3か月ぶりの落書き。
ずいぶんご無沙汰してしまいました。お久しぶりでございます(て、このセリフももう何度目か解りませんね)
BLOG放置しすぎてTOP記事が広告になっていた。ちょっとびっくりするよね~。
●近況について
言い訳がましい上に、私事ではありますが、
4月に入籍、5月に海外挙式、7月に国内披露宴、… と、多忙を極めた日々を送っていました。
大勢の方に祝福され、うれしいやら恥ずかしいやらありがたいやら、内向的なわたくしも、おっかなびっくり高砂に鎮座しておりました。
披露宴を終え儀礼的雑務を済ませ、すべてから解放された今、「さあ堕落する(できる)ぞ!!」という、怠惰道まっしぐらな自分です。

(↑断じてわたくしではありませんが)ウェディングドレスって見るの楽しいのに描いても楽しくない;
お絵かき久しぶりすぎてSAIの機能わすれつつあります・・悲
●読書について
かねて宣言した通り、今年は明治文壇を中心に読書をすすめております
今年上半期は、もっぱら泉鏡花でした。
活人形、紫陽花、照葉狂言、魔法瓶、天守物語、夜行巡査、外科室、吉原新話、高野聖 etc..
鏡花は作家生命が長かったので作品が多くて読みがいがありますね~^^
高校時代に鏡花にはまって多少齧ったことがあるけど、本格的に読み込んだのは今年が初めてです。
そういえば昔ブログにも何度か書いたことがありました。(
其の① 其の② )
短編もちょこちょこつまみ食いしていましたが、中でも『愛と婚姻』はちょうど私が入籍の時期に読んだためか首肯するところが多かったな。
但(たゞ)愛のためには必ずしも我といふ一種勝手次第なる観念の起るものにあらず、完全なる愛は「無我」のまたの名なり。故(ゆゑ)に愛のためにせむか、他に与へらるゝものは、難といへども、苦といへども、喜んで、甘あまんじて、これを享(う)く。
「妻なければ楽(たのしみ)少く、妻ある身には悲(かなしみ)多し」
結婚の意義はまさにここに尽きると思う。
その他の読書
『ドグラ・マグラ』 夢野久作
日本三大奇書のひとつ。なぜか一部の人から哲学文学として見られている謎な作品・・・いや読み物としてすごく面白かったけれど、ちょっとこれは哲学の分類には入らないよね・・
にしても夢野久作の父親って玄洋社系の国家主義者、右翼の大人物、杉山茂丸なんですね!!
ひえーー(いや今わたし昭和陸軍に嵌っているものだからつい、なんか反応してしまいました)
原点回帰で『坊っちゃん』 夏目漱石
やっぱこういう初期の明るくユーモラスな作風好きだわ 漱石てんてい

『或る女』 有島武郎
大正文学。これほんとにすごい作品いろいろと感心した。久々に精神ゆさぶられた気がします。
実話をもとにしてるんですってね 木部孤笻のモデルが国木田独歩とかMAJIDE?!
あと田川夫妻、旦那さんのモデルが鳩山和夫(@民主党の鳩山ゆっき~のひいおじいちゃん)で…モヤモヤモヤ・・

PR