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Les Confessions

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ひさしぶりに

SAI使った気がする

今回、はじめて 線画の色のかえかたを 知りました

グーグル先生に たくさん おしえてもらったよ





ここ数年 精神的に老けこんで、というより人間として退化したような感じで、
進歩する 勉強する ということ自体億劫でたまらない
お絵かきとか、ただの趣味なんだし(ていうかそもそも、人生に必要ない)好きにすればいいじゃん。そーゆうのに労力使うくらいなら本業に身を入れたい(かといって手を抜いているのですが)
というスタンスである。

本読みについても、たとえば学生時代に読んだ本から、常に受けていた感動(人生の妙味とか、不思議とか)が
最近は あまり無い。。読書量が減ったのもあるけど
神経が麻痺しているような感じで、何を読んでも脳に残る知識や感情はごくわずかである

でも感動はしたいので細々と趣味を続けてる、そんな感じ。ようするに日常に不満を抱いているのです。そわそわして、落ちつかない。こまったね。
 

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文学絵。

文学イラストの掲示板絵・過去ログです。かなり古いのもあります;



『山椒大夫』 森鴎外 より 安寿と厨子王

“ 姉はいたつきを 垣衣 ( しのぶぐさ ) 、弟は我が名を 萱草 ( わすれぐさ ) じゃ。”

纏綿なる姉弟愛にはげしく萌える作品です・・・!第2次森鴎外ブーム到来したときに再読しました。

森鴎外の文章は、『読書好きの理系人が無理して小説書いてます』感あふれるところがいいよね。夏目漱石のような文系人の手による文章とは違う味わいがある。具体的に言うと、諧謔(ユーモア)センスが分析的で、おおざっぱなんだけど変なところでやけに緻密。愛とか恋とか大切にしていながら、やや斜に構えているところがある。

芥川龍之介とか寺田寅彦も、鴎外の文章に似てるけど(芥川は東大時代は文科だったけど理系の成績はトップクラスだった/寺田虎彦は物理学者。漱石先生のお弟子さん) 頭脳=理系 趣味=文系 な人の書く小説って非常に好みです。私自身、理系専攻の読書好きなので、波長があうんだろうな。



『マンハッタン・コールガールの日記』 トレイシー・クワン

古典ばかりでなくたまには現代小説を・・と気まぐれに手にとってみた。読後感は・・・う~ん。
■内容■ マンハッタンで高級娼婦やってるナンシーが、彼氏との結婚とか今後の人生設計について煩悶してる小説。もちろんカレシには、自分が娼婦やってることはヒ・ミ・ツ★オシャレでハイソでキャッチーな、ゆるカワモテカワ★愛されガールのエロエロ日記です。(・・・)。

なんかね とても気疲れする小説でしたよ。 作者(トレイシー・クワン)の半自伝小説なんですって?ということは、トレイシーも・・・ゴクリ。



『暁の寺』 三島由紀夫

『豊饒の海』四部作のうち、三作目。ちなみに一作目はこれ
豊饒の海シリーズは、ある人物が輪廻転生を繰り返していく物語なんですけど、巻が進むにつれてどんどん右翼思想が深まっていくところがステキだね!
これこそ三島由紀夫の思想を反映してるのだろうな。2巻の『奔馬』も思い切り神風連の乱とか取り上げていてびっくりしたけれど(昭和のご時世になんとまあ)。
『暁の寺』ではタイの王女ジン・ジャンがめちゃくちゃかわいい。↑の絵はジン・ジャンのつもりです///










追記

ところで今、いつもお世話になっている おえかき~ずさんのTOPが落ちている模様。

4板は生存してるようです。おえかきーずさんに入れなくなって困っている方は、こちらからどうぞ。→ 4板

業者対策なのか何なのか・・・復旧を祈るばかりです。

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去年~今年にかけて描いたコンパイルゲーム絵まとめ

ごくまれに突然お絵かきしたくなる 今は昔のCOMPILEゲームキャラ。

セガに版権売ってからみるみるうちに倒産したけど、ぷよぷよ及びその派生作品(魔導シリーズ等。)(でも魔導物語が先だったのでぷよぷよが派生作品になるのか?)…は今もなおコアなファンから根強い支持を得ています。
かくいう私も十代のもっともヲタクだったころ どハマりしてましたよ。

4時間くらいぶっつづけで えいっ ファイヤー(以下略  したあと寝ると、夢の中でもぷよぷよしてるんだよね。そんな現象に見舞われた方は大勢いた筈。



ぷよぷよ ドラコが一番かわいいいいい!!!
本当に本当に大好きなキャラでした。描きやすいし。
ぷよSUNでは貧乳設定だったけど公式スリーサイズはそんな貧乳でも無かった記憶がある。

以下はDSの絵(Disc Station:コンパイルが3カ月に1度発刊していたPCゲーム収録雑誌)


幻世シリーズは好きを通り越して愛してました。ケモナー好きにはたまらんゲームです。
狐族のファーリンちゃん、猫の民リンシャンやアターホーなど愛すべきキャラが沢山。スケベ犬スマッシュ(主人公)は別格でかっこいい。

ニコ動で幻世のアニメ見つけてしまって胸熱すぎるwwwww


あっぷるそーす 森のクリスマス
クリルちゃん。世界観と音楽が本当に素敵だった!ファンシー!!


ジオコンフリクト ジュラン様~
描いといてなんですが、これ殆どプレイしなかった。難しすぎて。ゲーム音痴なんですよ;
まともに出来るゲームってぷよぷよ位しかない・・・(マリオカートですら逆走するタイプの人間です・・・)


アフターデビルフォース 狂王の後継者 カシス君



さっき調べてみて解ったのですが
DSゲーム、今はネットで買えるんですね。知らなかった・・・
ちょっと自分用にメモ

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明治陸軍もえ。

どこまで大きいサイズで投稿できるか挑戦

って  でか!



各人物の名前↓


うーん。やはり明治陸軍には愛があるな。







文明開化以降の陸軍を扱った小説は、その昔
かなり熱心に乱読したものです  (『坂の上の雲』含め)(あれは海軍だけど)

が、やはり古川薫先生の小説は、
作者の長州人に対する愛情が 群を抜いて深いゆえに、
萌え度がはんぱねーです。
長州人についてのみ着目した場合 古川先生の小説は、
日本でもっとも著名な歴史家である司馬遼太郎の小説よりも、
さらに、戦後から現代まで続く新撰組ブームの種を播いた子母澤寛よりも、ずっと、秀でているように思います。
とくに上記の3部作は・・・(すいません、今勝手に三部作にしましたが)・・

●明治の黎明期を舞台にした、“ちいさい閣下”こと山田顕義が主人公の『剣と法典』にはじまり、

●大好きな師匠・山田顕義のもとで、新設ホヤホヤの軍部を支え強くしていった熱血イタズラっ子・児玉源太郎が主人公の『天辺の椅子』

●さらに児玉と大の仲良しで、腹黒い打算で政界にハバきかせつつも表面上は常に笑顔・“ニコポン”の愛称で親しまれた 桂太郎 主人公の『山河ありき』

これら一連の作品を読んでおけば、まあ。

長州人によって作られた明治陸軍について (おおまかにですが) 把握できるものです。

なんといっても魅力なのは 木戸孝允ー山田顕義ー児玉源太郎ー桂太郎ー山形有朋 この一列だよね!

はー。ほんとうにもゆる。こいつら、かわいすぎ!!

 (脳内相関図で補完) 

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高慢と偏見

『高慢と偏見』/ ジェーン・オースティン


ダーシーさんかっこいいよダーシーさん。

最近めっきり文学作品に触れなくなり(専門に入ってからは理系の本しか読んでない・)といっても少しは、読んでいるのだった。久しぶりに備忘録として感想を認めてみようと思います。

『高慢と偏見』 (最近の本だとプライドと偏見ていうタイトルのほうが多いかも) 何度も映画化されてるけど去年の3月ごろ初めて本で読んでみて、はじめてちょっと衝撃受けた。
タイトルから何となく硬派な(?)、たとえば複雑な人間関係だの、不幸なエピソードだのを想像してたもので(すいません。無知で)

でも実際は

少女漫画度120%だった ていうか作者の妄想がすごすぎてアー!!…だった

なにこのキラキラ、舞踏会とか、お茶会とか、姉妹愛とか恋愛の駆け引きとか そして全てに都合のよい ハッピー エンド

これってぜんぶ作者の妄想(こうなればよいな、という)だと思うの。;
作者自身が、ジェーン(主人公)と同じで つまり読書家で、女性にしては教養がありすぎて、結婚願望がない(と見せかけて実は熱烈な恋愛をしてみたいと切に願っている)  そして若いころ英訳された『若きウェルテルの悩み』に魅せられている…いいのかそれで。これで文豪なのか、イギリスの女流作家わからないWAKARANAI!!



でもね、ていうかね、読んでてすっごく楽しかったね

ほんわかしたよね。こーいう女こどもが喜ぶ小説も、たまにはいいものですね。年とって精神的に軟弱になったからか、余計に。

J. オースティン
新潮社
発売日:1997-08

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プロフィール

HN:
トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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