おひさしぶりでございます。
年明けから順調に読書とジム通いができて心身ともに充実しているトリコです。皆様ごきげんよう。
久しぶりに文学ログうp。めっちゃくちゃ旧いのもありますが・・・

『女生徒』 太宰治
太宰って昭和文士の中では “女性になりきって書きました” みたいな作品が比較的多いと思うのだけど
(彼のめめしさを体現してる;)
『女生徒』は割とおきにいりですv いい年の男性が「身悶えしちゃう」とか書いてるあたり
きもちわるいったらありゃしない。
『浅草紅団』 川端康成
思うままに男の人が好きになれて、そして好きになればなったように出来たら、どんなに世間が楽しいかと思うわ。……私は女じゃないの。姉さんを見たんで子供ん時から、決して女にはなるまいと思ったの。そしたらほんとうに、男っていくじなしね、だれも私を女にしてくれないの。 エロチシズム、ナンセンス、スピイド、時事漫画風なユウモア、ジャズ・ソング、女の足──
いい・・・川端康成!
ただ、素材はよかったのに~中途半端に終わったのが納得いかぬ・・・もしこの作品ちゃんと仕上げてたら『伊豆の踊子』より名作になったと思いますよ。とにかく、タイトルよりも素敵な作品ではなかった(汗)

『若きウェルテルの悩み』 ゲーテ
絵はアルベルト、シャルロッテ、ウェルテル
出版当時ヨーロッパで自殺が大流行(…)今なお数多くの作家に影響を与え続ける作品・ やっぱりドイツ文学は良いねv
個人的贔屓な順 : ドイツ文学>>>(越えられない壁)>>>ロシア文学>>>アメリカ、フランスその他
偏りすぎですか・・・(トーマス・マン信者ですから。)

『牛肉と馬鈴薯』 国木田独歩
『宇宙の不思議を知りたいといふ願ではない、不思議なる宇宙を驚きたいといふ願です!』
『必ずしも信仰そのものは僕の願ではない、信仰無くしては片時たりとも安ずる能はざるほどに此宇宙人生の祕義に惱まされんことが僕の願であります。』↑こういうこと言っているあたり国木田独歩はかなりの変人とみた
それにしても私は“哲学的思考”をようやく身につけはじめたころの明治人が好きでたまらない。

『三四郎』 『それから』 夏目漱石
いちおう、三四郎→それから→門 の順で続いてるんですよね。(主人公の名は違えど同一人物と考えてよい、とされている)
三四郎のヒロイン、みね子女史はツンツン☆ミステリアス&キュートな女性v わけのわからん禅問答が売りです。
それからのヒロイン、三千代女史は直向きで健気で芯の強い女性でした。
たぶん漱石先生の好みだと、みね子さんのような利発で大人びた女性のほうがすきなんだろうな。
『虞美人草』の藤尾とかね。
(でも、自分がつくった藤尾というキャラについて、“嫌な女だ”とか、“仕舞には殺す”とか険呑きわまること仰ってましたがwなんなんだよww)
『門』のヒロイン(およねさん)は…、なんかもう可哀そうすぎて描けません。
女生徒
浅草紅団・浅草祭 (講談社文芸文庫)
若きウェルテルの悩み (岩波文庫)
牛肉と馬鈴薯・酒中日記 (新潮文庫 (く-1-2))
それから (新潮文庫)
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