
「ちょっと、おろしてよっ! 誰もあんたの世話なんて必要としてないわよ!」
「だーめだめ靴下くらい履かないと。ペテルブルグの冬は越せないぞ」
「……ふ ふん 好きにすれば(ポッ)」
みなしごで乞食少女のネリーたん & 主人公のワーニャ(イワン・ペトローヴィチ)
ネリーたんはワーニャに恋しちゃってるんですよ

だけど素直になれないんですよ

ドストエフスキー, 小笠原 豊樹 / 新潮社(1973/10)
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それは陰惨な物語だった。重苦しいペテルブルグの空の下で、実にしばしば、しかも人知れず、ほとんど神秘的に繰りひろげられる、陰惨で残酷な数知れぬ物語の一つである。大都会の薄暗い秘密の片隅では、愚鈍なエゴイズム、衝突する利害、陰気な放蕩、ひそかな犯罪など、不条理な人間生活が煮えたぎる。それらもろもろの無意味かつ異常な生活の絶望的な地獄絵図……
うーん いや、↑言うほど陰惨な物語でも地獄絵図でもないっす
(じゃあナゼ引用する?!)いえ、あの 客観的に見て とても可哀想な物語ではありますが
それ以前にこれは
ようじょ萌え小説ですから。
ネリ~…!!ハァハァ ドストエフスキーそう来たか!この犯罪者め(←はああーい?)
ネリーたん可愛い!ネリーの乙女心にちっとも気付かないワーニャもかわいいv
ところでネリーたんは ディケンズの小説『骨董店』のヒロイン、ネル・トレントを借りてきてるんですね。はいはい解りましたよ。
隠された出生の秘密に気付いていながら 乞食でありつづけるという
ある意味、そこらの貴族よりも高貴な乞食。プチ・乞食・プリンセス。
そしてワルコフスキー公爵 …最強だぜ…
彼は『罪と罰』で言うスヴィドリガイロフであり『悪霊』でいうスタヴローギンである
愛すべき憎まれキャラ
「すべては私のためにあり、全世界は私のために創られた。(中略)ただ、すべての人間の美徳の根源にはきわめて深いエゴイズムがあることを、幸か不幸かよく心得ているので、どうしようもない。しかも美徳が強まれば強まるほど、エゴイズムもまた大きくなるのです。おのれ自身を愛せよ──これが私の認める唯一の原則ですね。」↑すべては私のためにあり 全世界は私のために創られたですって★
どー考えても さむくてイタい大人です。ありがとうございました。
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