お目当ての三島由紀夫がなかった
のみならず兆民の三酔人~もなかったアアア!なんかこう政治的にうさんくさい(byトーマス・マン「魔の山」)小説が読みたいのココロです
で。ライチ病昂じて画集をひっぱり出す
古屋兎丸・丸尾末広とくれば
ふと
高畠華宵を連想してしまうのも或いは私だけでございましょうかねえ
高畠華宵…大正~昭和期の叙情画家
この方の描く美少年はもう凄いほどの艶っぽさ

前髪の若侍(乱刃・「日本少年」昭和5年)

書生(男だ!!我慢しろ「日本少年」昭和4年)
精悍な相貌としなやかな筋肉・可憐な唇
にしても
「男だ!!我慢しろ」…サブタイトルに感服

美少女も(「少女の国」表紙)
この仔細ありげなまぶたと潤沢な黒い瞳が
こちらに遣す秋波になんとも形容しがたい色気を孕んで

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