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Les Confessions

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萌える帝国陸軍

うわあなんとウヨクなブログタイトルでしょう(棒読み)

4月になりましたね!新生活が始まり皆様忙しく、また楽しい日々を送っていることでしょう。
都内は葉桜がめだち始めました。今年はお花見いってないでぇす・・・orz
過ごし易い、よい気候になってきましたね。仕事に趣味にますます精が出ます。

拍手コメント いつもいつも本当に、励みになります。ありがとうございます・・!

以下 歴史絵ログ(最近の絵が多め)


山縣有朋(狂介) & 山田顕義(市之允) 
陸軍の犬猿コンビ。 同郷の仲間(しかもそろって松陰門下)なのに死ぬまで仲悪かった二人。

市 「山縣よ。 山城屋の件(※山縣有朋の汚職事件) さっき、木戸さんに報告したからな! あとで叱られるぞ~。サイテーなことしたんだから、ちゃんと反省しろよ!!」
山縣 (こっ・・このチクリ魔がア~…!!正義漢ぶって余計なことすんじゃねえええ!!!テメーのせいで俺が陸軍から降ろされたらどうすんじゃい・・!!(ギリギリ))

かわゆくて、頭もよくて、どこ行っても人気者な市。・・・を陰で激しく嫉妬する山縣。 ってのがこの2人のデフォです。
若輩の市が、ひとまわりも年上の自分(=山縣)を飛び越えて 奇兵隊総督に就いたとき、山縣はハラワタ煮えくりかえっただろうな。。


市とは裏腹 不人気者で友達の少ない山縣。
そんなガタ公を唯一慕ってた桂太郎くんは、つくづくすごい人物です。(むろん権力目当てで山縣に近づいたのは事実かもしれないけど。)
山縣みたく気難しい人物を捕まえて、「ぼくの閣下はいっとうステキ v」 とか言える、その強靭な精神力!
ヤマガタもきっと、悪い気はしなかったろう。タロウは山縣にとって数少ない理解者のひとりかもしれないな。


児玉源太郎
陸軍の夏服白ランかっこいいよお///
児玉は参謀なので 刀とか、武器をふりまわすようなイメージほとんどないですが・・・・


ふるい絵でてきた。政界入り後~桂太郎 このころからニックネームが “ニコポン” に (常に笑顔だから)(腹黒だけど)
それにしても桂太郎ってよく考えるとすごいですよ。幾度も総理大臣に就任し・・・首相在任中、 日中・日露戦争 二度の大きな戦争を経験し・・・(しかも両戦とも 勝利をおさめ・・・)
最近日本史の見直しがちょっと行われて、桂太郎の株があがっているようで個人的にとても嬉しいです。
まちがいなく歴代総理大臣のなかでもトップクラスの能力の持ち主だと思われる。 


軍人ストック(絵)なくなった・・ので文官  伊藤公(博文)の懐刀が好きです。伊東ミヨジ&末松謙澄
第二次伊藤内閣おもしろいなー! この時代(明治中期以降、大正半ばまで)の政治家ってみんなアクが強い、
キャラ立ちまくりです。


『こころ』 夏目漱石
久々に再読しました。。やはり夏目漱石は良い・・・
ところで先生遺書長すぎですよ、、本できちゃってんじゃん(遺書で一冊完成)

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ファウスト博士──神に絶望せよ、汝の不幸は日ごとに近づく

読書感想


アドリアン=レーヴェルキューンと、彼と契約を交わした「エスメラルダ蝶のような女」

トーマス・マンの 『ファウスト博士』 再読。

至高の芸術のために“悪魔と契約を結んだ”天才作曲家、アドリアン=レーヴェルキューンの、破滅と没落の物語。
ここで 芸術のために悪魔と契約を結ぶ とは、梅毒もちの娼婦と一夜を契る という解釈なんだから なんかもうぶっとんでるよね。
やはり、トーマス・マンの発想力非凡すぎというか トーマス・マンは天才です。 (←何度目?このセリフ)


今の時代では、敬虔で冷静なやりかた、まっとうなやりかたではもはやどんな作品もできず、悪魔の助けと釜の下の地獄の火がなければ、芸術は不可能になった。…人間は、地上をよりよくするために、地上で必要なものをぬかりなく手配したり、美しい作品に再び生命の基盤を与えてぴったり調和するような秩序を人々のあいだに作り出すよう思慮を尽して行動したりする代りに、よく課題を怠けては地獄の酒に酔いしれるのです。こうして、人間は魂を棄てて皮剥場にやってくるのです。


長かった・・・1月から読み始めていま3月か。本編は文庫本3冊程度なんですが。何しろストーリーに直接関与しないとこでの寄り道が多い多い。そのうえ内容が難解で・・・
(ドイツ人の抽象的観念、民族論・国家的陶酔、又、第一次世界大戦を通してファシズムへと傾斜していくドイツの国民的狂気、などなど) (マンのアメリカ亡命中の作品ということもあって反ナチズム的色合いが濃い 
初読は大学1、2年のころ。高校時代、『魔の山』に感化され以来、国内で手にはいるトーマス・マンの作品はあらかた読みました。
当時内容をあまり理解できなかったのをずっと悔いていたので今回再読したのですが・・・日本人がこの小説を(本質的に)理解するのは無理かもと思いましたよ。マンが「海外で翻訳版が出されても、ドイツ人にしか理解できないだろう」と言っていたように。
とはいえ世界大戦におけるドイツ人の“罪”を、悲しみを、どうとらえるのか、などは、わずかに解った気がする。国民の希求したものがなんだったのか、も。
そういう意味でトーマス・マンはドイツという国を、国民を代弁している作家なのだな、、、と。

日本にそういう 国家を代表できる作家がひとりもいないのは遺憾ですね。今後もきっとああいう天才は出てこないんだろうなあ・・・。

あと、もともとマンが芸術、とりわけ音楽に造詣の深いことは明白でしたが(『魔の山』や『ブッデン・ブローグ家の人びと』でもそう。)、ついに大好きなクラシック音楽をテーマに小説書いてやったぜ!って感じですね。。w
音楽理論に関する部分は流し読みでも、まあ、問題はなかったです(理解できればもっと楽しめたんでしょうけど)。

アドリアン・レーヴェルキューンの作曲した音楽は、どんな曲なんだろう、聴いてみたいな~★とわくわくしましたv
特にオラトリオ≪デューラーの木版画による黙示録≫や、カンタータ≪ファウスト博士の嘆き≫は。
そう感じさせるマンの描写力は、さすが老練の熟達したワザといえます・!
全体にデモーニッシュ、悪魔的な作品が多いようですが、芸術としてレヴェルの高いことと悪魔的であることは切って離せない関係があるとマンは考えているみたいです。
『ワイマルのロッテ』でも、ゲーテの悪魔性を神性の一面であるとしたように)。
芸術論では、“芸術は悪なのか、実生活と芸術は両立可能なのか” これは『トニオ・クレーゲル』以来の議題ですね。

1・2巻は物語の進行が遅く(形而上学的な内容がかなり占めていたので)大変でした(特に2巻、アドリアンと悪魔との対話、、 / 泣) が3巻に入って急にストーリーが展開したので、最後は早かった。
外界との交流をずっと絶ってきたアドリアンが 自分の最期を見守ってもらいたいと、友人・知人をプファイフェリングに集める場面にはほろっときました・ ピアノの前で倒れて人間を失ってしまった末路には心ひきさかれる思いです。救いのない物語と解っていても精神的ダメージがでかすぎる~(;_;)



あと (けいそつで、すいませんが)★腐女子として★「これはあとでブログに書こう・・!」とちょっと興奮しながら思ったのは
トーマス・マンの ホモ・セクシュアリティー がかなり色濃く感じられる作品だったな・・・・ という点ですかね・・・
『ヴェニスに死す』という世界名作ホモ劇場があるじゃん、何を今更?って思うかもしれないけど) (『魔の山』でも『トニオ・クレーゲル』でもそういうの、ありますが、)
絶望と破滅の地獄(インフェルノ)へと転落していくアドリアンを、少年の頃からずっと、大切に思って深く愛していた、親友ゼレヌス・ツァイトブローム(←奥さんいますけど、でも)、男同士の友情って恋愛を超えた深い絆があるんだろうな、と・・・
それに、アドリアンとルーディー・シュベールトフェーガーの関係は、(マンはなにやらお茶をにごすような書き方してたけど) 明らかにただの友情とは異質な物のように扱っていたよね・・・。
“ルーディーの小妖魔めいた魅力でアドリアンを誘惑~うんぬん”、とか (ルーディーとアドリアンの関係について)“妖しい関係”、とか、とか…腐った女子の煩悩を刺激するなにかがあったw


ダラダラ書いていたら随分ながくなってしまった~
読了後ややしばらく放心状態だったというか アドリアンの哀しい運命のこと考えると心が裂かれるようで
この情熱をブログで吐露したかったのです; 幾分スッキリした。
ひさびさに読み応えのある、すばらしい作品でした★

ファウスト博士(上) (岩波文庫 赤 434-4)
ファウスト博士(上) (岩波文庫 赤 434-4)

ファウスト博士(中) (岩波文庫 赤 434-5)
ファウスト博士(中) (岩波文庫 赤 434-5)

ファウスト博士 下 (岩波文庫 赤 434-6)
ファウスト博士 下 (岩波文庫 赤 434-6)

拍手

桜はまだか~・

おひさしぶりです。
すっかり春らしくなりました。気が付けばもう年度末。つい先日、お正月を迎えたばかりだというのに。時間がたつのは早いですね。
気温差が激しく体調を崩しがちです。暖かいのはいいけれど風が強いのはちょっとなあ。黄砂・花粉・PM2.5・・・トラブルが絶えませんが。
4月~新生活を迎える皆さん、張り切ってまいりましょう(←?・)

絵がたまってきたので晒しときます。




ドラクエ2 ムーンブルクの王女
犬に変えられたむすめさん。


ぷよぷよ セリリ


オペラ座の怪人 1月に劇団四季の公演観に行ったのです。ファントム氏まじぱねえっす・・・
ていうか、うっかり萌えてしまった。年の差・美女と野獣・理性と本能・良心と悪徳・・・この背反カップルに幸あれ!

以下 古事記もえの産物↓


オオクニヌシとスセリビメ。なかよし夫婦。スセリたんは、あのヤマタノオロチ退治で有名なスサノオの娘さんです。
スサノオの娘溺愛ぷりが可愛い~vv頑として(オオクニヌシに対し)娘は渡さんぞ!!という気概がwwオオクニヌシを何度も殺そうとしますからww


天照大御神(アマテラスオオミカミ)。太陽をつかさどり、高天原の統治者でもあるアマテラス。
すいません私、最近まで知らなかったんですが、アマテラスって女性神だったんですね。
古事記中、いみじくも男装するシーンがあって(弟であるスサノオが高天原に攻めて?きたとき)
男装の麗人を愛してやまない私はココで!非常に!萌えたのであった・・・。


ニニギたん★ 一番すきな人物です。
正式名称“天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命 / あめにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎのみこと” 名前ながすぎ
なにげに日本国をはじめて完全統治した人物だったりする。
でも性格は超メンクイなうえに妻が妊娠しても認知しようとしないゲス野郎ですがね!!




以下オリジナル









拍手

歴史ログ

拍手ありがとうございます!!

ほとんど大昔の絵だけど歴史ログ


松下村塾の四天王  高杉晋作・久坂玄瑞・吉田榮太郎(稔麿)・入江九一
当時の4人の年齢 : 高杉→19歳 久坂→18歳 榮太→17歳 入江→21歳 
大体いまの高校生~大学生くらい。
この青春のうら若さと、革命家の共有する情熱的な野心と友情とが、レキジョを熱狂させるゆえんなのだな・・
(たぶんわたしは一生おたくです)


●稔麿(榮太)の戯れ絵●は 四天王の性格をよく表している 良いエピソードだと思います(私はこの逸話が大すきです)。

ある日、山県狂介が塾を訪れると榮太郎がラクガキをしていた。
そこには 鼻輪のない暴れ牛坊主頭で裃(かみしも / 役人が着る着物)を着て座っている人物木刀、そして棒きれ が書かれていた。
狂介が榮太に意味を尋ねると、
暴れ牛は晋作だ。いったん暴れ出すとなかなか駕御できない奴だ。
裃の役人は久坂だ。久坂は廟堂に座らせれば堂々たる政治家である。
次の木刀は九一だ。九一は偉いがまだ真剣ではなく木刀くらいだ。」
そこで狂介は「ではその次の棒は」と聞くと、榮太はにっこり笑って 「これか、これはお前だ(大した知識も能力もない)」。

ちなみに榮太自身は、高杉晋作と久坂玄瑞の中間をゆく性格です。
にしてもヤマガタ・・・棒きれってヒドイwwこの棒きれが将来、明治政府の頂点に君臨し、日本の政治を牛耳るのだから歴史ってこわいね♪


榮太は正義感がつよくて、純真で努力家で勉強家で知識豊富。
もし現代にうまれていたらプロレタリア文学をかじって共産党に傾倒し、高校~大学は学生運動に奔走していそう。
で、入江九一は榮太と仲良しなのでなんとなくツルんでそう。ww


『竜馬がゆく』 で、むつくんが可愛い件
女性と遊んで朝帰り → 朝食中の竜馬にみつかる → かわいい笑顔で誤魔化す 「厚揚げくださいv」
たしかこんなシーンがあったと思うんですが (ほんと むつくんって、自分がカワイイことよく理解してるよね)
むつくんの「坂本さんダイスキ★」っぷりが全面に出ていて萌ゆるなあとしみじみ思います。

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)
竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)


たばこと高杉


久坂 「こらこら~~だめだよ、晋作。こないだ皆で禁煙しようって約束したばかりじゃん。」
高杉 「ああ?!(怒) おれはもう、いーんだよ!ていうか無理 諦めた!だから返せ!」

松下村塾の“禁煙同盟”なる逸話に萌えて。。。 『煙管を折るの記』


久坂・高杉がもし高校生だったら(という腐った妄想)
試験前 久坂は2週間前からコツコツ勉強してるタイプ 高杉は一夜漬けタイプ。だろうな。
師の吉田松陰いわく 久坂は “少年第一流、よって亦、天下の英才たり” なので。
久坂はつねに全国模試とかでも成績上位キープしてそうです。


木戸孝允さん(桂小五郎さん)の孫といえば、木戸孝一ですよ・・・Aきゅうせんぱんの・・・第二次世界大戦の・・・
木戸さんまさか孫が巣鴨プリズンにぶち込まれるとか予想もしなかったろうな・・というか・・・明治の木戸さんが
昭和史の悲劇・・・日本国民のたどる悲劇 敗戦 をしったらどうなるだろう?
連日連夜泣きあかし、仕舞には憤死してしまうかも・・。
なんせ 「人民を愛しすぎて夜も眠れなくなる」 ような御仁ですから。

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最近読んだ漫画など。

w1がサーバー落ちてるようですね・・大丈夫かしら? 
ここ最近おえかき~ず 不安定な気がします。
自分は、きーず以外でラクガキすることが、(ほぼ)ないので
いつか最悪の事態が来はせぬかと、心配せずにいられない。

以下は ここ最近読んだ漫画のラクガキです。




『俺物語!!』 
「たけおくん、まだかなぁっ・・・今日はマフィン作ってみたv よろこんでくれるかなっ♪」
「うおおおおお!!産気づいた妊婦を病院まで送ったり迷子を家まで届けたりしてるうちに大和とのデートの約束時間だ・・・!!大和まってろおおおお!!!」

少し前“この漫画がスゴイ”~少女マンガ編~で挙げられていたので読んでみました。おもしろい!笑った!
全国のブサメンに朗報!男は中身です。外見なんかじゃありません!
人望があって心が清くて硬派であればきっといつか可愛い彼女ができます!!!…という内容だった・


『坂本ですが?』
坂本くんの学生生活が無駄にエレガントすぎるw ていうか坂本君って何者なんでしょう?

以下は山口貴由作品。(再読)
年末から山口貴由ブームが続いて・・・ました(最近下火)。
覚悟のススメ含め、かなり読み直したものが多い。




『サイバー桃太郎』(初期)
山口先生て ポニテ×でかリボン のツーコンボ 好きよね(つみことか)。
サイバー桃太郎はごく初期の作品ですが、
このころからすでに 脳みそ・ぞうもつ・男の裸体 が舞い舞いしております。


『首をはねろ!』
冬珍。破戒僧かっこいいv
「かわいい子おやすみ。」


『銃声の子守唄』  
ミナゴロシ・アモール!!!
なんか既視感あると思ったら、『悟空道』にも同じような子が出てた。

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プロフィール

HN:
トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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