暑いですね。

去年の夏に描いた正岡子規(のぼさん)
最近過去絵ばかりアップしてますね・・・すみません;
正岡子規、というと
くれなゐのニ尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふるを小学校で学んだ記憶のある人もいらっしゃるかと思います。
この句もすばらしいんですが
やっぱり「つくつくぼーし・・・」とか「馬鹿野郎 糞野郎・・・」で始まる愉快な句が好きだ~と思ってしまうのは
私が俳句の風流などつゆも解らない素人だからでしょう。
私にとって「のぼさん」は
この本と
高浜 虚子 / 岩波書店(2002/08)
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さらにこの本
河東 碧梧桐 / 岩波書店(2002/06)
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によりイメージを成したような気がいたします。
(ブクログ登録したらこういう紹介の仕方ができるのですね・・便利!)
ちなみに著者の高浜虚子(きよさん)、河東碧梧桐(へーさん)の2人は、子規門下の双璧と言われた人たちです。
きよさん、へーさんは2人とも幼馴染で、運命共同体か?ってほどいつも一緒に行動していて何となく漫才コンビ?のようなイメージが(笑)
しかも二人ともドジ!きよさんは特にドジで可愛い。
わが国の近代俳句界の系譜を知る上でも、また子規その人について知るうえでもたいへん勉強になりました。そして、のぼさん・きよさん・へーさんのことがだ~いすき

になりました。
のぼさんの一高時代の交友についても少しだけ触れますと
同学年には夏目漱石、秋山真之(日露軍人)、尾崎紅葉、山田美妙、南方熊楠など、その後のあらゆる学界領域で日本を代表する有名人ばかりが見えます
(本当に日本は学歴主義社会で、一高がエリート養成学校の役を成していたのが如実に解りますね。)
いつかこのへんの記事も書きたいな~と思いつつ今回はこのへんで筆を置く。

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