
芥川命日につき(去年の河童忌のつかいまわし絵)
墓のまわり人いたから写メとれなかったや…。去年はデジカメで撮ったけどメンドくさいのでアップしません。(なんなの
太宰さんと比べると、墓参り客も格段に少ないですねえ。
あらためて太宰さん人気のすごさを知る!(^^
7月って好きな文士・軍人・政治家の命日が鬼のように多い…暑いと逝き易いのかな~あっ不謹慎ですかすんません
菊池寛の
芥川の事どもを参考に、芥川の学生時代の交友関係をしらべる・と、愉快なエピソードを発見しました。
芥川は一高(今の東京大学)の文科に入学しました。
同学には菊池寛・恒藤恭・松岡譲・土屋文明・成瀬正一・久米正雄など、その後の文学界を負って立つべきそうそうたるメンバーがいたようです。
入学一年目、彼らのクラスは福間先生という人からドイツ語の授業をうけたのですが、このときの授業風景を芥川がエッセイに残しています。
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福間先生は常人よりも寧ろ背は低かつたであらう。何でも金縁の近眼鏡をかけ、可成(かなり)長い口髭を蓄へてゐられたやうに覚えてゐる。
僕等は皆福間先生に或親しみを覚えてゐた。それは先生も青年のやうに諧謔(=ユーモア)を好んでゐられたからである。先生は一学期の或時間に久米正雄(くめまさお)にかう言はれた。
「君にはこの言葉の意味がクメとれないんですか?」
久米も亦忽ち洒落を以て酬いた。
「えゝ、ちよつとわかりません、どう言う意味がフクマつてゐるか──」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんだこいつら!!!(^^^^^^^^笑

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