『高慢と偏見』/ ジェーン・オースティン

ダーシーさんかっこいいよダーシーさん。
最近めっきり文学作品に触れなくなり(専門に入ってからは理系の本しか読んでない・)といっても少しは、読んでいるのだった。久しぶりに備忘録として感想を認めてみようと思います。
『高慢と偏見』 (最近の本だとプライドと偏見ていうタイトルのほうが多いかも) 何度も映画化されてるけど去年の3月ごろ初めて本で読んでみて、はじめてちょっと衝撃受けた。
タイトルから何となく硬派な(?)、たとえば複雑な人間関係だの、不幸なエピソードだのを想像してたもので(すいません。無知で)
でも実際は
少女漫画度120%だった ていうか作者の妄想がすごすぎてアー!!…だった
なにこのキラキラ、舞踏会とか、お茶会とか、姉妹愛とか恋愛の駆け引きとか そして全てに都合のよい ハッピー エンド
これってぜんぶ作者の妄想(こうなればよいな、という)だと思うの。;
作者自身が、ジェーン(主人公)と同じで つまり読書家で、女性にしては教養がありすぎて、結婚願望がない(と見せかけて実は熱烈な恋愛をしてみたいと切に願っている) そして若いころ英訳された『若きウェルテルの悩み』に魅せられている…いいのかそれで。これで文豪なのか、イギリスの女流作家わからないWAKARANAI!!
でもね、ていうかね、
読んでてすっごく楽しかったねほんわかしたよね。こーいう女こどもが喜ぶ小説も、たまにはいいものですね。年とって精神的に軟弱になったからか、余計に。

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