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Les Confessions

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なんてことだ

今読んでる本が

トんでもない

ミヨジ萌え本

だった



佐々木 隆 / 中央公論新社(1999/07)
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どこの歴史同人サイトでも 伊東巳代治はなぜかカマっぽい

なぜだろう…

政界にも財界にもパパがいっぱいいるから?(死ねよ)

長崎で英語の勉強してたころはただの美少年だったのに政界入りした途端
小悪魔になったミヨたんです☆
ミヨジ見る目が変わったというか
意外なほど腹黒策士たんなのね。マキャベリストなんですね。ハァハァ。

でも、
「どーせボク以外に(次期)総理大臣はいないから☆アハッ」
とか周囲に明言して憚らないとこが、ダメな子です。これは致命的だ…。

伊藤博文の秘書としてメキメキ頭角を顕したけど
性格に問題ありでついに首相になれませんでした。

それにしても、末松謙澄といい伊東巳代治といい、伊藤博文のいわゆる「懐刀」って変人ばかりじゃないですか…伊藤公…ワザとですか?

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右大臣実朝

私の好きな征夷大将軍

右大臣実朝こと源実朝

鎌倉幕府の開祖・源頼朝の次男にして非業の死を遂げた歌人

武骨をこのむ幕府(武者集団)にありながら朝廷に近くみやびを愛する



彼の暗殺によって承久の乱がおこり幕府と朝廷の一大決戦となったのは御周知の通りです。



出ていなば
主なき宿となりぬとも
軒端の梅よ春を忘るな


大意は
「出かけてもはや主人の戻らない宿になろうとも、軒下の梅よ、春を忘れずに咲いておくれ」

暗殺の日の朝、出かけるときに実朝が庭の梅の木を見て詠んだという。
梅の花咲く初春と陽気な長閑さの中に
みずからの死を予言するという一種の不安と闇の伺い見える和歌ですね。


太宰 治 / 近代文庫(1955/00)
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なんだろ…太宰治が書くとなんでも悲壮感が50%増すわ。。。
悲劇のヒロイン(notヒーロー) きゅん
執権・北条氏との確執がまた きゅん
後鳥羽上皇と仲良しさんなのがいいよね(←なんでそう表層ばかり見たがるかな)
(腐女子ですから。)



そーいえば、正岡子規ことノボさんが『歌よみに与ふる書』という俳句界の革新的書物を著したとき、源実朝についてこんなことを言っていた↓

實朝といふ人は三十にも足らで、いざこれからといふ処にてあへなき最期を遂げられ誠に残念致し候。あの人をして今十年も活かして置いたならどんなに名歌を沢山残したかも知れ不申候。とにかくに第一流の歌人と存候。…(中略)…實朝の歌はただ器用といふのではなく、力量あり見識あり威勢あり、時流に染まず世間に媚びざる処、例の物数奇連中や死に歌よみの公卿たちととても同日には論じがたく、人間として立派な見識のある人間ならでは、實朝の歌の如き力ある歌は詠みいでられまじく候。


要するに、
源実朝はすばらしい歌人だったのに若くして暗殺されたのが惜しまれてならない。その当時有名だった歌人などと違って、流行に流されず世間に媚びることもない。これほどまでに人間として立派な歌を詠めるのは、源実朝だけであろう。
と言っているんですけどね、

紀貫之、藤原定家、賀茂真淵…
歌の世界で定評のある人物を、ことごとく通俗に堕すとか現実にありえないことを歌に詠んでいるとか言って批判してぶった斬ったノボさん、これほど批評眼のキビしい人がベタ誉めする源実朝は、歌人として傑出した才能をもっていたということなんでしょう。


正岡 子規 / 岩波書店(1983/01)
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これ、我が人生のバイブルです。

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空前の

さきょうのつけブーム到来か



なぜか昨日の夜から左京之介ばかり描いている

なぜだ

病気か



きっと明日になれば熱も冷めてる  それがワタシ

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メモルと八犬伝



またメモル



THE八犬伝(アニメ)you tubeを観ながら描いたので

服とか髪とか 細かいところ間違ってると思います(すみません)

『南総里見八犬伝』(原作)を読んでいます 長すぎる
私の古文読解力は高校のセンターレベルしかありません
古典文学の原文なんて読めないよバカー(私が)と当初は戦々恐々しながら読んでいましたが、慣れると存外スムーズに読める。それでも集中力はもって80ページ(^^;

今読んでいるのはこういう場面↓(箇条書きでまとめ)

●犬塚信乃、犬飼現八、犬田小文吾は、敵から逃げ切ったあと迷子になってます。
●犬川荘助と犬山道節が仲良く飛び出て行ってしまった(何処に?
●犬江親兵衛は伏姫に誘拐されたあと放置されっぱなしです。
●力二郎・尺八の兄弟は、登場した次のしゅんかん、殺されてしまいました(泣笑)
●ヒクテ&ヒトヨ姉妹は、力二郎・尺八(夫達)の顔を綺麗サッパリ忘れてました
 (夫婦は一年間、会っていませんでした。一年会わないだけで互いの顔を忘れる夫婦!別れの季節です。)


この後、女装の美少年・犬阪毛野が登場します…わくわくしますね!
毛野たまの麗しい女田楽師のあで姿にもわくわくしますが
この美少年が犬田小文吾を誘惑(?)して婚約を迫るのですから
滝沢馬琴は腐男子ですか?
腐女子に親切な古典文学といえる…

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暗夜行路



絵も感想も何かけば良いのか解らないよ志賀直哉


志賀 直哉 / 新潮社(1990/03)
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鬱…

芥川龍之介がこれ読んで泣いた(たしか『歯車』で、そう書いてたと思う)らしいので私も読んだそして泣いた。とくに前編の破壊度っつーか死にたくなる度は最高

文章はね。昔読んだ正宗白鳥の短編に、やや似ている。

和辻哲郎の言う「ヴィヴィッドな」文章ってのがもっとも真を穿っているかも知れない。

和辻と芥川と漱石が、「俺には志賀直哉のような文章は、とても書けない」とか言ってたけど、まさにリアリズムの境地、淡々としてるけど鴎外や寺田寅彦のような茶目は無い。暗いけど太宰のような自嘲すら無い。



私も大山(鳥取)で大自然と一体化したいorz

それにしても、これを恋愛小説という輩の神経が一寸知れないわね

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プロフィール

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トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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