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もりもり擬人化

筆者、微妙な多忙期に入ったためリクエスト打ち切らせていただきます~


シャワーズ♀

ドードー二人とも♂

ドードー…ふたごどりポケモン…双子…と思案しているうちに
そういえばギリシャ神話でレダの息子のカストルとポルックス
という双子の話があったな、というのを思い出したので
これをインスピレーションにそれらしい双子少年を描こうとしたのですが
直感で与えられたイメージを触媒として良い作品を生み出せるほどの力量が自分にあるか、と問われれば、それは決して無いので
描いている途中に気づいて落胆してしまう(毎度のことですがorz


最初描いてたドードー(bmp)もあるのですが
こちら甚だ意に染まらない絵に仕上がってしまったので
投稿するのはやめたのです。のでこれはスクリーンショット(最近多用している様な)

姉と弟みたいな。

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到来!



・・・ハァ、ハァはぁ!!
興奮しすぎて指が入ってしまったハァ

ううっこれが五千円ぶんの重み!!否、木戸公の人生の重み!!
ああ、木戸さんッ・ハァハァ

上巻が712頁、下巻が811頁と相成ります。総千五百二十三頁。本当に重い


村松 剛 / 中央公論社(1987/07)
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木戸孝允(又の名を桂小五郎)の生涯をこれでもかというほど詳しく調べ上げ、客観的な観察眼で以って分析し、淡々と書き上げた素晴らしい歴史小説・・・小説というより歴史書と言った方が適当かも知れません。
公使ロッシュの報告や幾松の恋文など木戸関連文書を多く収載しており、史料としての価値がずば抜けて高いので。

「逃げの小五郎」などと木戸さんに対する世間の評価が冷淡な気が致します・・
司馬氏の小説などでも扱いがぞんざいですし
木戸さんほどかまびすしく「人民人民」と騒いでいた人民大好き男は
明治政府(初期)に果たして居たでしょうか、居なかったと思います。

ここ最近読了しました『謀叛論(草稿)』 (徳富蘆花)に木戸さんの話題に触れている箇所がありましたので
折も良いことですし、ここに引用させて頂こう

明治の初年木戸は陛下の御前、三条、岩倉以下卿相(けいしょう)列座の中で、面を正して陛下に向い、今後の日本は従来の日本と同じからず、すでに外国には君王を廃して共和政治を布(し)きたる国も候、よくよく御注意遊ばさるべくと凜然(りんぜん)として言上(ごんじょう)し、陛下も悚然(しょうぜん)として御容(おんかたち)をあらため、列座の卿相皆色を失ったということである。

というふうに
天皇陛下に恐れ多い事を具申し奉るなど無茶(当時は)をするのも
ひとえに維新で多く失われた人命と新時代の日本人の為を憂えての事で
木戸さんの一貫して民主主義を主張する姿勢には私もたいへん深く感動しました。

この『醒めた炎』を読むまでは司馬小説の為にあまり印象良くなかったんですけどね。木戸さんに対して。

因みに菊池寛賞受賞作です。
上巻の『癸丑の年』(ペリー来航のことですね)から下巻の『版籍奉還』まで木戸さんの人生をすべて綴った超大作・超力作で長州ファンなら是非是非是非に読まないとなりません!
これを読んだら木戸ファンになること間違いなしですから…!
意に余って言葉足らずですが一等好きな木戸さん(桂さん)主人公の時代小説なのです!

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祭り?

気まぐれに擬人化祭りなど


参加してくださったずーさん、ムさん
心中で拝み倒しております
有難う御座いました(^^)ぜひまたお気軽に描いていってください
他所様の描かれる絵を拝見したくてウズウズしていますので
拙ブログにお出での皆様も気が向きましたら軽くお絵かきしていってくださいねvリクエストのみでも構いませんので(暇人)



ピカチュウ♀

ヒトカゲ♀

ゲンガー♂ピカチュウ♂

自賛のつもりではありませんが単独で見ると拙作なのに3枚並べてみると壮観な雰囲気を醸し出していると
思えてくるのは私の目の狂いですかね。
狂っているのは頭の方かも知れませんが・・・

ダウンロード(bmp)ロコン・キュウコン
上はスクリーンショットです。
久々の投稿エラーでした。

毎回スクショは撮らないズボラ主義でしたが
何か悪い予感がして投稿前に珍しくスクショを撮っておきましたところ
果たして投稿エラーが起きましたので
今回ばかりはホゾを噛むこともなくホッと胸をなでおろしております。

この勘の良さが日頃働けば随分と助かりますでしょうに。

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南総里見八犬伝~其の三~



犬江親兵衛

まだこの子に会うところまで読んでいないのですが;
八犬伝の後半の主役はどうやらこの十にも満たないお子さんのようです。
(前半の主役は犬塚信乃)

犬江親兵衞のモデルになったのは『西遊記』や『封神演義』の哪吨太子なんですってね。

仁義八行のなかで最も徳の高い「仁」を司っていたり、ガキのくせに文武両道だったり、他の七人の犬士と比べると辛苦艱難に見舞われることが殆どない。

不自然なくらい他の犬士より恵まれた環境なのに、「神童」の一言で納得してしまうのは妙なものです。

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つくつくぼーし ばかりなり

暑いですね。



去年の夏に描いた正岡子規(のぼさん)
最近過去絵ばかりアップしてますね・・・すみません;

正岡子規、というと
くれなゐのニ尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
を小学校で学んだ記憶のある人もいらっしゃるかと思います。
この句もすばらしいんですが
やっぱり「つくつくぼーし・・・」とか「馬鹿野郎 糞野郎・・・」で始まる愉快な句が好きだ~と思ってしまうのは
私が俳句の風流などつゆも解らない素人だからでしょう。

私にとって「のぼさん」は
この本と

高浜 虚子 / 岩波書店(2002/08)
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さらにこの本

河東 碧梧桐 / 岩波書店(2002/06)
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によりイメージを成したような気がいたします。
(ブクログ登録したらこういう紹介の仕方ができるのですね・・便利!)

ちなみに著者の高浜虚子(きよさん)、河東碧梧桐(へーさん)の2人は、子規門下の双璧と言われた人たちです。
きよさん、へーさんは2人とも幼馴染で、運命共同体か?ってほどいつも一緒に行動していて何となく漫才コンビ?のようなイメージが(笑)
しかも二人ともドジ!きよさんは特にドジで可愛い。

わが国の近代俳句界の系譜を知る上でも、また子規その人について知るうえでもたいへん勉強になりました。そして、のぼさん・きよさん・へーさんのことがだ~いすきになりました。


のぼさんの一高時代の交友についても少しだけ触れますと

同学年には夏目漱石、秋山真之(日露軍人)、尾崎紅葉、山田美妙、南方熊楠など、その後のあらゆる学界領域で日本を代表する有名人ばかりが見えます
(本当に日本は学歴主義社会で、一高がエリート養成学校の役を成していたのが如実に解りますね。)

いつかこのへんの記事も書きたいな~と思いつつ今回はこのへんで筆を置く。

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プロフィール

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トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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