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Les Confessions

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まだ太宰さんがあった

過去絵あさってたら去年描いた日記絵の太宰さんがワンサと出てきたので
一部晒しておきます


新聞を読む太宰さん
この写真好きv


ヤク中の太宰さん
昭和11年・船橋にて
こわ…なんかもう完璧病んでる人格も崩壊してましたね…幻覚見たり、幻聴きいたり
このころの太宰さんが一番やばかったと思います。
芥川賞のことについて川端康成に超キ○ガイな手紙書いて送ってたけど(笑)
どうしたことだろう…トリップしてたんだろうかwクスリのやりすぎだよ!(アスピリン&パビナール中毒)
川端康成は、さぞぶったまげたことでしょうね(^^;


新婚しあわせ太宰さん
昭和15年・となりの女性は美知子さん(奥さん)
太宰のことが心配でたまらない師匠の井伏鱒二さんは
ムリヤリ太宰を結婚させ、所帯を持たせました。
新婚当初、太宰の人生にしては奇跡的に健康な生活がしばらく続き、その間に書いた小説も奇跡的に健康な内容のものが多い。『走れメロス』とか(正直、この作品はあまり太宰さんらしくないというか、すごい違和感があります…;)

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桜桃忌

今日はうだるような暑さでしたね・汗ふきふき太宰さんのお墓参ってきました。
ああ平日はゆっくり絵を描く時間がない…ので去年の桜桃忌の使いまわしでカンベンな…太宰さん・(^^;


銀座のバー「ルパン」で太宰さん
6月19日お誕生日おめでとう&ご冥福をお祈り申し上げますm(_ _)m
ちょっと気がゆるむとすぐ「命日おめでとう」て言いそうになる。不謹慎

土日は墓参り客いっぱい来てそうだからわざわざ平日に行ったのに…お年寄りが年中ホリデーなの忘れてたぜ・墓まわりは常に老人が十数人たむろしてる状態で、入って行きにくいことこの上ない;

さすがに若い人は数人しか来て無かったですね…平日だし
持参のサクランボ(桜桃忌だからサクランボ)お供えするとき、ギャラリーがざわ…ざわ…(カイジ)して微妙に居辛かったです(^^;
そういえば去年は青森中学校(太宰さんの母校)の学帽だとか、火のついたタバコやなんか粋な物をお供えする人もいたなぁ…今ふと思い出した

去年の桜桃忌に仲良しになってしまったおじいさんが、やっぱり今年も来てまして、一年ぶりの再会を果たしました(笑
来る人は毎年来ますね。はるばる遠方山形県からいらっしゃった老夫婦のお話も伺えました…曰く、学生時代に読んだ『人間失格』がきっかけで両人ご結婚なされたとかv
意外なところで太宰さんが恋のキューピッドに(^^*

私も将来年老いても毎年墓参り行くんだろうか…
それで、若い太宰ファン相手に、青春時代に読んだ太宰さんの小説のすばらしさを滔々と語って在りし日のことを思い出して自分を慰めるんだろうか
それもまた人生…かも…あー眠い。眠いときに書く文章は往々にして恥ずかしい内容でしかも文法無視も甚だしいんだ…ねむい

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いまからクロアチア

みるど。
サッカー気にしすぎて
ガンツの田中星人の頭部が
蹴る対象に

観戦後コメントつけます

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南総里見八犬伝

ゆるゆる読んでます

里見義実(伏姫の父上の若い頃)
序盤の鯉釣りシーン…いもしない鯉を、騙されて釣りに行った(^^
かなまりさん登場しなかったら死んでたよなこの人
英雄なのにどこか抜けてると思うお

ところで、「文学」と「歴史」を別々のカテゴリにしなかったのには理由がありまして…
スタンダールは『赤と黒』のなかで斯く申しております。
「さて、諸君、小説というものは大道に沿うてもち歩かれる鏡のようなものだ。諸君の眼に青空を反映することもあれば、また道の水溜りの泥濘を反映することもあろう。…」
何のこと言ってるかわかりますかね;
実際に小説読んだ方はわかると思うんですが、オブラートに包みながら政治批判してるんですよ。水溜りの泥濘、は、政界の腐敗を示唆してます。

スタンダールの申すように、小説(文学)というのは、時代の投影であり、歴史の痕跡だと思っております。歴史と文学を切り離して考えるのはきわめて不自然に思います…ゆえに両者は同じカテゴリにするべき、という結論に至りました。
たとえば、森鴎外は文学者でありながら陸軍軍医総督であったため、政治的な活動もしてるし、またその内容を小説にもしてますしね。

ただし、スタンダールは同作の中でこうも言っています。
「政治なんて文学の首にくくりつけた石ころみたいなもので…(中略)…おもしろい作り話のなかに政治をもちこむのは、音楽界の最中にピストルをぶっぱなすようなものです。」
文学が政治諷刺を目的としてはいけないと言いたいんでしょうか。

歴史に文学、同じカテゴリにしていても、どちらについての記事か明確にわかるように書くよう心がけなきゃな~(^^;なんかごっちゃになりそうで不安なんだけどね…

あー明日は桜桃忌だから太宰さんの墓参ってきます。

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明治政府

近代史は萌がいっぱい。

児玉源太郎、ニコポン(桂太郎)、ガタ(山県有朋)、俊輔(伊藤博文)、大久保利通さん
明治初年度頃?

こういう歴史同人的な絵は、同人を知らない歴史好きさんにとても嫌われる傾向があるため、内心びくつきながら描いてます本当に;

ちなみに脳内明治政府相関図(一部のみ)を図解↓

大体こんな感じになっています。
・ガタはみんなのこと嫌ってる
・ガタと市は高杉を取り合って喧嘩してた(史実
・モンタと俊輔は「仲良し御神酒徳利」v(司馬遼太郎うまいこと言う)
・木戸さんと大久保さんは明治夫婦善哉
・中村どんは西南戦争で西郷どん担ぎ上げて死んだ
・大久保さんは江藤を処刑

市=山田顕義(維新前は市之允)
ヤジ=品川弥二郎
もんた=井上馨(維新前は聞多)
中村どん=桐野利秋(維新前は中村半次郎)

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プロフィール

HN:
トリコ
性別:
女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

:人生の聖典:
留魂録、葉隠、歌よみに与ふる書、醒めた炎、竜馬がゆく、魔の山、銀の匙、唯脳論、深夜特急、寺田寅彦随筆集

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