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Les Confessions

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おりじなる

久しぶりにお絵かき







前回の更新からだいぶ時間が経過してしまいました。

最近とにかく忙しくてやることが多すぎてテンテコ舞いで参ってしまいます。

月末に岡山で大きめの学会があるので先ずはその準備を。
(今回はメカニズム解析やってます。T細胞のディプリートと免疫染色)

でも。明日はゲレンデに行ってきます。現実逃避なのは解ってますけども。

あはは…

学会参加する方いらっしゃったら宜しく
(わたくしは、口頭発表でございます…ってここまで言っても個人特定できないほど大きな学会です。ガクガク。)

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研究者の生活




もしも高杉晋作と久坂玄瑞が 生化学系の研究者 だったら


という妄想のもとにエントリを作成してみました。

(史実好きの方にはごめんなさい…)



史実久坂は医者の子だったから理系ぽいな、とは思うんですけど
(オランダ語が激ニガテで、勉強始めてもすぐやめちゃったりとか、文系科目はあんまり得意じゃなさそう)
(でも詩吟はうまいけど)

高杉…高杉はいっとき「おれは文筆で身を立てる!」とかトンチンカンなこと言ってたりしたので
もし現代の大学へ行くことになったら文系コースだったろうな~と

でも今回は二人とも理系・生化学(医学部の基礎研究コースとか 臨床ではなく) ということでお願いします。脳内フィルター

漫画描いてみた






このフィルターのポア(孔)は0.22マイクロなので、それ以上大きい菌はフィルターにトラップされ下まで通過できません。



ろ過した液のんだら激マズでしかもすっぱかった。

ヤクルトの甘みって、菌の産生するグルコース(糖)かと思っていたので当然 ろ液のほうに溶出されると思ってたんですよね(グルコースは水溶性)

だけど違った。

たぶん乳酸菌の細胞膜に存在する糖鎖が、ヤクルトの自然な甘みをつくっていたんでしょう
そのため乳酸菌ごと甘み成分がフィルターにトラップされ、ろ液のほうへ溶出されなかった。

結果 ただのスッパイ液 が出てきた… と (憶測ですが;)



…これ、実話です。(久坂は数日前の私です)


菌と聞くとオートクレーブで滅菌するか無菌フィルターで無菌化したくなるのは

研究する者のサガだと思います…

コンタミはおそろしいですからね!!(泣)


なんだか私事な内容のエントリになってしまいました…
申し訳ありません。。。

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神よ!私を憐れみたまえ…私は戀をしている。

久々の文学絵。ツルゲーネフの『その前夜』






これも、もうかなり以前に読了したのですが…
ドストエフスキー萌えの延長でロシア文学に手を出していたころ読んだものです。

ツルゲーネフといえば、日本では『初恋』が有名ですよね。
たしか、初邦訳は二葉亭四迷だったように記憶しています。まぁ私が読んだのは、沼野恭子先生の訳でしたけど。

ツルゲーネフは生涯通して政治色の濃い作品を書き続けましたが、『その前夜』もそういった作品のひとつであると言われております。

…そうか?と思ってしまいましたけど;

だって政治色が濃くなってくるのはほんとにほんと、終盤以降でしたもの。

それまでは恋愛問答とかエレーナ嬢の 女王様チックなわがまま暴走 っぷりがメインみたいなものだったと思います(言い過ぎ)。

「愛がなくてどうして生きていけよう?だが誰も愛する相手がいない」


↑インサーロフ、シュービン、ベルセーネフ…3人のイケメンからアプローチされまくっているのに こんなコト言ってのけるんですよ?

いいな。ひとりくらい わけてほしい。

という冗談はさておき、

この本を読んで一番違和感を感じた点。

主人公は結局誰なの。

最初はベルセーネフだと思ってました。(悪いけどシュービンは主人公らしい性格ではナイ。)

けど、途中から登場したインサーロフが主役格を横からさらって行ってしまいました。…エレーナの愛も。

で、終盤に至り、初めてこの物語が、エレーナ嬢によるエレーナ嬢のための物語だったのだと気づきました。
なるほど読み返してみると、この作品中でもっとも心理的記述が多いのはエレーナなのでした。

『愛がなくてどうして生きていけよう?だが誰も愛する相手がいない』
突然に何か強い、名状しがたいものが彼女の中に沸き立ち、しきりに外へ迸り出ることを乞うのであった。


↑これがラストへの布石だったのですね。
彼女はインサーロフと恋におち、祖国解放のためにロシアを去ると言うインサーロフについて行った。
しかし哀しいかな、彼の地でインサーロフは病没。残されたエレーナはロシアへは戻らず、生涯を 夫のなしえなかった事業のために費やす運命を選んだ…。

なんか、ジャンヌ・ダルクみたいですね。戦う女性?ってかんじで。

さて、彼女はインサーロフとの出会い、母国からの出奔を経て、自分の中で生きる意味というか、目的を獲得したのです。

籠の中の鳥だったエレーナの人間的成長──作者ツルゲーネフは、これをテーマの一つに据えたのではないでしょうか。

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いつぞや描いた擬人化ピーターラビットを

再び描いてみようという気まぐれから出来上がった絵。



(画像クリックで大きくなります)

この擬人化ピーターラビットは5年以上前から何度か描いています。

もはやオリキャラといったほうがいいかしらん?
自分ちの子、とすら思ってます。
(なにげに拙ブログのバナーもこの子だったりします)

私の嗜好をすべて純化・精製したデザインで欲望と妄想の集大成です。

ははは…恥部を見られるようにはずかしいですが
やっぱり好きなものを描くのは楽しいですね・


目玉焼き描いてたらおなか減ってきました。
ここ数年ほとんどまともな朝食を摂っていないなぁ。

ところでベアトリクス・ポターの画集
いくつか出版されているものの中で一番評判のよいものを探しています。
ちなみに絵本はすべて持っているのですが…やはり改めて画集を手元に置いておきたいなぁと。

本やさんへ行って実際に手にとって見たいんですがそんな暇はないし
(近所に大きめの書店がない)

どうしようかなぁ?

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瓢酒

まとまった時間がとれなくていつも乱雑な絵になってしまいます・・もっと丁寧に描くための時間があればなぁ

でも今週は比較的ずいぶんとお絵かきのための時間を割けた気がします。


高杉晋作さんと瓢酒。

ひさご酒 君が薦めし有様は 目にも耳にも猶残りけり

っていう詩をガタ公(山縣有朋)が残していたのを思い出した。

この詩にいう「君」とは高杉晋作のことです。


ガタと高杉ってそんなに仲良いイメージはない(というか高杉が一方的に見下していた気がする)けど
高杉も何かの気まぐれで山縣に優しくしたときがあったんですね。

普段は無愛想&傲岸不遜で他人を攻撃ばかりしている高杉が
自分(=山縣)に酒を薦めてくれた…

そんなささやかな幸せ(?)を詩にしてしまうガタがかわいい

なんていう腐った妄想で今日も一日が暮れるのだった。

いかん、オタクに内省は不要だわ… 自己嫌悪

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プロフィール

HN:
トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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