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Les Confessions

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やや落ち着いてきました。

最近歴史ばっかり描いていましたがそろそろ(気持ちが)おちついてまいりました笑
いったい、ここ最近の幕末明治熱は何事だったのだろう・・・?笑 
歴史妄想は、楽しいけど、ふと我に返ったとき、「自分いったい何を…」と落ち込んでしまいます。
忘我の境地に至りたいものですな。


逃げの小五郎。。殺伐とした幕末期を回想し思わず殺気立つ木戸さん(桂小五郎さん)であった。

いいかげん明治夫婦描きすぎですね自分^^; でも大好きです夫婦。
これ1か月くらい前の絵ですが・・禽獣園。久米邦武の『米欧回覧実記』と『木戸孝允日記』両方に記載がありましたね。水族館とどっち描こうかな~て思ったんだけど…結局動物園の方。


木戸さんは可愛いもの好きですよね。動物もだけど…子供とか、お花とか。
子供好きすぎて友人知人近親者の子など、見境なくすぐ養子に迎えちゃうので、いつのまにか大家族w
しかも自宅にはニコポン(桂太郎)やら青木周蔵やらそのほか大勢の若者が出入り(ほぼ寄宿)してたので、木戸邸は常に人で溢れかえっている状態でした。(奥さん…松子さん大変だったと思います…)

徳富蘇峰の『明治三傑』を(10年ぶりに)再読しています。やっぱおもすろーい★
司馬御大の『翔ぶが如く』は蘇峰先生の描く“三傑像”を踏襲しているのではないかと思います。

ていうか、おそらくそうでしょうね。

以下 ソホー先生の本から抜粋メモ。大久保さんと木戸さんへの評価。
大久保のごときはいずれの点から見ても男性的であって、男らしき決心、男らしき勇気、いかなる場合においても愚痴をこぼさず、蔭言(かげごと)を言わず、味方から見てはもちろん、敵から見ても実に手強(てごわ)き敵であった。後藤が、「大久保さんに対すれば何やら大なる岩にぶつかったような気持ちがする」と言うたのは、まさにその通りであった。
満身これ漢の中のオトコ、大久保さん。さすがっすカッコイイッス!
ところで↑の後藤てのは土佐の後藤象二郎のことでしょうか?彼もなかなか男らしくて大好きです私。
 しかるに木戸は大物であったことは間違いないが、彼には女性的の要素が多分に含まれていた。彼はややもすれば感傷的になりやすく、往々愚痴を言う癖がある。木戸ほどの大政治家にして、どこやら女学生的の体臭が不用意に発散せられたようである。およそ維新の元勲、諸々の大小政治家中において、木戸ほど人間味の多いものは絶無とはいわぬが、極めて僅少であった。近くは藩主毛利家に対する情誼なども、極めて濃(こま)やかなるものがあった。…木戸は木戸らしい忠愛の情が、自然に蔽うべからざるものがある。

…およそ木戸の交友中、木戸の友誼の厚きに感銘せざるものは鮮(すくな)いであろう。彼は実に一飯の恩も忘れず、また忘るることのあたわざる、温かなる心の持ち主であった。
この一文のあとに、園公の有名な回想「木戸は書生風の気軽な人で、書生に人望があった云々」が入ります。実際は、西園寺は木戸の知遇をうけても(当時まだ若かったので)一緒に仕事することはなかったみたいですが。


おまけ其の①

高杉晋作 ただの手慰み絵 
 
最近ろくな絵描いてないし意識的に練習もしてないのでどんどん描けなくなります(汗
陣羽織てきとう


おまけ其の②



誰だったか失念しましたが誰かの回想録で、

「大久保さんは、それはそれは大変なヘビースモーカー(通り越してチェーンスモーカー)
で、どこにいても煙が濛々としているので、その存在位置がすぐにわかった。」
というようなことを言ってたのが何か面白かったのでww
大久保さん、痕跡残しすぎよ(^_-)-☆

しかし…画力…馬車…(悲)

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トリコ
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女性
自己紹介:
漫画・歴史・文学に無駄な情熱を浪費する可哀そうな腐女子。
趣味は文系、専攻は理系。文理両道目指してます。
近代史妄想が激しい。史実と虚実の混同注意報発令中。

:好きな政治(思想)家:
吉田松陰、大久保利通、木戸孝允、山田顕義、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、伊東巳代治、勝海舟、福澤諭吉、浜口雄幸

:好きな文士:
トーマス・マン、ドストエフスキー、ボードレール、アナトール・フランス、夏目漱石、正岡子規、森鴎外、泉鏡花、徳富蘆花、芥川龍之介、三島由紀夫、寺田寅彦、中勘助、太宰治、織田作之助、司馬遼太郎、滝沢馬琴

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