ここ数日は今後の身の振り方について考えていました。
というのも朋輩の一人が「医療の道はあきらめて、文系に転向するつもりだ」と言い出したのがきっかけでして。
私自身について考えましても、まぁ見てのとおり歴史・文学にうつつを抜かす超文系派な人間なのですが、なぜ理系の道を選んだのかといえば(両親が医療人だった影響もありますが)正直申しますと文系社会で食っていく自信がなかったんでございますね。
今の学部だと卒業して国家資格を取れば、かなりラクに稼げる上に生活も殆ど保障されていますので(…)本当に俗骨の発達したつまらない人間だと自分でも恥ずかしく思います
私とて文系の道を捨てたことについて後悔したことは、一度二度ではありません。
朋輩のこの宣言には大きく心を揺り動かされるところがありました…ので、ここに書き留めておこうといった次第です。
あっでも理系に愛がないとかでは無いです、決して。
化学・生物・物理は大好き。数学はまだ愛薄い…最近ようやく微積分に愛情感じ始めた(汗
絵はクロ高の林田とゴリラ
過去絵。むかし狂ったようにクロ高模写してました

絵の道に進まなかったのを後悔することもたまにあります、が、才能も無い・続けていく根気も無い、なにより趣味としての「お絵かき」を仕事にする気にはなれませんでした。
夏目漱石先生もおっしゃってましたが
たとえ趣味であっても仕事にすれば苦痛を感じる種類の人間なのです。
漱石先生は英語教師を辞め、かねてから趣味として続けていた文筆活動を本職にしたとたん、「絵画」や「謡曲」を新たな趣味として習いはじめたのだった。

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