おひさしぶりです~気づけば1カ月も絵かいてなかった・・・
『人間の絆』──サマセット・モーム 読みました。

主人公、フィリップ・ケアリの恋人たち。 ミス・ウィルキンソン、ミルドレッド、ノラ、そしてかわいい、サリーちゃんv
えび脚(障がい)がコンプレックスだったくせに恋愛遍歴はやたら華々しいなと思う。このリア充めっ…
熟女、小悪魔、人妻、美少女・・・およそ全てのテンプレート的女性と交際しとるな。
(ミス・プライスがいないのは、私が描き忘れてしまったから。すんません;) (まあ付き合ってなかったしイッカ★)
モームの長編小説を読むのは、久しぶりです。 『月と六ペンス』 以来かな。
個人的な好みでいうと、『人間の絆』のほうが読み応えがあり、おもしろかったです。(無駄に長いともいえます…)
『月と六ペンス』にも言えることですが、モームは絵画・芸術を主要なテーマにしていることが多く(すみません私 芸術方面の知識はてんでダメでかなり読み飛ばしてしまいました・・・) 芸術家とその作品を詳しく知っていれば、とてもたのしい作品だったろうな~
『人間の絆』後半からはスペインの画家エル・グレコのことが散々でてきますが、これはたまたま画集を持っているので、読みながら絵を想像することができてよかったです・
モームに限らず英文学は、事件と会話文が続くのですらすら読めますね。
形而上学的な記述が (欧州他国の文学作品に比べると) 比較的少ないように思うのは私だけですか。
英文学で名作扱いされる作品て、広く頒布されているもの=大衆向け小説=娯楽 であり、“芸術”としての小説 (←これは、一部の知識人向けね) とは、少し方向性が違う気がするんだよね。
※事実、モームは自らをもって“職業的作家”を称していたそうですから やはり、所謂“おもしろい小説”を書く才能には長けているのでしょう。日本では、谷崎潤一郎とかかな。彼も似たようなこと言ってたように記憶します。
今でいう、ラノベ感覚かもしらんね。
『人間の絆』
モームの人生そのものを描いた半自伝小説だそうな。モームのどもり(吃音症)は、主人公フィリップ・ケアリの足の障害(内反尖足)におきかえられている。
コンプレックスを抱いた不器用な人間が、幾度となく人生を遠回りしつつ、生きていることの意義を探そうとする。
印象的だったのは、フィリップの画学生時代の友人であるクロンショーという男からもらったペルシャ絨毯の布端。
その精緻な綾錦、模様意匠を、人生になぞらえるとこは面白かったですね。
今後生きていくうえで、人間はただ、自身の審美感を満足させるように生きればいいのだと。うーん・・・破滅的な悟性だ。。
『人生無意味、したがって何一つとして、言うに値するものは無い。』
というフィリップの独白には 私もずいぶんと勇気をもらいましたが。
おまけ
『カラマーゾフの兄弟』 (なぜか突発的に描いてしまう)
サモワールで沸かしたアツアツの紅茶に、例によって多量のジャムを投入し、
ふーふーしながらちょっとずつ飲む皆の天使アリョーシャたんv

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