でも、冬の朝は好き。

絵とまったく関係ない近況報告なんですが
最近のマイブームは、なぜか茶の湯(w
何をどうこじらせてこうなったのか皆目わからないんですが、
日本橋で簡単な茶器を一式 衝動的に買いそろえて以来、
自宅で抹茶を点てて、その香り高い味わいを楽しんでいます。
茶の湯といっても客もなければ茶室どころか床の間もない
ミーハーかつ自己満足甚だしいたった一人の世界ですが。。。
でも、楽しいですv
副交感神経優位になって夜もぐっすり眠れるようになりました^^
かくいう流れで岡倉天心の「茶の本」を読んでみた。
茶道は日常生活の俗事の中に存する美しきものを崇拝することに基づく一種の儀式であって、純粋と調和、相互愛の神秘、社会秩序のローマン主義を諄々と教えるものである。…茶の原理は普通の意味でいう単なる審美主義ではない。というのは、倫理、宗教と合して、天人に関するわれわれのいっさいの見解を表しているものであるから。…それはあらゆるこの道の信者を趣味上の貴族にして、東洋民主主義の真精神を表している。
この本、はじめ欧米人向けに岡倉天心(覚三)が英語で書いたものを原著者の死後、昭和4年に村岡博氏が日本語訳として出したものだそう。
興味深かったのは、茶の湯の世界と切って離せない関係にある「道教・禅」の概念、そして藝術鑑賞論…
不完全なもののなかに美しさを認め、人生の不可解の中に、少しだけ可能なものを見つけ出そうとする、やさしい企て。それが茶の湯の世界なのだった。

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