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Les Confessions

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カラマーゾフの兄弟 で 妄想



カラマーゾフの兄弟。
長男ミーチャ、次男イワン、末っ子アリョーシャの3人が食卓を囲んで食後のティー・タイム。


ミーチャ「アリョーシャ…いくら好物だからって紅茶にさくらんぼのジャム入れるのやめろよ~お前ってばホント甘党だよなー」

アリョーシャ「そんなあ。コレ入れなきゃ美味しくなりませんって」と言いつつジャム大量投入

イワン「…糖尿になるぞ…」(ボソ)

アリョーシャ「大丈夫ですよ。ジャム以外は粗食ですから、僕。(神官だし。)」
紅茶を一口すすって天使のように微笑むアリョーシャ。兄2人ちょっとキュンとなる。

アリョーシャ「それよりミーチャ兄さんこそ昼間からお酒ばかり飲んで…肝臓悪くしますよ。僕は心配です」

イワン「放っておけよ。こいつは殺したって死なないんだから」

ミーチャ「イワン…お前はなんてかわいくないんだ…そしてアリョーシャお前はなんて良い子なんだ!!心配してくれて有難うよ。だけど食後のウォッカだけはやめられねえのさ」

イワン「俺のようにコーヒーのひとつでも飲んだらどうだい。頭が冴えるぜ」

ミーチャ「オマエは冴えてるというより冷めてンだよ」

イワンとミーチャ ちょっと険悪なムード

アリョーシャ「まぁまぁどっちでもいーじゃないですか、楽しくお喋りしましょう、ねっ★」(ニコッ)

兄2人ふたたびキュン

こんな調子でつねに可愛い末っ子にほだされっぱなしのイワンとミーチャであった。



三兄弟の常飲する飲み物は何だろう … という妄想
アリョーシャは紅茶派、イワンはコーヒー派、ミーチャはウォッカ派
じゃないかなーとか…なんとなく…そんなイメージです

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春の雪

ココハ、日本史ト 日本近代文学 ノぶろぐデス!!

という意思を表明するためにせっせと文学絵を量産することにしました。
いつまで続くだろう。



松枝清顕と聡子
おまけ★ (プラスα)


そういえば一昨年?2005年?映画化したんでしたっけ。私は観に行きませんでしたが…

三島 由紀夫 / 新潮社(1977/07)
Amazonランキング:6499位
Amazonおすすめ度:



あのー申し訳ないんですけど読了したのが遥か昔なので内容がウロ…(死
(記憶によると)ヒロインであるはずの聡子よりも清顕の描写のほうが、そらーもーそらーーもー美しいのですよ!
そして清顕の美しさにやられた約2名(=本多&飯沼)…ジリジリしたりイライラしたり情緒不安定でしたが、結局2人とも清顕のこと愛しちゃってるんです。
終盤にきて
ずっと固持していた傍観者というスタンスを崩してまで本多が清顕に力を貸してやったのは、愛です!
飯沼が松枝家に関する弾劾記事を書くというあらぬ謀反を起こしたのも、愛です。
愛の反動です!!
みいーんな清顕のことが 好・き ★


という腐女子トークはさて置いて、
三島さんの文学はいつもギラギラして(…)すげえなあと。。比較的 平易タンパクを好む私にはけっこう刺激が強かったりする(けど大好きですよ!綺麗だし耽美で)。

豊饒の海4部作──『春の海』・『奔馬』・『暁の寺』・『天人五衰』
輪廻転生をテーマに掲げた不思議な物語。
『春の海』は第一巻にあたり、20歳で死ぬ清顕が次巻に移行するごとに生まれ変わりを続けます。

清顕の学友である本多は、各巻の主人公(=清顕の生まれ変わった人物)をつねに「傍観者」という立場から見守り続けるんですが、こいつがなかなかスパイシーな人物だったと思います。目立たないながらもストーリーに微妙な陰影を落としているというか。
理性的で醒めた性格なんですが、あるときフッと清顕の常軌を逸した情熱的な精神に同調することがある。そういうときの本多さんは輝いてます。ぶっちゃけ主人公の清顕よりも本多のほうがぜったい良い男だと思いますし、非常に共感を得ました。
蓼科もけっこう好きだったなあ。影のある女ってどうしてあんなに艶っぽいのだろう。

あとは…書生の飯沼…この人が『奔馬』で息子を裏切ったのは『春の海』の反復となっていて…とか、まあ4冊すべて読んで ああ 納得 という気持ちがおこる そんな幽玄な小説です。


ちなみに三島由紀夫は4作目『天人五衰』を書上げた直後、同日の事、自衛隊駐屯地で割腹自殺を遂げています…昭和の世に カップク  はあ。

「転生」だとか「夢」だとか言ってるあたりが三島さんらしさで…三島さんは理性の人を装った精神の人だから…

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ドスト文学の人気に今更おどろきましたよ



アリョーシャ

文学サイトさん…とりわけドストエフスキー文学(ロシア文学)サイトさんから
飛んでこられる方が多くなってきました おお

閲覧者様の需要をちょっとでも満たすために『カラマーゾフの兄弟』よりアレクセイ・カラマーゾフさんを描いてみました。
どうしよ~ドスト文学ブログになってしまおうかなー(^^;まさかこんなにドスト文学が人気あるとは思わなかったわい。

いちおうココ日本近代文学&歴史が中心のハズなんですけど(汗)にしては日本近代文学イラストが少ないような気が;
過去に絵板で描いた文学絵なら沢山あるんですけど、古すぎて見られない絵ばかりで…

(も、もっと文学絵を描くことにしよう。)

以下、腐女子なコメントになるので反転でお読みください。

いやーカラマーゾフで同人なさってる文学サイトさんって多いのですね~!ふ・やはりな思った通りだぜ。こんなにヤオイくさい小説を読んで騒がない腐女子はいないドストエフスキーは狙ってやっているに違いない

ずっと前からそう思ってました。ドスト氏も滝沢馬琴ばりの腐男子ですよ(暴言)

アリョーシャは総受け★イワンはアリョーシャのこと大好きだよね★ツンデレのくせに★ジャコ坊(スメルジャコフ)はイワンに屈折した愛情を抱いているし★美青年カルガーノフの描写が諸事エロすぎ★マクシーモフと結ばれてしまえ!(2人で宿に泊まりとか犯罪です)★

他にも挙げたらキリがないくらいネタに満ちた文学なのですが、森茉莉(森鴎外の娘:日本史上に初めて登場する腐女子)の書くようなヤオイ文学と違って不思議とあざとさが感じられないのは、この小説が「哲学小説」と銘打たれている事、ドスト氏の情熱的な文体にほとんど他意の感じられないこと等、いろいろと理由があるのでしょう。

まあ感じ方は人それぞれです。

それにしても、この小説が日本でこんなにも有名なのは
村上春樹と文学好きな腐女子のお陰ですよね!

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絶望先生アニメ化に絶望した! (ウソです嬉しいです)



マージーデェー?

絶望先生の新刊さっき読んだんですけど、オビを見て初めて
アニメ化することを知りました。やったー
で、大急ぎで祝い絵描いてアップ!雑でごめんなさい。
あと連休中は絵描けないぽいので今ヒマあるうちに描いておきたかった…

絶望先生だと

「人気が下がればすぐ打ち切り、アニメ界の視聴率競争に絶望した!(BLOOD+)(妖奇士)

とか言ってそうです。




つうか気になったんですけど、絶望先生て時事ネタが多い上に実在の人物あるいは作品などを遠回りに中傷することが多々ある上に超☆悲観的な内容じゃないですか。アニメどうなんの?もしくは、どうすんの?深夜か?やっぱ深夜だろうな

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NHKスペシャル「日本国憲法誕生」

昨日(29日)夜9時~放送NHKの「日本国憲法誕生」を観ました・

まあ…右寄りでも左寄りでもなく常識的で当たり前な内容でした が

極東委員会でオーストラリアの威勢がやたら良かった事とか

マッカーサーは極東委員会を無視してちょっとそれはやりすぎだよね~とか

ソ連(とアメリカ)は昔からああなのか…しょーがないなーもう。とか


新鮮な面白みもたくさんありまして、やはり日本国憲法は日本にとって必要だなあ。
特に25条の生存権

すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する

現実的、良識的、そして過不足なく文学的に完成されたすばらしい文章だよね。
この文章を中学校の社会科の授業で習ったとき、軽く感動したのを今でもはっきりと覚えてます。

そーです私は護憲派なのですアハハ!!

という旨のメールを友人Kに送ったところ、こんな返信をいただきました。

ビミョーなところ(憲法25条)が好きだねぇ…。護憲改憲論議なんてほとんど9条関連に集中してんのによー
あたしも護憲派です。完璧中庸、少なくとも左では絶対ないけど平和だい好きっすから。平和だとか民主主義だとか平等だとか、生物として集団として100%達成不可能な概念なんて、そこに向かう恒久的な努力そのものだけが意味を持つんだよ!要は建前が大事なんだよ!建前こそに価値があるんだよ!

護憲派のくせに憲法を「建前」呼ばわりできる大物はあんただけです…Kよ…。




写真は、植木枝盛東洋大日本国国憲案のレプリカです。
(なんで私がそんなモノを持っているのか、とゆうのはヒミツ☆)

ウィキペディアには、“最も民主的・急進的な私擬憲法として知られており…”とあるように、私擬憲法ながらそのリベラルさには驚嘆するばかりです。例えば

第五條 日本ノ國家ハ日本各人ノ自由權利ヲ殺減スル規則ヲ作リテ之ヲ行フヲ得ズ

第六條 日本ノ國家ハ日本國民各自ノ私事ニ干渉スルコトヲ施スヲ得ズ


とかね。殊に第五條、これは「世界で初めて言論の自由を認めた条文」ですから、その自由思想の大きさは推してはかるべし、ということです。

植木枝盛はほんとにえらい。大好き!ハンサムだしさ。(軽薄な女ですいません)

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プロフィール

HN:
トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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