今日の更新はぜんぶ昔の絵です;

死して忠義の~など高杉の残した箴言警句は危険な臭いのプンプンするものばかりでかっこよいですね。
長州人同士の関係についてはこんなふうに解釈しているのですが

クリーム色地…松下村塾の人達
薄緑色地…藩政にかかわってた人達(俗論党は省く)
…われながら偏った見方してたと思う(^^;
モンタは天性の如才なさで毛利敬親から寵愛を受けてた。モンタ、っていう変な名前も藩公から拝領したんですよね(むしろ迷惑だこんな名前)
桂・周布・来嶋さんたちは互いに同僚。周布さんは桂さんの良い相談相手にもなってたみたいです。
高杉は、久坂ともっと仲良くなりたがってたに違いない。(久坂は微妙に引いてたような…)
変人の富永先生ですが、なんと明治期になって小説家の国木田独歩が富永先生をモデルにした
『富岡先生』 という短編を書いているので、長州ファンの方は必見です。
実はこの国木田独歩なる若い小説家は、さまざまな角度から長州および松下村塾と接点を持っているのですが…今回は言及しません。
それにしてもわかりにくい図。
↓もっと簡単に!!
高杉を恐怖しない人間は
松陰先生と、松門四天王の一人・入江九一さん…だったと伺っております

なんで入江さんが…?!といった感じですが、ガタ(山県有朋)の維新後の回想によると
一度高杉が怒り出したならば何人も之をなだめる事が出来なかった。只之を押へるのは松陰先生及(および)同門の入江(九一)だけである。
先生に頭が上がらぬは勿論であるが、どういうものか入江は高杉の苦手であったと見へて、諄々として説き出すといつも高杉はおとなしくなった故に、何か高杉が怒り出すと、吾々は入江に頼んで説いてもらうて居た。えええ~すごいじゃないですか、入江さん!
正直言ってこの回想録を読むまでは、
「入江さんて現存する史料も少ないし、四天王の中ではイマイチ影薄いよな~」
なんて思っていたのですが、まことに考えを改めさせられました(><)
あの高杉を説き伏せられるとはねえ…
高杉、何か弱みでも握られていたのかしらん;
