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Les Confessions

since 2006,6,17 ~ 
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男子の本懐・・・・・・・城山先生、ご冥福を

歴史妄想絵板のほうでライオン宰相ライオン宰相うるさかったのは

↓の本を読んだためであった

途中、何事か起こって中道で斃れるようなことがあっても、もとより男子として本懐である。
かっっこいいいいいい!!!男前すぎる…!!!


閣僚、野党、民衆、軍部らの反感を買って四面楚歌、いつかきっと殺されるであろう、そんな自覚を絶えず持ち続けながら総理大臣をつとめあげ、予想したとおり東京駅で凶刃に斃れた、27代目首相 浜口雄幸…!
そして日銀総裁を二度もつとめ浜口に惚れ込まれて大蔵大臣に就いたテクノクラート(技術官僚)…これまた暗殺される井上準之助v

使命感に燃えた二人の男の熱い友情、激烈な人生!政治は喧嘩である!!金解禁という、己の信条を行うための。

海外の為替相場に足並みを揃えるために『金(輸出)解禁』という、いわば口に苦い「良薬」的政策をとった浜口内閣。徹底した倹約政策に内閣も軍部もギュウギュウ  で、、個人的に気になったのが、井上準之助が木戸幸一(木戸孝允の孫)に語った内容。
「昨今唱へられる所謂挙国一致内閣或(あるい)は政民聯立内閣は何(いづ)れも軍部を掣肘し統制せむとする強力なるものには非ずして、寧ろ軍部に媚びむとするものなれば国家の前途を思ふては到底賛することを得ず、此上軍部をして国際関係を無視して其の計画を進むるが如きことあるに於ては国家は滅亡に瀕すべし、現政府は微力なりと雖も兎も角も今日あらゆる手段により軍部の活動を制御しつつある次第なり、…」
こういう発言を聞くと浜口雄幸&井上準之助が昭和のご時世には珍しいハト派の改革派ってのがわかりますね。。ロンドン軍縮会議にも出席していたし。
金解禁が、日本の経済的独立ならびに軍縮(経済面から軍部を圧迫する)にまで重要な役割を担っていたということみたいです。

関東軍の増長、そして満州事変で浜口&井上の苦労が水泡に帰す(泣)


暗黒の木曜日が金解禁の導入を助けたのは理解できるんですが日本も世界恐慌の影響を受けてしまうのであまり得な気分はしないですよね…しかも金解禁のあとって必ずデフレなんですかね。そりゃ世論も冷風が吹き荒れますて。



政友会は民政党に冷淡。互いになじりあって、まるで小学生の喧嘩。

老の園公(西園寺公望)あれだけ浜口内閣に入れ込んでおきながらイザとなると犬養毅に鞍替えか…。。ハラクマ(原田熊雄/西園寺秘書)もびっくりの転身の速さ。


う~ん。とてもアツイ小説でした。

先月末ごろ、城山先生の訃報に接しまして…先生の作品をまた読みたくなったのです。なにしろ日本の経済小説界の重鎮ですし。
数年前に『落日燃ゆ』を読みました。A級戦犯・広田弘毅の小説…これも機会あったら再読して感想書きたいです。良い本だったので、お勧めです!

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リンクの件・・

あのーあのー

日に日にチラホラと

拙BLOGにリンクしてくださるかたが

いらっさるようなので … (しんじがたいことに…)




Les Confessions http://tricor.blog.shinobi.jp/
管理人:トリコ

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e78a256392d82272fb9c80ece8aea6fc/1176353818 <バナーアドレス>

↑↑バナ~~つくってみました。
新しい絵描くのメンドイからピーター流用しちゃった。ヅボラだなあ。

じつは以前から作ろうかなぁと思っていたのですが…一方的&消極的たれ流し非交流BLOGのぶんざいで、いっちょまえにバナーなど作るのはちょっと気が引けて
つうか、積極的に宣伝してるみたいで厭ズラ…とか考えていて…

…今日まで伸ばし伸ばしになってしまっておったのですが、リンクしてくださる方がいらっしゃるのならバナーのひとつくらい無いとたいへん体裁がわるい とゆうことに気付きました。

匿名性を活かしたネット世界においてさえ体裁を気にする私、ほんとツマんない人間だ小心者め

まぁともかく、既にリンクしてくださってる皆様、
お手数おかけしますが、宜しければどうぞ使ってやってくださいまし;;m(_ _)m

貼る剥がすご自由にお使いいただければ、と思います。
ご報告は不要ですが一報くださっても構いません。私が喜びます。

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●Lake District●

ラクガキ。ただのラクガキ…(汗)


も少し大きい絵はこっち

ピ ピ~タ~はぁはぁ
実は去年も絵板でこれと同じような擬人化ピーター・ラビットを描きました。懲りない私。

いい年してこんな欲望まるだしの絵描いて(今更)…人様に見せるのもどうかと悩んだのですが…恥ずかしい…もーいいや
(よくない、よくないよ!というか海外のキャラに手出しして大丈夫なんだろうか心配だ。法に触れてたらごめんなさい。)

図書館へ行って児童書コーナー徘徊してたらピーター・ラビットの絵本を見つけて十数年ぶりに没頭
ピーターかわいいかわいいかわいいいいいいいい(*´Д`*)

ベアトリクス・ポターは天才的な腐女子だ!!

アレ、なんか今とんでもない暴言吐いた気がするよ!


Beatrix Potter / Outlet(1985/02)
Amazonランキング:34030位
Amazonおすすめ度:



しかしピーター・ラビットって、殺伐とした物語ですよね…ちょっと怖い。
さすがは野生の世界。
ワイルド・ライフ。
喰うか喰われるか(ピーターの父は人間に捕まってウサギパイにされて食べられました)

余談ですけど、『ムーミン谷』にも恐怖があります…。いや喰ったり喰われたりじゃないけれど、魔術だの占いだの神秘主義だの宗教的なにおいが強くて。

だって、魔女とか飛行鬼とかが、出てきますしね。
ヨーロッパ陰謀史(フリーメーソン、テンプル騎士団、薔薇十字─ローゼン・クロイツ…入団の儀式とか密教くささ満点)…うん、『フーコーの振り子』(ウンベルト・エーコ/イタリア文学)の世界だな。北欧にももちろんそういうのがあった。ヨーロッパは国は違えど地つづきなので、否が応でも文化が似たりよったりになってくる。(だから日本──海上に孤立した国──と違って比較論をすると面白いんだなぁ)

北欧をメルヘンの国と勘違いしてる人は要チェックですよ!ムーミン谷。黒い童話!

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いろは最終話

さっき観て来ましたギャヲ



うえーい…最終回なだけあっていつもより作画きれいでしたね*
以下、感想

☆そ~てつ先生てばそんな!おたわむれを

☆座長キ●ガイなおってよかったね。エノモトさん首に見捨てられた

☆秋月ヘイヘイヘイ~~~洋行?!どこ行くの。

☆おじいちゃん(聖天様)幸せそう

☆坂本竜馬 最期でてくると思わなかったから嬉しい。かっこいいなあ大好きだ


あーあー…

あの、秋月さんの洋行先とかその後が禿げしく気になるんですケド

…明治初期の洋行ってかなーり(つーか滅茶苦茶)金かかるので耀次郎がどうやって資金調達したの、とか(おじいちゃん?おじいちゃん援助してくれた?)

「坂本さんの見られなかった海の向こうを見るゾ☆」
という動機で旅立った耀次郎ですが
結局、帰国後は「洋行帰りの新知識」として
ニコポンとか岩倉使節団のみんなのように政府の官職に就くのかしら とか…
イヤイヤイヤそれでも耀次郎は雄藩(薩摩・長州・土佐・肥前)に旧知がいないみたいだからコネないし、そううまく官吏になれるワケないよね~でも学識があるなら旧制高校とかで外国語の教師くらいにはなれるかしら、とか、耀次郎がもし強く官職を望むのなら、数年ほど地方でドサまわりさせられた後に知事くらいにはなれるかもね、とか


まぁそういうこと考えちゃったよ。

アニメは戊辰戦争終結とともに幕を閉じたけれど

それいじょうに波瀾だらけの時代──明治の幕開けですもの

耀次郎がそのなかでどう生きていくのかが気になりますね。

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ガタ(=山県有朋=陸軍元帥)とか明治天皇は政党政治を毛嫌いしてたけど

わ・た・し・は  大好き 政党政治家



犬養毅、原敬、末松謙澄、高橋是清、桂太郎、伊東巳代治

いぜん描いたけど投稿しなかったやつだ…(スクショ)

あーあ~どっかに『政党政治家《萌》大全~近代日本の群像~(仮)』みたいな

写真入り歴史ムック本ころがってないかなー同人向(^^)馬鹿ですか私

犬養毅や原敬はともかく、ミヨジやニコポン(桂太郎)を政党政治家として強く意識してるあたりが私の歴史知識の偏り具合を証明してる(^ヮ^)ゞ

…はらけー(原敬)日記は近代史研究でもっとも重宝される一次資料。
専門家なら持ってて当然のシロモノ。ハラケー日記、欲しいよんよんよん…

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プロフィール

HN:
トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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