも笑えるけど(それは大人として問題がある)。

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異国迷路のクロワーゼ

御無沙汰しております。
数か月ぶりのお絵かき。
“異国迷路のクロワーゼ”というアニメを視聴しました。

19世紀ジャポンからフランスへ遥々奉公にやってきた、湯音ちゃん。



ひさしぶりに更新したら、いつのまにか原寸大で絵を投稿できるようになっていた(以前はサムネイル化されていました)。
久しぶりすぎ…ますね。もはや趣味のうちから“お絵かき”が無くなっているため、どうにも絵を描く気にならないのです(汗)
意欲ってどこから湧いてくるのでしょう。どうやって奮い立たせるのだ?

というわけで、アニメでも観れば何かお絵かきのヨスガにもなるだろうと思い、本作品を視聴。

感想。

湯音ちゃんが…かわいい…

ちょっと当時の日本人としては美化されすぎなんじゃないかしらん。。
とか
やはり、この手の作品て、多くの日本人が共有している、幼いナショナリズム(というか日本文化至高主義)を刺激する事狙っているフシがあるよね…とか

色々考えるところはあります…が

たいへん、心地の良いアニメだと思います。

単身フランスへ渡り、異文化まっただ中へ放り出された湯音ちゃんの、健気すぎるほど前向きな姿勢。…涙なしには観れない!加護欲をかきたてられます!いまふうに云えばペット系女子といったところか?

湯音ちゃんの周囲の人々がまた良い人ばかりでね~。
クロードとの距離感も次第に縮まっていく様子がとってもほほえましいv

今後たのしみに視聴する予定であります。はい。


拍手いつもありがとうございます!更新しなさすぎるのに見ている方がいらっしゃるのにびっくりする(汗)もっと頑張りたいです><

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歴史ラクガキ

御無沙汰しておりました・・
このような放置ブログにまめまめしく通ってくださる方々、拍手激励してくださる方々

ほん…まに、ありがたいことです。平身低頭して御礼申し上げます。



高杉晋作とユカイな子分たち
(山田市之允(顕義)・伊藤俊輔(博文)・山縣狂介(有朋))

絵を描くのが久しぶりすぎて色々と見苦しいのですが…(汗)やはり、好きなものを描くのは楽しいものですね。
そして私の好きなもの=長州人。やっぱり。


高杉晋作って、このうえなく理想家でお山の大将でしかもお坊っちゃまでワガママで、常に他人を見下していてキレると手がつけられないくらい乱暴者で…正直ゆって友達があまりいない(…)のが事実なんですが…
(親友である久坂玄瑞でさえ、一歩距離を置いて付き合っていたくらい)

なぜか愉快な子分たちに恵まれていたと思うんですよね

たぶん、思い立ったら即日行動・その弾丸のような瞬発力と
何者をも恐れない堂々とした態度(藩主でさえ平気で裏切る)、
そのカリスマ性に魅せられた人々が
高杉のもとに集い、彼に兄事したのだと思う。

吉田松陰先生も、そんな高杉の聞かん気の強さを愛していたしね。

私自身、そんな高杉晋作が大好きなんだなー。

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南総里見八犬伝


濁世煩悩色欲界、誰か五塵の火宅を脱(のが)れん。
祇園精舎の鐘の声は、諸行無常の響あれども、飽(あく)まで色を好むものは、後朝(きぬぎぬ)の別れを惜むが故に、只これをしも讐(あだ)とし憎(にくめ)り。
沙羅双樹の花の色は、盛者必衰の理りを顕(あらは)せども、徒(いたづら)に香を愛(めづ)る者は、風雨の過なんことを妬むが故に、偏(ひとへ)に延年の春を契れり。

観ずれば夢の世、観ぜざるも亦夢の世に、孰(いづれ)か幻ならざりける。……



曲亭 馬琴,小池 藤五郎
岩波書店
発売日:1990-07-16



滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』(原文)が名文すぎる件

ただそれだけを伝えたかった。




ちょっと放置しすぎヤバイよと思い いったん浮上しました。

でもちっともお絵かきしてないので、例によって旧い絵を晒します。

6~7年前、『南総里見八犬伝』を読んでいたころに描いたものです。

全九十八巻百六冊。日本古典文学史上類が無い、源氏物語や太平記を超越した、全百八十回の長大な文学作品。滝沢馬琴の半生をすべて注ぎ込んだ超大作であります。
岩波書店から全十巻出ております。
じつは私、6巻で挫折してしまったのですよね(^^;…意志薄弱
今年からまた再挑戦してみようと考えております。続くか…な;;

名文はとてもステキなのですが やはり原文は脳みそ摩耗しますしね。

古文なんて高校のセンター試験レベルですよ、私


里見ともざね
一巻序盤は主人公格でした。伏姫のパパです。


「孝」をつかさどる犬塚信乃。「信」をつかさどる犬飼現八。
芳流閣での2人の戦闘シーン、ほんっとに血が沸きます!


悪女・玉梓は傾国の美女。
八犬伝に登場する悪女・烈婦はみんなキャラ立ちすぎで素敵です。


八犬士は、八人それぞれ文武両道なのですが、犬飼現八は
特に「武」に秀でているようです。捕り物の名手。∴十手


伏姫と八房。異類婚なんてエロスすぎるよ…ハァハァ。
滝沢馬琴てほんと…腐男子なうえにアブノーマルだよね!!(←なんてこと言いやがる)


犬塚信乃と、父・番作。信乃は“男の娘”として育てられたので女装してますえろい。
番作自害シーンがまたエロい…!!あと流血が多すぎてゑろい…。総じてゑろい。
ちくしょう滝沢馬琴めありがとうございます。


「義」をつかさどる犬川莊助。
この子、地味なクセに行く先々で拷問されてる
真正ドMですね★犬畜生よばわり何故か興奮した!!


伏姫と八房。
やつふさ本当に姫のこと愛してたんだねー。


しのタソの武器は、名刀・村雨丸。
一振りすれば水滴がしたたり落ちる不思議な刀です。


「智」をつかさどる犬阪毛野。けのったまは女装の美少年でございます。
何もしらない犬田小文吾は、あろうことか男の娘・毛野に惚れ、夢中になってしまい…
なんてやおいな展開までありました。
楽しくて仕方がないわ※腐向けタグ必須


信乃ってば返り血あびすぎよね~なんかとてもセクシーなんですが!!



犬山道節とか犬田小文吾とか、ほかの八犬士メンバーも
もっとたくさん描いてたハズなんですがデータ消失したみたいです。
まぁ、これからぼちぼち描いていく予定です。。

それにしても、俺得すぎる内容ですみません…。
馬琴先生、腐男子とかアブノーマルとか悪口いってごめんなさい。m(_ _)m

私ほど歪んだ視点で読んでる人間はいない気がする

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自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

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