『歳月』
江藤新平の本 読んでます。

「古着でもかまわぬ。できるだけ上等のを用意してくれ。絹がいい。
…そうだな、大藩の留守居役といった感じの、格好いいやつを頼む(照)」
故郷の佐賀ではルンペン同様の生活で
いつもきたねえ着物を着てた江藤さん
(下級といえど一応、武士なのに・・・)
京都の古着屋で装いを改めて大得意の江藤さんは可愛いですね。
産まれて初めて体験する“絹擦れ”に感動しちゃう江藤さん。
この古着屋での体験がきっかけで、江藤は維新後も“生涯古着主義”を貫き通すのだった。
あのーわたし、江藤さんていえば専ら明治政府でワンワンキャンキャン喚いてた(?)イメージしかなかったんですが。
特に、井上馨に喧嘩ふっかけてるイメージが強すぎるんですが。
志士活動してた期間が極めて短いんですね。彼。
維新後期に突如現れ、佐賀藩を一気に雄藩へと導いた、と。
鍋島閑叟はたいへんにラッキーな殿様でしたね。
江藤という、一粒の真珠を見つけることができたのですから。
しかし江藤さんの排他主義・独善主義はどーにかならんのかい;
ひじょうに生きにくい性格してます。
自分以外の人間が馬鹿に見えてしょうがないと。このへんなんとなく福澤諭吉と似てる。。
まぁ天才だから仕方がないのでしょうが。

PR